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ま。  作者: ちいさい魔王
3/6

episode2 魔人ディアボーリ

こんにちは!

中学校のころ小説をちょっと書いてました。

「小説家になろう」の使い方など

小説に関してはまだまだ未熟なので教えていただけると嬉しいです。

目の前に奇妙な景色が見えてくる。これは、廃病院?魔界でも病院は一応あるんだが、今は呪文で回復したほうが効率がいいから今は廃病院と化してる。俺は『転移魔法テレポート』にディアボーリのアジト、と陣に書き込んだよな?そんなことを思い出していると『生命探知クエーレ』に何か引っかかったようだ。


「ヘラ、あの廃病院の中で俺の『生命探知』に引っかかった奴がいる。『魔力探知カルクエーレ』を発動して中にいる奴が誰なのか教えてくれ。ディアボーリなのであれば最悪の場合を考えて、魔法陣を描き始めてくれ」


ヘラは俺と握っていた手を離すと目を閉じた。子供の成長は早いものだな、初めて会った時はあんなに小さかったのに。俺が苦手な『魔力探知』も覚えるとは。

そんなことを思っているとヘラは床に魔法陣を描き始めた。それと同時に俺は廃病院へ足を動かした。

だがヘラが止めた。


「待って。ディアボーリなのは確実だけど、様子がおかしい。魔力の波長が不安定で…」


俺はヘラに近づき頭にポンと手を乗せて

微笑みながらわしゃわしゃする。


「心配すんなって大丈夫。なんせ俺にはヘラがいるじゃないか。ヘラがなんかあったとき、俺がお前を助けてやる。だから俺になんかあったらヘルが助けてくれよ」


ヘラに見守られながら俺は廃病院へ足を運ぶ。



辺りに酷い匂いが充満している。鼻が痛くなるようなそんな匂いだ。まずは、探索か。この廃病院は二階建てで、階段を使わなきゃ二階へ行けない。だが、わざわざ階段に行くのがめんどくさい俺は、天井を突き破って行こうか。

そんなことを考えて歩いていると扉が開いてる個室に着く。その個室に近づくにつれ匂いがさっきより強くなっていく。においの原因はここからかと思い、個室に足を入れると奥から唸り声が聞こえてきた。


「そこに誰かいるのか?悪いがここには何もねぇ。俺の意識があるうちに帰ってくれ」


「うむ、それは難しいな。こっちも事情があるのでな、ってことでお前はディアボーリ=オータスか?」


「うるさい。もう帰れ。俺の意識があるうちに逃げてくれ...もう...誰も...誰も殺したくないんだ...」


何か事情があるようだな。意識があるうちに逃げてくれ、か。本に書いてあったことは本当のようだな。

ーーー

人間だった頃、悪魔と人間を融合する実験をしていた科学者たちに体をいじられ、悪魔を体に入れられたことにより体が強大な力についていけず大破し、醜く酷い姿に変化してしまった。悪魔と人間の精神が一つの体にあることで意識が保てず暴走。さらには、人間の体に悪魔を入れたせいで力で人間の精神が潰れ、悪魔が一時的に体を乗っ取ることに成功。研究所を破壊し地上界最強の国スペード王国を破滅の危機に追いやった魔人。

ーーー

本に書いてあることはこんな感じだったかな。意識があるうちは会話ができるからそのうちに、魔界でなにが起こっているか教えてもらえたらいいんだが...

ふとディアボーリに目をやると彼に異変が起こる。唸り声をあげた途端、翼が生え体は大きく、肌は黒く、爪は鋭くなっており、さっきまで聞こえていたディアボーリの唸り声が獣の声に変化した。


そんな簡単に行くわけないか。俺はムルチピリ魔法陣を空中に描く。


スパッ。ディアボーリが爪で横に一閃すると廃病院が二つに斬れた。『身体強化コンファーダンス』の魔法陣に翼の文字を入れ唱えた。これで空中戦が楽になる。さらに『異界収納アポデクス)』を唱え

魔弓まきゅうアーカス>を取り出す。取り出したアーカスの弦を引くと弓束に黒い矢が現れ、弦を離す。黒い矢はまるで生きているかのようにディアボーリに飛んでいく。ディアボーリは自分に向かってきた矢を躱し、こっちに向かってくる。が、さっき躱したはずの矢がまたディアボーリの方へ向かっている。ディアボーリはそれに気づくと矢を爪で切り裂いた。


ウガァァァァァ!


無駄だ。切り刻まれた矢は再生をしてまたディアボーリに飛びついた。この矢はなにをされても壊れない闇の矢だ。ちなみにこの弓で射たれた矢は自動で相手を追尾し、飛距離に応じて威力を増すといった感じの魔道具だ。ディアボーリは闇の力『空滅アブレーション』を発動し矢を消滅させ、今よりもっと上空に行った。案外早く対処されたな。と思っていると


「ヴェル!!」


ヘラの声がしたので、下を見るとヘラが心配そうにこちらを見ていた。俺は大丈夫だと手で丸の形を

作った。それと、今そっちにディアボーリつれてくからという合図もした。わかったかな?と思ったら案外通じたようだ。彼女は魔法陣を宙に書き、準備万端のようだ。軽く伸びをし、眠たそうに言う


「さて、ちょっと遊び足りないけど終いにしようか」


俺は『転移魔法』でディアボーリのとこまで行き、闇の矢でディアボーリの腕、足、腹を一突きし首根っこを掴んでそのまま急降下した。地面が見えてくるとヘラに書いといてと頼んだ魔法陣が光だした。

俺は魔法陣の真ん中にディアボーリをたたきつけた。


ドォォォォン!!


たたきつけた衝撃によりあたりの地面が裂け、砂埃が舞う。呪文が起動し魔法陣の文字がディアボーリの体に入っていく。俺はヘラの元へ行くと、よくやったと言った。


随分と時間がたった。あれからディアボーリは倒れて目を覚まさない状態だ。そういえば、さっきかけた魔法は『精神分離アニマス』、『体治レフィシーオ』、『死魔インターフィスオ』、『浄上パーチオ』の4つの魔法で構成されてるムルチピリ魔法陣だ。

これらはディアボーリの中の人格、メンスという悪魔を浄化する上位魔法だ。基本、上位魔法は対悪魔用と対天使、神用に分かれている。対悪魔用と書かれているが天使にも通用する。だが、威力や魔力の消費が激しいから基本は使わない。ちなみに、ムルチピリ魔法陣は魔法陣を何重にも重ね掛けし、効果を増幅させ一度に大量の魔法を放つことができる魔法陣の事だ。この魔法陣は魔力の消費が激しいから普通はあんまりつかわないど、ヘラは別だ。

こいつは竜神族だから魔力とかの概念が一切ない。普通に考えて、悪魔だけが使える魔法だがなぜか、彼女がこの魔法を覚えることができたのか、未だにわからん。


と考えているとディアボーリが目を覚ました


「起きたか。どうだ調子の方は」


「あぁ。いい感じだ。けど、俺の中に悪魔がいたはずだそいつはどうした」


「天使にしてやった」


俺は顔を見せろというとディアボーリに金色の羽が生えた


「ごきげんよう諸君。我はメンス、自分でも何が起きてるか分からんが天使になったようだ」


なるほど。出てこいとは言ったけど実体は持ってなくて精神だけのようだな。まぁ悪魔の時、精神だけだったから当然っちゃ当然か。悪魔のときのメンスがちょっと気になったが、また別の機会に調べてみるか。


「・・・。まぁとにかく俺の中から悪魔が消えたって認識でいいんだな。とりあえず、お礼がしたいんだが何か俺に手伝えることはないか?」


「なるほど。ちょうどいい、悪魔の時のメンスがちょっと気になったからその情報を見つけてくれないか?見つけたらこの道具にヴェルテクスと打ち込んで俺に情報を共有してくれ」


「よし、分かった。俺に任せてくれ。必ずメンスに関する情報を見つけ出してお前に情報を共有する。」


メンスが何も言わないのが気になったが、そのうち理由はわかるだろう。

頼んだ、と一言いい俺はディアボーリを見届けた。


さてそろそろやるか...

ヘラに『特定地図スペシーカス』を詠唱して、女悪魔の欲女フェーリスがどこにいるか探してくれと頼んだ。彼女はすぐに『特定地図』の魔法陣を空に描きフェーリスの居場所を探し始めた。その間に俺は『転移魔法』陣を床に書きヘラが見つけ次第すぐに行けるように準備をした。


「見つけた」


ちょうど『転移魔法テレポート』の陣を書き終わった頃だった。

...。

あんまり行きたくない場所ではあるが、仕方がない。

転移魔法テレポート』にフェーリスがいる場所を書きすぐに魔法を発動させる。


そういえば、魔界で何が起こっているのか聞き忘れたな...

こんにちは

私、ヘラ。私に関する豆知識を一つ教える。


私は竜神族だから角も生えてるし、尻尾もあるから洗うときすごく面倒。だからいつも尻尾とかめんどくさいとこはヴェルに任せてる。

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