椎名姉妹続き
エナスは袋からセーラー服を出した!
お嬢さん…此を着なさい!
姉のみずほは、自分のセーラー服をあずみに着せていたので、今はブラウスだけだったので、エナスさんが親切に言ってくれたのだと思った。
「ありがとうございます。」
「お嬢さん、勘違いしないで欲しいな…そこに眠って居る娘さんは助けてあげよう…外で探している男の子が居るみたいだからね」
エナスはのぞみを見て!
「お姉さんは、君が戻って来るまでの人質にさせて貰うからね…早くあの男の子を此処に連れて来なさい…警察に話したら、お姉さんはどうなるかな…」
のぞみは「私達をどうするつもりなの・・・」
「少しだけ俺様と遊んでくれたら帰してあげましょう」
「のぞみ!お姉ちゃんは大丈夫だから、早く外の男の子を連れて来て・・あずみさんを先に助けましょう…」
「お姉ちゃん、直ぐに帰って来るから待っててね…」
のぞみは、ドアを開けて外に出て行った。
エナスはみずほに再び!
「このセーラー服はそこに眠っている娘だよ、これだけを着るんだ…意味がわかるかい…」
「・・・これだけを着る???」
「そうだ、俺様から逃げた罰だからな」
手を前に出すんだお嬢さん!!
みずほは、まだ意味が解らなか
ったが、両手をエナスの前にだした。
エナスは手錠を出して、みずほの両手にはめた!
「何で!?嫌よ…」
妹が来るまでの辛抱だ…
と言って、みずほの手錠をした手を頭の上に上げた、天井からロープを下げて手錠に結んだ!
「何をするの?止めてよ!」
「少しの辛抱だ!!」
外に出たのぞみは、男の子の声がする方に近付いていた。
(あずみ〜何処に居るんだ〜助けに来たぞ〜返事をしてくれ〜!!)
のぞみは遂に男の子を見つけた!
「スミマセン!あずみさんを探して要るんですよね」
男の子ものぞみに気が付いた!
「君は!あずみを知っているねかい?」
「はい、此方です私に付いて来て下さい、お願いが有ります、決して警察にはまだ連絡しないで下さい!」
「道弘は、何だか怪しい娘だと思ったが、同じ学校のセーラー服を着ていたので、君は!俺の名前は神田道弘だ、あずみのクラスメイトなんだ」
「私は椎名のぞみです、急いで付いて来て下さい…今は… 」
のぞみは話を続けた…