フレアとの再開
翌日、明朝、起きると、宿屋の主人が俺に面会したいやつがいると、伝えられ、まだ眠ってるアリスを残し、会いにいくと、そこには、懐かしい顔があった。
「フレア!! 」
宿屋の入口で俺は驚きの声を上げた。
「久し振りだな、トウドウ、髪伸びたんじゃないか、まあ、壮健そうで何よりだ、ミハエルに会ってな、お前がここの宿に泊まってると聞いてな、こうして会いに来たわけだ」
「……フレア、お前、何か俺に伝える為に、ここに来たんじゃないか? 無駄な行動を嫌いでリアリストのお前がここに来たのは、何かあるんだろう」
「流石だな…そう、僕が会いに来たのは、ある魔術師集団についてだな」
「裏魔術会! 」
「知ってたか…」
フレアは俺を狙ってる裏魔術会について、勇者である俺を狙ってる理由を説明してくれた。
この世界は、魔王という脅威から解き放たれ、平穏を取り戻したが、世界の根幹……ある種の大きな意思があり、そいつは平穏を良しとせず、争乱である事が、世界の日常であることが、世界の均衡を保つ為には、必要だと思ってるらしい。
話が難しいな。
「要は、この世界の神様みたいのが、人間や亜種族が繁栄するのを恐れているのさ、人口が増えれば、この星にとって良くない事、環境汚染、マナの枯渇、問題は様々さ、っで神様みたいって言ったけど、魔術師では、大いなる意思と呼んでいる」
「それで、大いなる意思って奴と俺に何の関係が、あるのさ」
「あるのさ、君には……驚くなよ…魔王としての適性がある…」
「はっ!? 俺にか!!! 」
フレアは話を続ける、どうやら俺には、魔王として人類を抹殺する役目を大いなる意思から、半ば、強制的に与えられる可能性があるらしい。
それは、厄介だな…。
でも、何でよりによって勇者である俺なんだ? 今いる、魔族の中に候補が……ああ、大半を俺達で倒したからな…。
「大いなる意思は、人間による人間の抹殺を画策してると、それは、根源を探求する僕ら魔術師にとってはその声が聴こえるのさ、特に僕くらいだと、かなり鮮明にね」
「大いなる意思ってのは、居場所は分からないのか? 」
「君、会って倒そうとしてるでしょ、はっきり言うけど、魔王を倒すより、遥かに難易度は高いよ」
「でも、このままだと、大いなる意思ってのに、俺は操られ人類殺すマンになりかねんだろ……それに、勇者なら、相手がどうであれ、人類を脅かす者を放置は出来ないさ」
「ああ…やっぱりこうなっちゃうのか、まあ、大いなる意思については…世界のどこかにいるのは確かなんだけど…」
「なあ…フレア」
「何だよ」
「お前、丸くなったな」
素直に思った、今の話の流れで、人類の敵として立ちはだかる俺を以前のフレアなら俺を奸計を巡らして、抹殺するはずだ。
だが、今のフレアにはそれを感じない。
「話をぶった切るようだけど、僕は結婚したんだ」
結婚!? あのフレアが、リアリストで捻くれ者のフレアが結婚だって!
更新をやめます。
楽しみにしていた方、そうでない方どちらもすいません。
誠に勝手ではありますが、そうしたい事情があるので、申し訳ないですが、カクヨムに注力します。




