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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
80/101

続き

姉は妹に「用務員さんに迷惑に成るでしょう、私達に気を使って言ってくれた、まで何だから、のぞみは直ぐに調子に乗るからね!悪い癖ですよ」


のぞみはお姉ちゃんに言われて、用務員さんに


「ごめんなさい、私調子にのって用務員さんに失礼な事を言っちゃいました」



エナスは二人に微笑み



「いや、本心からだよ、椎名みずほさんにのぞみさんは、立派に生徒会の仕事をしていたから、私からのご褒美だと思って、自宅まで車で送りますよ」



妹は姉のみずほに「ほら、用務員さんも、ああ言って要るんだからお姉ちゃんも用務員さんと一緒に帰ろうよ」


姉も妹の言う通りにしょうと


「用務員さん、お言葉に甘えて、宜しいんですか?」



「わあ〜い、用務員さんと一緒に帰れるんだね♪」


「はい、では参りましょう」


3人は図書室を後にして、玄関から、職員駐車場へ歩いて行った。



エナスは用意した黒のワゴン車のドアを開けて椎名みずほとみずほ姉妹を車に乗せた。



遂にエナスは獲物を手に入れた…



「お嬢さん達姉妹は可愛いね」



妹ののぞみは

「用務員さんたら、お世辞が上手いんだから!誉めても何も出ないからね」


と茶化した!



エナスは内心で(君達二人を頂きましたよ)と囁いた!


「喉が渇いていないですか、これでもどうぞ!」



缶ジュースを二人に渡した!


「ありがとうございます、丁度欲しかった処だったんだよね」


姉のみずほは妹に言った!!


「私も図書室でパソコンの資料作りで喉が渇いていたの飲み物欲しかったんだ、用務員さんありがとうございます!!」



二人はお礼を言って缶ジュースを飲んだ。



「美味しいね♪お姉ちゃん」



「うん♪用務員さんありがとう」



ジュースを飲んだ姉妹はしばらくすると眠気がしてきた。



「お姉ちゃん、眠くなって来ちゃった、着いたら起こして…ね・・・」


妹が先に眠ってしまった。


「あ〜っ!ダメ私も眠く…成って…」


遂に姉も眠ってしまった。



エナスは「椎名さん!家に着きましたよ、起きて下さいね!」


と二人に声を掛けた!



しかし姉妹は熟睡中であって、呼び掛けには全く反応しない。



車は、エナスの新しいアジトに到着した。其処はあずみが捕まって居る近くの建物だった。


姉妹に待っ運命は…

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