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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
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信人は公園に着いた、道弘が女の子に抱き着いている姿を目撃して、「何やってんだ!!」


と叫んだ!



道弘が下半身パンツだけなのを不振に思ったからだった。


「信人遅い!お前のズボンを貸してくれ、あずみは意識が無い、しかも身体が異常に冷たいから、俺が温めて要るんだ!!」


「救急車は呼んだのか?携帯電話の電源ぐらい入れろよ!」



「ああ!救急車の手配はしたんだが…携帯電話は取り上げられたんだ!!」



まだ理解出来ていない信人だった!



救急車のサイレントが聞こえて来た♪



「ヤバい!!信人ズボン貸してくれ!!このまま救急隊員に会うのはちょっとヤバイから、頼む…」


「解った!!しょうがないな… 」


信人は自分のズボンを脱いで道弘に渡した。

着替えは自宅から持って来てくれる様に信人は自宅に電話をしたら妹が出た。


「俺だけど、今秋川公園に居るんだが、ズボンが破けたから、急いで着替えを頼む。」


「お兄ちゃん、了解しました!今からズボン届けに行くね」


道弘は信人にあずみを助けた場所に椎名姉妹がエナスに監禁されていることや、椎名姉妹があずみを助けてくれた事を説明した。


「椎名姉妹がエナスに酷い事をされる前に助けてやって欲しいんだ!!」


「解った!!椎名姉妹は俺が何とかする!!」親父にも連絡しなければ!


そこに救急車が到着した

、道弘は大声で救急隊員に向かい!!


「こちらです、お願いいたします!!」


と告げた!



信人は、少しだけその場を離れた…





信人目線に代わります



道弘は救急車に一緒に乗り込んで病院へ向かった…



俺は公園で妹が着替えを持って来るまでの時間に親父に経緯を連絡した。



信人は、今あずみさんは、救急車で病院へ運んだ事や新たに椎名姉妹がエナスに捕らわれて居るから救出してくれてと告げた



「お兄ちゃん!!何処に居るの!?」



「お兄ちゃん?貴方は誰!?」


「イャ〜っ!!」



「お兄ちゃ―っん!!助けて… 」


亜美の叫び声が聞こえた?


「何処だあっ―っ亜美!!」



声がした所に駆け足でたどり着いた!



そこには亜美が自宅から持って来てくれた俺の着替えが紙バックに入って落ちていた…



「亜美〜っ!!何処に居るんだ!」



「亜美っ〜!!!!」


俺は妹が心配に成り、親父達警察が来るまでは待てない…



直ぐにでも助けに行く覚悟を決めた。



まさか…エナスが道弘を付けてここまで来たのだろうか…



偶然妹が公園に来てしまったのは、俺が呼んだからだ、俺のせいで…エナスに連れて行かれたのだとしたら…



道弘に言われた場所にエナスに連れて行かれた妹や椎名姉妹は監禁去れているはずだ、回りは段々と街灯も少なくなり、暗くなる急いで向かった…


「亜美必ず助け出すからな」」


強く決意した…



エナスと刺し違えても亜美は守る!!



何処に居るんだ亜美!!



足元に気を付けながら、目的の建物に近着いた。




二部屋だけ灯りが付いているのが見えた、どちらかの部屋に亜美がいるはずだ…


建物の入り口に付いて、落ちている物に目が止まった!



亜美のお気に入りのヘアピンが落ちていたのを拾った。


やはり、亜美はエナスに捕まり、この建物の中に連れて来られてしまったのか!!


亜美はいつも自慢のロングヘアーを大切にしていた!!去年の誕生日に俺がプレゼントしたヘアピンを


遂に妹の亜美まで…



エナスの毒牙に去らされてしまった…



信人は単身でアジトに乗り込んだ!



果たして、妹の亜美に待ち受けて要るのは…



椎名姉妹は・・・・・・・・



信人はエナスに立ち向かえるのか…



二つの部屋、どっちに妹が居るんだ!?


耳を澄ませてみたが、中から音は聞こえない!


防音が施されて居るのか…中で鳴き声を上げても外に漏れない様に


奥の部屋のドアに手を掛けて、思い切り引いた!


鍵が掛かってなくて、ドアは開いた。



部屋の中を見た瞬間に!!



何なんだ!?これは!!



まず最初に目に入ってきたのは!!少女二人が両手を頭の上縛られて吊るされて居る姿が見えた!


なんて酷い!!



次にベッドに横たわっている白いサマーセーターに黄色ミニスカート姿の亜美を見つけた!?


隣にエナスが・・・・・!!



エナスは俺の姿を見ると微笑んだ!



俺は気持ちが悪くなってきた…


エナスは何と・・・・・


妹の自慢のロングヘアーを撫でながら!!



お前を誘きだす為に、最後のゲストも招待しておいたよ…



最後のゲスト・・・・??



何の事か解らない?



エナスは更に


「今は、まだ知らなくて良い!これを見ろ!!」



妹の首元にサバイバルナイフをちらつかせていた!



「何をするんだ!!止めてくれ…」




「なら、俺様の言うことを全て聞くんだな…」



「解ったから…妹には手を出さないでくれ…」



「流石に、妹には甘いんだな!」


「俺様の目をよく見るんだ!!」



そこで、椎名めぐみが叫んだ!



「駄目です、その男の目を見ては…止めて!」


エナスは椎名姉妹に向かって


「黙れ!!静かにしないと…どうなるか…思い知らせてやるぞ…」


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