表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
30/101

監禁

委員長は俺に成り済ました謎の人物からのメールを頼りに、赤い二階建ての建物に向かって朝の清々しい日射しを浴びながら歩いていると、携帯電話に着信音を知らせるバイブレータが振動した。


沙織は、芦屋信人の携帯電話を今持って要るから誰からなのかと、送信者の名前を確認したら、芦屋くんのお父さんからだった。



ホッとして、芦屋くんのお父さんは、私がこの携帯電話を持って要るのは知って要るからと思い電話に出ると


「おはよう、信人の父親だが、吉田沙織さんですよね、あれから息子の信人から、何か連絡有りましたか?」


沙織は、何と運命に恵まれて要るんだろう!!この電話で最悪への運命が変わろうとしていた。



「おはようございます、昨日の夜中に信人さんからメールが有りました、此れから指定された、赤い二階建ての建物に向かっている途中なんです」


「吉田さん、落ち着いて聞いてくれないか、君が向かう建物には、罠や危険が待ち受けている可能性がある、私が今から君の処まで行くから、一旦自宅で待って居なさい、解ったかな!」

沙織は、自分の行動に怯えだした。


簡単にメールを信じてしまった事に…


急いで来た道を自宅に向かい戻っていった!


自宅が見える処まで来ると、警察官が何人か乗ったパトカーが既に家の前に停まっていた。


私が近付くとドアが開いて刑事らしい私服の男性が車から降りて、私に向かい挨拶をした。



「おはようございます、私は芦屋信人の父親で芦屋仁警視です、吉田沙織さんでしょうか?」


と言って、警察手帳を見せてくれた、私はその手帳を確認した、確かに警視芦屋仁と記してあった。



手帳から、芦屋警視に視線を向け直してから


「おはようございます、直人さんのクラスメイトの吉田沙織です」


と挨拶をした。


すると玄関から、母と警察官が出てきた。



母に向かい、芦屋警視は挨拶をした。


「おはようございます、今回の捜索本部の芦屋警視です、娘さんをしばらくお借りします」


芦屋警視は、母に詳しく説明をした、母には娘さんは警察で必ず責任を持って保護しますからと安心させてから沙織をパトカーに乗せた。


母は、私に「警察官の邪魔をしては駄目ですよ」


と言って見送ってくれた、母は、私の身の危険は心配して居ないようだ?

刑事ドラマの見すぎなのかなと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ