椎名姉妹続き
「これだけに着替えなさい!」
「・・・・これだけって何ですか?」
お姉さんの手錠を外して
「早く着替えなさい!」
のぞみはブラウスの上にセーラー服を着ようとしたら…
「俺様の言った事が解らないのか…それだけを着替えろと言ったんだぞ…」
「えッ?セーラー服だけですか?下履きは?スカートは脱ぐのですか?」
エナスはニヤケテ…「バカな事を言うな…ブラウスを脱いでセーラー服をきるんだよ、下履きやスカートはそのままで良いんだ…」
のぞみはホッとした、まさか知らない男に見られたくなかったから・・・
(エナスは内心この姉妹をセーラー服だけの姿にしたかった…裸エプロンみたいに)
のぞみはブラウスを脱いで白いブラジャーが露になった、恥ずかしながら頬を赤くしながら直ぐにセーラー服を着た。
「よし、よし、手を出すんだお嬢さん」
「お姉ちゃん止めてよ…」
「五月蝿いよお嬢さん!!」
エナスは妹を睨んでから、姉の両手にまた手錠を掛けて吊るした!
「うん、セーラー服姿は素晴らしい眺めだ!」
道弘はあずみを抱き抱えて、公園までたどり着いた、直ぐに救急車を呼んだ!
自分のズボンをあずみに履かせて身体を温める為に力強く抱き締めて、自分の体温であずみを温めながら、救急車を待っている。
信人を呼びたいのだが携帯電話を取られて要るので!大きな声で信人を呼んだ!
「信人〜っ!!あずみさんを見つけた!来てくれ〜!」
何回も信人を呼んだ!
「あずみさんは無事だー!」
「信人〜っ!直ぐに公園に来てくれ〜っ!!」
その叫び声は…信人に届いた…
信人は建物の反対側を捜索していた!
今道弘の声が聞こえた?気がして、道弘に携帯電話を掛けた!?しかし電源が入っていない為に繋がらない!?
何で繋がらないんだ?
また遠くから、道弘が俺を呼んだ声が聞こえた!
何か有ったんだろうか?
と思いながら、声がする方に駆け出した!
道弘の叫び声は
「あずみさんは無事だー!」と言っている。
今度はハッキリ聞こえた!あずみさんは無事なんだ、良かった…