思いやり
お風呂から急いであがり、身体をバスタオルで拭いた!
沙織のお母さんが用意してくれたパジャマに着替えていると、お風呂から沙織の声が聞こえてきた〜
「芦屋くんありがとう」
「俺こそありがとうな!」
リビングに着くと俺は沙織のお母さんにお風呂のお礼を言った。
「お風呂ありがとうございました、お陰で汗をながせました。」
「良かった!あらそのパジャマ似合って要るわね」
「着替えまで頂いてすみません」
「良いのよ、もう着てくれる人居ないし…」
お母さんも寂しいんだなと思った。
「芦屋くんは、沙織の事を気に入ってくれましたか、出来ればあの娘の事を大事に守って欲しいな、彼氏に成って頂けたら私も嬉しいんだけどね」
何だか!いきなりこのお母さんは、酔って要るのかな?と
「私酔って無いからね、ホントにそう願っているの、早く娘に良い彼氏ができないかってね」
「芦屋くんは、沙織ことどう思って要るのかな教えて欲しいな」
「俺は沙織さんは素敵だし可愛いから、俺何かには勿体ないと思っています」
「ありがとう、なら沙織を宜しくお願いいたしますね」
「でも、俺だけじゃあなく、沙織さんの気持ちもあるから…」
「あら娘はいつも芦屋くんの事を私に話すのよ、きっと芦屋くんの事は好きだと思うわよ」
俺も、多分そうかも知れないし、違うかもしれない!?単に俺をからかって要るだけなのかも…と思った。
沙織のお母さんに今朝の事件の話をおおざっぱに内容を話した。
「そんな事が有ったんだ、なおさら沙織の事を宜しくね」
「解りました、俺に出来る限りの
事はします」
と約束した
沙織が濡れた髪の毛をタオルで拭きながら、トレーナー姿でリビングに入ってきた。
可愛いと思いドキドキしたこんな近くに風呂上がりの女の子の身体を見れて幸せを感じてしまった…
委員長は「芦屋くん私の部屋に行きましょう」
「ああ、ありがとうな」
委員長の部屋に入り、パソコンの画面を見たら…
事件の現場の映像が消えていた
俺は委員長に「やはり、警察の捜査のからみの関係なんだな、このサイトが消えている」
「もう一度、アクセスして見ますね、私かなり恐いけど芦屋くんが傍に居るから安心感有るから…」
何回かアクセスしても、エラーを繰り返した。
「駄目だね、捜査当局何かに消された可能性があるね」
「俺は委員長に「もう止めよう、余り繰り返しアクセスすると、こちらも怪しまれる可能性があるからな!」
この為のバックアップがあるんだからと・・・
「委員長は辛くなるから、俺がバックアップを再生するからな」
委員長はまた少し怯え始めた、秋吉さんが殺害された場面を想いだしたんだろうな、俺はバックアップ画面を再生した。