連鎖2
委員長は腰が抜けたらしく両手をベッドに着いて立ち上がろうとしても、立てないでいた。
「芦屋くん、私も一緒に行きたいんだけど、無理みたい!」
身体中震えなから小さな声で言った。
「俺一人で大丈夫だ、委員長が行くと言っても、この部屋に残して行くつもりだ、物騒な事件が起きて要るかも知れないんだ母さんに約束したしな、沙織は俺が絶対に守ると」
委員長は秋川公園までの地図を手書きで解りやすく書いてくれた。
「飯塚ことみさんは、隣のクラス委員長なのよ、今日学校で話をしたの、彼女初めて彼氏が出来たのよと・・・笑顔で話してくれたの・・・・・ことみ・・・・大丈夫よね…」
俺は何も答えられない…
不安と恐怖に怯えている委員長を見詰めて
「委員長の携帯電話をしばらく借りるからな!」
まだ携帯電話は繋がった間まで男の叫ぶ声がしていた。「ことみー」と
俺の携帯電話を委員長に渡した。
俺は委員長の携帯電話に「お前は誰なんだ?飯塚ことみさんは、どうした?」
電話の向こうのからの声は男の叫び声しか聞こえない、俺の呼び掛けに応えてくれないのは、怯えて要るのか?それとも…解らない…
俺は委員長に「今から、秋川公園に行くからな、今から15分経っても連絡が無かったら、警察にいや、俺の親父に連絡してほしい頼んだぞ」
「何で?今すぐに連絡すれば良いじゃない 」
「いや、まだイタズラの可能性が有るから、今は出来ないんだ」
「じゃあ、現場に着いてから連絡したら…」
「いや、それも出来ない可能性が有るんだ!この今は繋がっている、委員長の携帯電話を切れないかもしれないから」
委員長は要約俺の言っている意味を理解してくれて
「解ったわ、芦屋くんも無理はしないでね、15分過ぎたら芦屋くんのお父さんに電話しますね」
俺は委員長の部屋をでて玄関に向かった、何か嫌な予感がして、足が震えだした、深呼吸をして、玄関をでて乗ってきた自転車で秋川公園を目指した。