椎名姉妹続き
みずほはセーラー服のジッパーを上げて脱ぎ始めた。
「のぞみは、何か着替え持ってないかな?」
セーラー服を脱いで、あずみに着せ始めた…
「お姉ちゃん!替えのショーツなら有るから、使って!、ブラウスだけじゃあ風邪引いちゃうよ!」
「私は、まだ我慢出来るから良いの…あずみさんは眠って居るのよ…のぞみも身体をマッサージしなさい!」
のぞみはあずみさんのお腹をマッサージしはじめた!
「お姉ちゃん!あずみさんの身体が冷たいよ…」
外であずみさんを呼ぶ声が近付いて来た。
(あずみ〜何処に居るんだ〜!返事をーしてくれ〜!)
姉のみずほは、この男に希望のチャンスを試したく!
「のぞみ!お願い、あずみさんを探している男の人を此処に連れて来て!」
と言った!
その時に、部屋のドアを叩く音がした。
みずほは、入り口に用務員さんが来たのだと…
「ここは私があずみさんを守るから、のぞみはあの男の人を連れてきて、あずみさんを助けよう…」
「うん、解った!」
「また窓から外に飛び降りるんだよね 」
ドアの外から怒鳴り声がした
「椎名みずほさんにのぞみさん、今からそっちに行くよ…待っててね…」
用務員さんの囁く声が聞こえて来た。
ドア越しに用務員さんの声が!
「無駄だよ!窓からは出れないよお嬢さん…良く見て欲しいな・・・」
のぞみは窓を見たら鉄格子が付いていた!?
「お姉ちゃん!?無理だよ…窓からは出れないよ…」
「用務員のおじさん!お願いします〜あずみさんを助けてあげて!!」
「良いですよ!ドアを開けてくれたら、そのお嬢さんは助けてあげよう…」
みずほは用務員さんにもう一度確認した。
「用務員さん、ホントに約束ですよ…」
「約束しょう… 」
「お姉ちゃん!?用務員さんの言うことを信用するの?私は怖いよ〜…」
「大丈夫よ、お姉ちゃんが付いているから、…あずみさんを助けてあげましょう」
みずほはドアの鍵を外してドアを開けた!
「俺様は、エナスだ!用務員では無いぞ!此れからはエナスと呼んで欲しいなお嬢さん…」
エナスは不気味に喋った!