連鎖4
芦屋警視は秋川公園での捜査を引き続き手掛かりを見つけるまでするように捜査員に指示をした。
「どんな小さな手掛かりでもいい、被害者に繋がるものや、犯人に繋がる些細なものを見つけるんだ!」
芦屋警視は捜査員に大きな声で再三に渡り激を飛ばした!
芦屋警視は携帯電話を取りだし、息子の携帯電話に電話をした、勿論相手は吉田沙織が電話口に出た。
「もしもし、夜分済まないが私は芦屋警視だ、あれから、息子から吉田さんに連絡は入りましたか?」
沙織は、突然芦屋くんのお父さん、今は事件の捜査本部にいる芦屋警視からの電話に(芦屋くんに何か在ったのか?)と不安に成った。
「はい、吉田沙織です、まだ信人くんからは、何の連絡も在りません、信人くんに何か在ったのでしょうか、私・・・凄く心配なんです」
芦屋警視は、沙織の心情を察して
「いや、まだ信人は発見出来ていない、捜査員を総動員して、探しているから、君は心配しないで大丈夫だからな、直ぐに見つかるからな」
続けて芦屋警視は
「だから、君は絶対に自宅からは出ないように、信人を発見したら直ぐに君に知らせよう」
と安心させる様に電話で話した。
一方…解らない…
頭がズキンズキンする?
俺は一体…解らない…
辺りは真っ暗であった、
ここは、何処なんだ?
俺はゆっくりと意識を回復してきた。
それに伴い目が暗闇に慣れてきて辺りがボンヤリと見え始めた!?
どうやら、部屋に居るみたいだ!?
ベッドが見えた!
誰かがベッドに横たわって要るのが解った。
しかし、手足の自由が効かない、手は後ろで縛られている、口はガムテープか何かでふさがれいて、声を出せない!
ゆっくり身体を起こそうとしたら、頭が痛い!
公園で何者かに殴られていた記憶が甦った!
確かに何者かに殴られて気を失った…そしてこの部屋に連れて来られたのだろうか?と考えた、すると…
あのベッドに横たわって要るのは誰なんだ?
ゆっくりと足を動かそうと思ったのだが・・・
足に鎖が繋がれていて、これ以上ベッドに近づけない