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つづき
いきなり、宅配便の人に手を捕まれて、ベッドに押し倒された!?
「おとなしくしろ!!」
低い声で男は喋った!
「貴方は誰なんですか?ここはどこですか?」
「おとなしくしろ、俺様はエナスだ!」
エナス…!エナス…??
委員長の言った言葉を思い出した!?
確かに茜は一連の失踪事件の容疑者の名前がエナス…と言っていた・・・
まさか!?・・・
この宅配便の男が・・・エナスなのかな・・・
だとしたら・・・
早く逃げなくちゃ…あっ…
私が次の犠牲者になっちゃうょう…
どうしょう?頭がパニックに成りそうだ…
あずみは焦り出した…
男の顔を覗き見た・・・
私を薄ら笑いで見ていた!
怖いよぅ〜……
「お嬢さんの名前は岬あずみって言うのか?」
男は私の名前を知って要る!どうして!?逃げなくては…
全身が震えている・・・・
恐怖が全身を駆け抜けている・・・
「もう一度聞くが、お嬢さんの名前は岬あずみだね」
軽く頷いた!
あずみは頷くしかなかった、黙ったままではこの男に何をされるか…
怖いよぅ・・お母さん助けて・・・
お父さん助けに来てよ…
あずみは只助けが来てくれる事を祈った…