つづき
「信人、俺どうしたら良いのかな?芦屋警視に報告しなければ成らないよな!」
「親父には、俺が連絡するから、道弘はエナスにメールを返信しろ、俺たちにはあずみさんを助け出す時間がない…」
信人は親父に事の明細を連絡した。
道弘はどの様な内容にするかを悩んでいた!
最初に届いたメールから、既に1時間30分は過ぎていた。
いや、今の画面を見ている限り採血はされていない見たいだった・・・
エナスにあずみは無理な要求をされているんだ!
何故!?最初の目的から変わったのか?
信人は親父に報告を済ませて、道弘に話掛けた。
「悩んでいる、時間がないぞ!」
解って要るんだが!どう返信して良いのか見当がつかない道弘だった。
信人は道弘に
あずみさんを助けて下さい、俺が代わりに何でもしますから。と打って見たらとアドバイスしてくれた。
仕方なく道弘はエナスに返信した。
(お願いいたします。エナスさん、あずみを助けて下さい、その代わり俺に出来るだけの事はしますから、あずみを助けて下さい、いま何処に居るのですか?教えて下さい、お願いいたします。)
道弘は返信ボタンを押した。
「今はあずみの身の安全だけを考えて返信した!!」
「道弘の考えは俺にも良くわかる、今はエナスにあずみさんを助けて貰うしか方法が無いからだ」
「あずみ、大丈夫だろうな!彼奴に酷い事をされていないよな…」
信人はあずみと道弘の2人を会わせて挙げたい気持ちを…エナスに・・・
何処に居るんだ…あずみ…