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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
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連鎖3

委員長は「芦屋くん早く来て、見て貰いたいものがあるの」


ずいぶん慌てている、見せたいもの?俺は嫌な予感がした!



委員長はお母さんに「お母さん何か飲み物お願い、芦屋くんコーヒーで良いかな?」



「ああ良いよ」



「お母さんコーヒー2つお願い」


と言ったら「ハイよ、直ぐに持って行くよ」



随分気さくなお母さんだなと感じた。



委員長は、自分の部屋に俺を案内してくれた、机の椅子をおれに渡してから、


「ちょっと此を見て見て!」

とパソコン画面を指差した



俺はその画面を見て、委員長の不安や怯えた理由が解った。


画面には、今日の事件現場の様子が写し出されていた。


「何でこんな映像が有るんだ」


俺は委員長に聞いた!



「多分、犯人が撮影したんだと思うわ」


画面には、秋吉美奈さんの殺害された映像があったからだ!?



まだセーラー服やスカートはきちんと着ていたが、ベッドに仰向けにされて、腕や足に献血の時に使うチューブが取り付けられていた!?


委員長は、パソコンの画面を見て


「この画面の娘は秋吉さんよね・・・・」



俺は震えている委員長の背中に手を回してゆっくりと彼女の右腕を撫でた


すると委員長は、俺の胸のや中に顔を埋めて泣き出した!


俺はそっと抱き締めるしかなかった!


しばらく委員長は俺の胸の中で泣いていたが、俺は


「しっかりしろ、沙織さんはクラス委員長だろ!」


うん、クスン・・・泣きながら

委員長は

「私の事を名前で呼んだね」と言った。


「私嬉しいの」…うぅ〜っ・・

泣きながら俺に向かい言っていた。


「ところで!この情報はどうやって調べたんだ」



「あのね…秋吉さんの・・・あのような姿を思い出してね…前にもこのように同じ事件があったのか調べていると偶然に繋がったの」


俺は、委員長は流石に凄いなと感心した、俺も同じ様に調べてみたがこのサイトには繋がらかった!


「委員長は流石だな、俺もPCで調べて見たがここまでは調べられなかったんだ」

と正直に言った。




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