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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
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あずみ2

アジトに居るエナスは道弘からの返信メールを受け取った。



画面を見て・・・ダメだ、あずみはお前には渡さない!


エナスはあずみを自分の物にすると決めた!


道弘からのメールを無視する事にした。



シャワーを浴びにお風呂場に入った切りまだ出て来ないあずみが心配になり、お風呂場に様子を見に行ったら・・・



あずみがシャワーの根元にセーラー服のリボンを結んで短い16年の生涯を閉じていた…



エナスはあずみを抱き抱えてベッドに運んだ!



あずみ、君は俺様のお嫁さんなんだ、死なせるものか…

ずぶ濡れのあずみに直ぐに蘇生の為に胸部圧迫を行った、1、2、3、4・・・20、そして人工呼吸をして息を吹き込んだ、また胸部圧迫を繰り返した…



あずみは心臓の心拍数が戻った…


呼吸が始まった…



無事に息を吹き還した!



エナスは微笑んだ!

あずみ君は俺様の物だ、俺様のお陰で息を吹還したのだからな…

丁寧に髪の毛や身体中をタオルで優しく拭いた!


髪の毛もドライヤーで優しく乾かして、あずみのトレードマークのツインテールの髪型に髪をシュシュでまとめた!



しかしあずみは・・・



一時間経っても…


二時間経っても…



あずみの意識は戻らなかった…


エナスは意識の無い、あずみにウェディングドレスを着せた。


何時までも意識の戻らないあずみを見続けたエナスは・・・




ベッドに眠る美少女あずみに「お嬢さんの大切な物を一つ頂くとしょう!」



と言って、あずみが16年間大切にしていた物を奪った!


遂にエナスは眼を覚まさないあずみを見捨てた!


エナスは、あずみからウェディングドレスを脱がしてベッドに横たわらした…



もうお嬢さんには、俺様の用は無くなったんだよ・・・



意識の戻らない娘には興味が無くなっていったいエナス・・・




この男は普通の人間より数倍熱しやすく、冷めやすい性格の持ち主なのだ・・・



まだゴールデンウィーク前の季節…夜に成ればかなり寒くなる…



何も着ていないあずみは、多分!朝までには冷たく成って要るだろ…


エナスはあずみを見つめて思った、次の獲物を見付けよう…今度は2人を同時に…と思っていた。



あずみの運命は・・・・



連絡の無い事には…探し用のない、信人と道弘は・・・どうするのか…





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