表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
24/101

連鎖2

委員長は腰が抜けたらしく両手をベッドに着いて立ち上がろうとしても、立てないでいた。


「芦屋くん、私も一緒に行きたいんだけど、無理みたい!」


身体中震えなから小さな声で言った。



「俺一人で大丈夫だ、委員長が行くと言っても、この部屋に残して行くつもりだ、物騒な事件が起きて要るかも知れないんだ母さんに約束したしな、沙織は俺が絶対に守ると」


委員長は秋川公園までの地図を手書きで解りやすく書いてくれた。


「飯塚ことみさんは、隣のクラス委員長なのよ、今日学校で話をしたの、彼女初めて彼氏が出来たのよと・・・笑顔で話してくれたの・・・・・ことみ・・・・大丈夫よね…」


俺は何も答えられない…

不安と恐怖に怯えている委員長を見詰めて



「委員長の携帯電話をしばらく借りるからな!」


まだ携帯電話は繋がった間まで男の叫ぶ声がしていた。「ことみー」と


俺の携帯電話を委員長に渡した。



俺は委員長の携帯電話に「お前は誰なんだ?飯塚ことみさんは、どうした?」


電話の向こうのからの声は男の叫び声しか聞こえない、俺の呼び掛けに応えてくれないのは、怯えて要るのか?それとも…解らない…


俺は委員長に「今から、秋川公園に行くからな、今から15分経っても連絡が無かったら、警察にいや、俺の親父に連絡してほしい頼んだぞ」



「何で?今すぐに連絡すれば良いじゃない 」



「いや、まだイタズラの可能性が有るから、今は出来ないんだ」



「じゃあ、現場に着いてから連絡したら…」


「いや、それも出来ない可能性が有るんだ!この今は繋がっている、委員長の携帯電話を切れないかもしれないから」


委員長は要約俺の言っている意味を理解してくれて


「解ったわ、芦屋くんも無理はしないでね、15分過ぎたら芦屋くんのお父さんに電話しますね」


俺は委員長の部屋をでて玄関に向かった、何か嫌な予感がして、足が震えだした、深呼吸をして、玄関をでて乗ってきた自転車で秋川公園を目指した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ