監禁3
芦屋警視はドアを開けて中を見渡した!
やはり、誰も居なかった。
奥の部屋を探すぞ!
女性捜査員がドアの前に立つと中からうめき声が聞こえてきた。
「慌て私沙織です、信人くんかなの?」
女性捜査員はドアに手を掛けたら、電気を感じて、「痛い!!」手をドアノブから離した!
芦屋警視は、この手の込んだ装置に詳しい捜査員を呼んだ。
「犯人は我々捜査員が来ることを予想していた様だな」
捜査員がドアを調べたら、「芦屋警視!家庭用の交流電気がドアノブに繋がれているだけです」
と私に教えてくれた
捜査員は、てきぱきとドアノブを外して、ドアが開いた。
私は部屋を覗いてハットした。
何とベッドにはスクールキャミソールを身に付けた下着姿の少女が横たわっていた、それに鎖に繋がれて目隠しをされて、手を後ろに縛られた信人が居たのだ!
私はまずはベッドの少女に近付いた!?やはり、腕や足首の辺りに注射針を刺した後が見つかった。
それにパンティを履いていない、少女の局部からは血が滲んでいた、犯されてしまったのかと…この前の少女と同じように…
残念ながら、彼女は息をしていない、身体も冷たくなっていた。
捜査員が「少年は意識は在りませんが生きています」
私はホット胸を撫で下ろした、救急車の手配を部下に命じてから、信人に近寄った。捜査員によって鎖は外されたが、信人に意識が無い?
手足を解放して、私は信人に声を掛けた!
「信人確りしろ!俺が助けに来たぞ、パトカーには沙織さんも居るぞ」
信人の頬を二回叩いた
「うっ-つ」
小さく唸り声を出すが
まだ起きない!
私は、信人をそのままにして、部屋を見渡して、捜査員に指示を出した
「まだ犯人は、近くに必ず居るぞ手分けして捜索に当たれ、半径10キロ圏内の道路に検問をはれ…」
次々と指示をだした。
救急車がつき、信人と少女が病院に運ばれた。