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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
70/101

つづき

「私なら…何時までも助けが来るまで待ちます…」



「お嬢さんは解って無いんだね…二時間過ぎるとどうなって終うのか・・・・」



「私…二時間過ぎるとどうなれの・・・・」



「お嬢さんは今から採血するんだよ・・・ゆっくりと身体中の血液が無くなって行くからね…だから、二時間過ぎると、命に関わってしまうぞ・・・」



「イャ〜ッツ!」



泣いても…叫んでも良いぞ!!


エナスは道弘にメールをした、画像を添付して・・・・




「お嬢さん、今メールを送信したぞ…早く彼が助けにくる事を祈って居なさい!」


「イャ〜っ!!何でも言うことを聞くから…お願いいたします…助けて下さい…家に帰して…」



「駄目だよ、お嬢さん…俺様の活力源のメインディッシュ何だから!!、俺様は生まれ変わるんだからな…ワッハハハハッはハハハッ・・・

また30分経ったらお嬢さんに逢いに来るよ…」



エナスは部屋から出ていった…あずみは腕から採血去れたまま取り残されて…



道弘にエナスからのメールは、届いていなかった…



何故なら…あずみの携帯電話は芦屋警視が捜査本部の鑑識に持って行ってしまったから…道弘には助けてのメールは、届いていなかった…





捜査本部ではあずみの前のメールや添付された画像の鑑識が行われて、監禁場所の特定と保護を第一に進められた。



鑑識の担当者は新たにエナスから、発信されたメールを見落とした…。




一方道弘と信人は別の救出方法を考えていた。



信人は道弘に「俺が、内のクラス委員長を助けた、建物が怪しいと思うんだが?今から行って見ようと思う、一緒に行くか道弘?」



「解った、此処で待って居ても、不安な気持ちは解決しないから是非とも行くよ」


信人と道弘は捜査本部の刑事に自宅に戻るからと嘘をついて、二人で沙織が監禁されていた建物に向かった!


信人目線に成ります!!



俺の自宅に道弘を案内して自宅に帰った、刑事には嘘はついていない!


携帯電話のメールや着信には別に変わった履歴は無かった!



道弘は信人にあずみの携帯電話を警察署に預けたままなのが気に成るんと俺に言ってきた。

「もし、エナスから、いや!あずみから、メールや電話が来たら、俺は責任取れないんだよな?」


「確かにな、お前今のセリフ文章に成って無いぞ?」



「意味不明でワリイナ!俺はかなり動揺しているんだ!今からあずみを助けに行くんだけど、彼女はエナスに醜い事をされてはいないだろうかと…」



急いで現場に行くからな!自転車に乗り二人は沙織が監禁されていた建物に向かった!



俺は親父にあずみの携帯電話について連絡をした、「またエナスからメールや連絡が有るかも知れないから、電源を切らないで欲しい」

と話した。



親父の芦屋警視は「解った!鑑識に話して置く」


と言ってくれた。


俺達は、沙織が監禁されていた建物に着いた。



入り口は開いていたので俺と道弘は中に入って、俺は二階を道弘は一階の部屋を捜索した。


俺は叫びながら部屋を一つづつ探した。

「あずみさん〜居たら返事をしてくれー、喋れ無いなら音を出してくれ〜」



一階からも道弘の声が聞こえて来るが、あずみさんの声は聞こえない!余りにも静か過ぎる!!



二階を一通り探して俺は道弘の居る一階へ降りた。



「ダメダメ、何処にもあずみは居ない…」



手を横に振り、がっかりしている道弘が可哀想に思えた!


その時、携帯電話の着信音が鳴った!



確認したら、親父からだ!

直ぐに電話にでたら…



「信人、今すぐに道弘と此方の捜査本部に来るんだ、エナスから、メールが届いて居たんだ!緊急を要するに内容が有ったんだ、解ったな、二人は直ぐに捜査本部に来るんだぞ!」


「解った、二人でそっちに向かう!!」


電話を切った。



「道弘、緊急事態だ、捜査本部へ向かうぞ、エナスから、メールが有ったみたいだ」

道弘は、不安が増大した

「解った!」

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