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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
82/101

椎名姉妹続き

みずほはセーラー服のジッパーを上げて脱ぎ始めた。


「のぞみは、何か着替え持ってないかな?」


セーラー服を脱いで、あずみに着せ始めた…



「お姉ちゃん!替えのショーツなら有るから、使って!、ブラウスだけじゃあ風邪引いちゃうよ!」



「私は、まだ我慢出来るから良いの…あずみさんは眠って居るのよ…のぞみも身体をマッサージしなさい!」


のぞみはあずみさんのお腹をマッサージしはじめた!


「お姉ちゃん!あずみさんの身体が冷たいよ…」


外であずみさんを呼ぶ声が近付いて来た。



(あずみ〜何処に居るんだ〜!返事をーしてくれ〜!)


姉のみずほは、この男に希望のチャンスを試したく!

「のぞみ!お願い、あずみさんを探している男の人を此処に連れて来て!」


と言った!



その時に、部屋のドアを叩く音がした。



みずほは、入り口に用務員さんが来たのだと…




「ここは私があずみさんを守るから、のぞみはあの男の人を連れてきて、あずみさんを助けよう…」



「うん、解った!」


「また窓から外に飛び降りるんだよね 」


ドアの外から怒鳴り声がした

「椎名みずほさんにのぞみさん、今からそっちに行くよ…待っててね…」


用務員さんの囁く声が聞こえて来た。


ドア越しに用務員さんの声が!


「無駄だよ!窓からは出れないよお嬢さん…良く見て欲しいな・・・」


のぞみは窓を見たら鉄格子が付いていた!?



「お姉ちゃん!?無理だよ…窓からは出れないよ…」



「用務員のおじさん!お願いします〜あずみさんを助けてあげて!!」



「良いですよ!ドアを開けてくれたら、そのお嬢さんは助けてあげよう…」




みずほは用務員さんにもう一度確認した。


「用務員さん、ホントに約束ですよ…」



「約束しょう… 」



「お姉ちゃん!?用務員さんの言うことを信用するの?私は怖いよ〜…」



「大丈夫よ、お姉ちゃんが付いているから、…あずみさんを助けてあげましょう」



みずほはドアの鍵を外してドアを開けた!



「俺様は、エナスだ!用務員では無いぞ!此れからはエナスと呼んで欲しいなお嬢さん…」


エナスは不気味に喋った!





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