突然の転移!?最強の魔法使いなんて聞いてない!
はじめまして!夢叶です。
今回が初めての投稿になります。
「突然異世界で最強の魔法使いなんて聞いてない!!」
という作品をお届けします。
主人公・稲野真耶が、突然異世界に飛ばされて
魔王を相手にしてしまうお話しです!
まだまだ拙いところはありますが、
楽しんでいただけたら嬉しいです!
プロローグ
彼女の名前は――稲野真耶。
学年トップの優秀生にして、生徒会長。
誰にでも頼られる存在で、気が付けば「人助け」が大好きになり、自然と周囲から好かれるようになっていた。
だが、神々の「運命」によって、その生涯は思いもよらぬ方向へと動き出す。
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日常の朝
「おはよう、お母さん!」
「おはようじゃないわよ真耶、朝練は大丈夫なの?」
「あっ!しまった!!」
「おねいちゃんおっちょこちょい!」
当たり前の朝。
この瞬間が――最後の日常になるなんて、真耶はまだ知らなかった。
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学校
「おはよう真耶!」
「おはよう。朝練はもう終わり?」
「みんな遅れててさ、この部活やばいな〜」
「私がしっかりしなきゃ」
「真耶はほんと真面目だよな!」
笑い声が響く教室。
幼なじみの葵が駆け寄ってくる。
「真耶、おはよう!」
「おはよう!」
平凡な日々――それは唐突に終わりを告げる。
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事件
「助けてぇ!!」
耳をつんざく悲鳴。
少女を庇った真耶は、刃を受けて倒れた。
「……女の子も助けたし、私は」
最後の笑みを浮かべ、瞳を閉じる。
――午後17時34分。稲野真耶、死亡。
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神殿
「……ここは?」
光に包まれた神殿。
そこに立っていたのは、一人の女性だった。
「起きましたか、稲野真耶さん」
「どちら様で……?」
「私はこの世界の最高神、テラネ・レマ。あなたに救っていただきたい世界があります」
突然の申し出に戸惑う真耶。
だがテラネは続けた。
「願いを一つ。力として持っていけます」
「……じゃあ、不老不死でお願いします」
「あなたらしいですね」
その瞬間、真耶の名は――イナ・マヤへと変わった。
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異世界
「ここが……異世界!?」
視線の先には、そびえ立つ魔王の城。
「えぇ!?展開早すぎでしょ!」
だが、逃げる間もなく魔王と遭遇する。
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初めての戦い
「人間の分際で……何者だ」
「ちょ、待って!?私まだレベル1なんですけど!!」
魔王の刃が身体を貫く――が、傷は癒える。
「不老不死……か。面倒な相手だな」
「……私の名はイナ・マヤ。この世界の救世主だよ!」
光と闇が激突する。
こうして、真耶――いや、マヤの異世界での冒険が幕を開けた。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
まさか初っ端から魔王戦に突入するとは……
書いている自分でもびっくりしました(笑)
次回は王都に向かうマヤ。
果たして「異世界での新しい生活」はどうなるのか?
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