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少年の選択
芦屋信人の目線に成ります
芦屋信人はまだ病院で休んでいる。
体と心の傷が癒されていなかった…
委員長は今頃何してるのかな?学校でクラスメイト達と事件に就いて喋って要るんだろうな!
まさか!容疑者に監禁されて要るとは、この時には思っても見なかった。
信人は時間をもて余していてマンガ本を読んでいた…
そこへまだ小学生の1、二年生位の女の子が手にスーパーの袋を持って病室に入って来た!
「お兄さん、芦屋って言うんだろう」
女の子は俺の名前を呼んだ!
「うん、そうだよ」
「あのね、お姉さんに頼まれたの、これ、お兄さんの落とし物だから、届けてくれって」
「お姉さんって、どんな娘だったの」
「髪の毛がね、肩までのびた素敵なお姉さんだったよ」
一体誰だろう、クラスの誰かの舞いかな?と思った。
「じゃあ、ちゃんと渡したからね」
女の子は俺に袋を渡すとさっさと病室から出ていってしまった…