妹亜美
沙織はエナスの前に進んだ!
俺は沙織に
「沙織!帰るんだ、そいつに近づくんじゃあ無い!何をされるか解らないぞ!離れるんだ…!」
しかし沙織は全員を助ける為に自分からエナスの傍に近寄った…
椎名みずほにのぞみは沙織の行動に視線を向けている
エナスは沙織に
「俺様の言う事を聞くんだな!何をするのは解って要るんだな!」
エナスはベッドに横に成って寝ている亜美を椎名のぞみに
この亜美は邪魔だからとのぞみに抱き抱えてベッドから退かす様に言った!
のぞみは亜美をベッドから抱き抱えて、俺の傍に運んでくれた。
「亜美!俺の可愛亜美…」
エナスは、沙織にベッドに仰向けに寝るように言った!
「皆を自由にするのが先です!!」
「解った!」
エナスは椎名みずほの手錠を外した
みずほはやっと自由になれて少しホットした、妹ののぞみの傍に近寄った…
「お姉ちゃん…大丈夫!」
エナスは沙織にベッドに寝るように催促した。
「沙織止めるんだ!よせ!」
沙織は靴を脱いでベッドに腰を降ろして座った。
エナスは沙織の身体を舐める様に見てから、後ろから沙織のセーラー服の襟からそっと手を入れて胸を触り始めた…
ホントにブラジャーを着けていな
かった事を確かめた!
「止めるんだ!止めてくれーっ!沙織から離れるんだ!!」
沙織は涙を流し始めた…
「約束よ、皆を解放して下さい…」
エナスは俺達に向かって!
全員部屋から出て良いぞ!出るんだ!
俺は「嫌だ、沙織を一人残すのは…」
沙織は俺に顔を向けて哀しそうに呟いた…
「信人…今まで大事にしてくれてありがとう…もうすぐ警察が来ます…亜美ちゃんと仲良くしてね…」
「何でだよ沙織・・・・」
「何でだよ…」
椎名みずほとのぞみは沙織を見て
「吉田さん・・・・」
続ける言葉が出ない…
俺は椎名みずほさんに
「妹の亜美を頼む君たちと一緒にこの部屋から連れ出してくれないか、俺はここに残るから」
「でも・・吉田さんが・・・」
「沙織なら俺が守るから…亜美を頼む!! 」
「お姉ちゃん、早く出たいよ…私怖くて…早くここから出ようよ・・・」
みずほは亜美を抱えて、ドアから外に出た。
「みずほさんありがとう…亜美を宜しくお願いいたします…」
エナスは「お前は残るのか?」
「そうだ!俺の大切な沙織を一人に出来るはずがないだろう!」
「信人…ありがとう…」
「これでもか・・・」
エナスは沙織のセーラー服の裾を少し捲って中を覗いた…
約束通り下着つけて来なかったな!
「武器を隠して持って来られたら困るからな!」
「沙織まさか…ホントか?」
沙織は赤い顔をして頷いた!
エナスは沙織のスカートを捲ろうとした時に…
(今がチャンスと沙織は思って)
沙織が自分のソックスに手を伸ばし中からカッターナイフを取り出した!
一瞬の事であった!!
沙織はカッターナイフをエナスのお腹に向けて刺した!
エナスはお腹が鮮血に染まった!