マヤ、精霊界へ!!
今回は マレーナに隠された衝撃の真実 が判明します。
精霊界へ久々の大遠征!
マヤ、アオイ、マレーナ、魔王カラトの4人で挑む、
“世界の核心に触れる回”になります。
心して読んでください。
◆1:マレーナの“異変”
最近、マレーナの魔法は明らかに異常だった。
火球の威力は以前の3倍。
戦闘中の魔力の回りもおかしいほど滑らか。
そして何より──彼女本人が一切自覚していない。
マヤ
「ねぇマレーナ、最近ちょっとヤバくない?
魔法の強さ、普通じゃないよ?」
マレーナ
「な、なによ急に……。
その、まぁ……ちょっと調子がいいだけよ!」
アオイ
「調子のいいレベルじゃないよ。
昨日なんてファイアーボールで山削ったよね?」
カラト(魔王)
「ふむ……我の目でも奇妙だ。
人間があそこまで炎を自在に操れるはずがない。」
サリル(スキル状態)
「解析結果を報告します。
マレーナ様の魔力量は、過去一ヶ月で約7倍に上昇。
これは自然増加では説明がつきません。」
マヤ
「7倍!?なんで!?」
サリル
「精霊の力が反応している可能性が高いです。
一度、精霊王に会う必要があると判断します。」
マレーナ
「精霊王……?私、そんな大層な存在じゃ……」
マヤ
「よし決定!精霊界に行こう!
カラトも来てね?」
カラト
「ふっ、面白い。我も同行しよう。」
こうして4人は精霊界への門を開く。
─────────────────────
◆2:精霊界 ――異質の世界
精霊界は“光の粒子”が舞う、幻想的な世界だった。
アオイ
「わぁ……綺麗……!」
マヤ
「ねぇサリル、なんか空気が違うね?」
サリル
「是。魔力密度が地上の約20倍です。
マレーナ様の魔力が反応している原因は、
この環境にある可能性が高いです。」
カラト
「ふん……落ち着かぬ場所だな。」
歩いていると、突然、森が揺れた。
???
『よく来たな、異界の者よ。
そして……我が“後継者”よ。』
マレーナ
「……え?」
光の中から現れたのは、
圧倒的な威厳と静けさを持つ存在──精霊王。
精霊王
「久しいな……“ディノ”。
まさか転生し、再び人としてこの地に立とうとは。」
マレーナ
「ディノ……って誰……?」
サリル
「確認……一致しました。
マレーナ様は──
初代精霊神ディノの転生体です。」
マヤ
「ええええええええええっ!?」
アオイ
「ちょ、ちょっと!?精霊神って……神!?」
カラト
「それは驚いたな。
精霊神とは、魔王と同格の古代存在だぞ。」
マレーナ
「わ、私が……神様……?そんな馬鹿な……!」
精霊王は静かに頷いた。
精霊王
「ディノは“精霊病”と呼ばれる古の呪いで命を落とした。
だが魂は滅びず、長い時を経て人として転生した。
それがお前──マレーナだ。」
マレーナの瞳が震える。
マレーナ
「私……そんな……!」
マヤ
「マレーナ……大丈夫?」
精霊王
「力が暴走しかけているのは、覚醒の前兆だ。
いずれ“進化”すれば、ディノの力の一部が戻るだろう。」
カラト
「つまり、今の数倍……いや桁が違う力を得るということか。」
アオイ
「マレーナ、それって……凄いことだよ!」
マレーナ
「……私、怖い。
そんな力を持って……壊しちゃったらどうしよう……」
マヤは迷わず彼女の手を取った。
マヤ
「大丈夫。
だってマレーナはマレーナだもん。
優しくて、正義感強くて、「ツンデレ」で。
そんな子が暴れたりしないよ。」
マレーナ
「マヤ……!」
精霊王
「守護者よ。
その少女は“神の時代”の支柱となる。
どうか導いてやってくれ。」
マヤ
「任せて!マレーナは私の大切な仲間だから!」
精霊王
「頼んだぞ、イナマヤ。
その魂……確かに“最高神”の光を帯びている。」
マヤ
「何か言った!?なんか言った!?
ねぇサリル、今の聞こえた!?」
サリル
「対象の発言の記録……削除されました。」
マヤ
「なんで!?!?」
アオイ&カラト
「(かわいい……)」
精霊王は穏やかに笑い、
光の中へと帰っていった。
─────────────────────
◆3:帰還
マレーナ
「……私、本当に神様の生まれ変わりなんだね。」
マヤ
「うん。でもね──
マレーナはマレーナ。
それは絶対に変わらないよ。」
アオイ
「うん!むしろちょっと誇らしいじゃん?」
カラト
「フン……神か。
ますます面白い国になってきたな。」
マレーナ
「……よし、覚悟決めた!
私は私の力をちゃんと使う。
誰も傷つけないように、
みんなを守れるように!」
マヤ
「うん!それでこそマレーナだよ!」
今回のエピソードは、
「マレーナの正体=古代精霊神ディノの転生体」 という
世界観の超重要伏線の回でした。
次回は──
マレーナの新たな力を巡る事件、
そして国家間の緊張へと物語が動き出します。
次回もぜひお楽しみに!!




