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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

脱兎の如く ~ありし日の角を持つ守護者の肖像~

作者:星野サダメ
最終エピソード掲載日:2026/04/08
静寂に包まれた森に、自らを森の平穏を司る守護者と定義する一匹の雄がいた。その正体は、額に一本の角を持つ魔物、ホーンラビットである。彼は自身の角を魂の守り刀と誇り、日々、大地の霊気を吸った銀筋草を食んでは魔力を練り、守護者としての研鑽を積んでいた。
ある日、森の調和を乱す異質な金属の臭いと共に、二人の人間が現れる。かつて長老から聞いた人族という略奪者の存在を確信した彼は、逃げるどころか、日当たりの良い岩場に陣取り、堂々とその威風堂々たる姿を晒した。現れたのは、金髪の男カイルと緑髪の男エドル。彼らは高貴な守護者を前にして戦慄するどころか、大きな獲物を見つけたと喜び、ギルドのコンテスト用の素材として欲望を剥き出しにする。
人族の言葉を恐怖を隠すための虚勢や果し合いの申し入れと独自に解釈した彼は、カイルの剣振りを神速の秘技で華麗にかわし、守護者ゆえの余裕を見せつける。しかし、執拗に追い縋る人族の無礼に、ついに本気の一撃を放つことを決意する。
彼は独自の信念を胸に、必殺の跳躍攻撃を敢行。しかし、カイルの剣によって防がれてしまう。予想外の抵抗に、彼は戦術的撤退を選択。敵を仕留めるための聖域であり、数多の罠が潜む忘却の広場へと二人を誘い込む。広場の中央に降り立った彼は、天を仰いで鋭い咆哮を上げ、森の調和を守るための全面対決を宣言するのだった。
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