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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
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監禁2

パトカーの後ろに私は、芦屋警視と捜査員に挟まれて座っている。


芦屋警視は、私に信人くんからのメールの内容を聞いてきたので私は、信人くんから預かっている、携帯電話を開いて、送信メール画面を出した。



「この画面の内容が信人くんからのメールです」


と言って、携帯電話を芦屋警視に渡した。


芦屋警視は、送信メール画面を確認したら、「やはり、これは罠だな」


と小さく呟いた。


私は、その声を聞いて震えを覚えた!



「吉田さん、やはり、このメールは君を誘い出す為の罠だと思うから、君をパトカーから降ろす事は出来ない」



「後の事は我々警察官がやるから心配しないでいて欲しい」



芦屋警視は捜索本部に連絡をして、若い女性捜査員や応援を頼んだ!



私は、これから大捜索が行われて芦屋信人くんや飯塚ことみさんの救出が行われて行く事を願った。



パトカーは目的地の赤い二階建ての建物に近付いた。


パトカーは、目的地に着いたのに、車から降りようとしない?


私は、芦屋警視に聞いてみた!


「何故!?車から降りて捜索に行かないんですか」


すると芦屋警視は教えてくれた、



「今は、応援の捜査員がここに着くまで待機なんだ、色々と得意な捜査員も要るもんだからな」


と応援が来るまでは待機すんだと教えてくれた。



私は、一秒でも早く信人くんや飯塚ことみさんを助け出して欲しいのにな・・・


しばらくすると、応援の捜査員達がきて、一斉に赤い二階建ての建物に入って行った。


☆ ☆



ここからは、芦屋警視目線に成ります


芦屋警視は、女性捜査員に吉田さん役をさせて、建物に入って行く。



女性捜査員は、ドアの前にくると、



「私沙織です、芦屋くん中に要るの?」


と大きな声で告げた!



中から返事がない!?



今度は、芦屋警視が静かにドアを開けて中の様子を見渡した!




誰も居なかった。




「よし、別の部屋を探すぞ!」


二階に向かった!



二階には、大きな部屋が二つあった。



手前の部屋のドアの前で女性捜査員は同じように

「沙織です、信人くん中に居るの?」

と話し掛けた!



しかし中から返事がない!?

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