捜索5
雅人は担任の先生が走って来るのが見えた。
「先生!何していたんですか?遅いですよ!」
「ワリイ!な反対側に居たからな、これでも急いで来たんだぞ…」
ハアハアと息を切らしながら雅人達に話した。
祐希奈は「先生此方です!!男子達はここに居て、他の生徒が入って来ないように見張っていてね」
と言った!
秋吉さんの姿を他の生徒達に見せたくないから祐希奈は判断した。
俺は祐希奈が先生を連れて来るのが見えた。
やっと委員長は先生の姿を見て少しずつ落ち着きを取り戻していた。
担任は俺の上着の掛かっている、女性徒を見つめて!
「秋吉!か?」
と短く叫んだ!
彼女に近付いて顔を確認して、絶句した!
「何で!こんな姿に、一体誰に殺られたんだ…」
涙を流しながら、拳を地面に叩きつけた!
チク―ショ―オウ〜ッツ!
パトカーに続いて救急車のサイレンが聞こえて来た。
辺りが急に騒がしく成ってゆく
「委員長、頼むから警察官や救急隊員をこの場所まで案内してくれないか」
担任の生徒はまだ秋吉さんを見つめて泣いて要るから俺は委員長に道路に出て、警察や救急隊員をこの場所まで案内するように頼んだ。
「解ったわ、任せて」
委員長も涙を拭いながら、道路に向かった。
俺は怒りを露にした、チクショウ〜ッッ!!
絶対に犯人を探し出してやる!!
このままでは…秋吉さんが成仏できないだろう…!!
絶対に犯人を許せない!