椎名姉妹の判断
のぞみは道弘をお姉ちゃんとあずみさんの捕らわれている建物に連れて来た。
部屋の前に着くと
「お姉ちゃん、道弘君を連れて来たよ!」
と言って部屋に入って来た。
お姉ちゃんを見て「何で吊るされて居るのよ…?」
道弘は「のぞみさん、あずみは何処に… 」
道弘も姉のみずほが吊るされて要るのを見て絶句した!
のぞみは道弘に「あずみさんは、ベッドの上よ!私は大丈夫だから、先にあずみさんを直ぐに病院へ連れて行ってあげて!!」
両手を手錠で縛らて吊るされてあるみずほは道弘に言った!
道弘はあずみに近付いて…
「あずみ〜あずみ〜俺だよ道弘だよ解るかいあずみ!」
のぞみは道弘くんに「早く抱き 抱えて病院へ連れて行ってあげて、まだ間に合うから、早く…」
其処にエナスが近寄って来た!!
道弘はエナスを見て絶句した!
「君の携帯電話は俺様が預かるから出しな!このお嬢さんと引き換えだからな」
道弘に向かいエナスは一言言った!
「俺様の気が変わらない内に早くその娘を連れて行くように…警察に知らせたらこのお嬢さん達はどうなるのかは!?解って要るのだろうな?」
みずほは道弘に、何回も「私達の事は良いから、早くあずみさんを病院へお願い−っ、公園に公衆電話があるから…早く…救急車を・・・ 」
涙を流しながら話した…
道弘は「ありがとう…椎名さん・・あずみは俺が病院へ連れて行きます…その後に必ず助けに戻りますから…」
道弘はあずみを抱きしめて部屋を後にした。
エナスは、妹にも「両手を前に出すんだお嬢さん!!」
「エナスさん!妹には酷いことしないで、お願いします!!」
「お姉ちゃん…」
「駄目だよ…お姉さんがどうなっても良いのかな?」
のぞみは、しぶしぶ両手を差し出した!
エナスはのぞみも同じように天井からロープを垂らして両手を頭の上に上げた手錠をかけて吊るした!
のぞみは目頭から涙を流した!「お姉ちゃんには酷い事をしないで、エナスさん」
エナスは椎名姉妹を吊るして、ニヤニヤと微笑んで舐める様に二人の身体を見つめていた…
姉のみずほはブラウス姿だったのでエナスは先程の言葉をまた言った!