連鎖的犯罪2
「それから、謎の人物に薬を嗅がされて、気を失ったんだ、眼が覚めたらこの病院のベッドに居た」
「良く解ったよ、信人は犯人の特徴を覚え要るか?」
「月明かりだから、はっきりとは解らないが、身長は170センチ位で、痩せていたような感じがする」
「もう一度確認するが、その謎の人物は喋ってはいなかったのだな」
「ああ、俺は言葉は聞いていない、だから、謎の人物が男なのか女なのかは解らなかったし、年齢も解らない」
「そうか、手間を取らせたな、今はゆっくり休みなさいまた後で来るからな、お母さんにも電話したから、時期にここへ来るからな」
「親父、必ず犯人を逮捕してくれよな、俺たちが安心して要られるように、頼んだぜ!秋吉さんの仇を取ってくれよ!」
信人は涙を流しながら親父に頼んだ!
「ああ、一刻も速く犯人を検挙するからな、信人は安心しなさい」
信人の親父こと芦屋警視は急いで病室を出て行き、捜査本部に向かった。
一方委員長の吉田沙織は自宅に戻っていた、事件が気になり、学校処ではなかった!
部屋でパソコンを開いて、昨日の事件について調べ始めたら…
また偶然にあのホームページに繋がった!?
しかも…
赤い建物の部屋が写し出されていた…
ベッドに横たわっていたのは、飯塚ことみさんだった!
更に同じ部屋に知っていた人物を見て、身体中に寒気が走った・・・
芦屋信人くんが居たからだった…足を鎖で繋がれて、縛られていた。
全く動いていない、気を失って要るみたいだ…