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愛犬が異世界で最強だった  作者: 秋津嚆矢
第1章 異世界への召喚
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第7話 はじめての闘い

文章表現にブレがあると思います。

少しずつ見直していこうと思っていますが、まずは物語を進めることを優先します。

愛犬と会話が出来ることに舞い上がっていて、周囲の状況を理解できていなかったようだ。


見回してみると、ガラの悪そうな3人組に囲まれている。


どうやら、ぱっと見の印象の通り野盗の類のようだ。


こちらの世界にくるにあたり、知識とともに職業・技能に見合った経験も体に身についているように感じる。


元の世界では、ごく普通の一般人で格闘技はジムのボクササイズくらいしか経験がないがこの位の奴らなら倒せそうな気がする。


「う〜(クリッチが、ぶっとばしてやりましゅか?)」


愛犬が首を傾げて見上げてくる。

うん、可愛い。


「大丈夫。多分、パパがやっつけられる。」


愛犬の頭をなでながら答えると、野盗さん達が顔を真っ赤にしていきり立った。


「随分と、舐めたこと言ってくれるじゃねーか。」


野盗Aが怒鳴りながら突っ込んでくる。


愛犬を抱っこしながらの体勢なので、少々やりずらい。


ただ、がむしゃらに突っ込んでくるのであれば、対処は楽だ。

軽く身をかわしながら、軽く足を引っ掛ける。


ずしゃーーーー。


あ、盛大にコケた。


「て、てめぇ。何しやがる!」


「いや。ただ、足をかけただけですが・・・」


突然殴りかかってきておいて、何を言っているのか。

何をしやがると言いたいのはこっちの方なんだが・・・。


「もう、勘弁ならねぇ。ぶっ殺してやる!」


完全にお怒りモードのようだ。

野盗Aは腰からダガーを抜き放ち、威嚇を始めた。


うーむ。

今、動いてみて元の世界にいた時と比べ物にならないくらい身体能力と格闘技術が身についていることはわかった。

ただ、愛犬を抱っこしたままだとやりづらい・・・。


「わふ(クリッチ、飛びましゅか?)」

「ん?なんて言った?」

「わん(パパが動きづらそうでしゅ。)」


そういうと、愛犬は耳をぱたぱたと羽ばたかせ飛び立った。


「クリッチが飛んだ・・・。」


そういえば、古竜と同等の能力をくれるって言ってたな。

古竜がなんなのかはよくわからんが、竜って言うくらいだから飛ぶくらいなんでもないか。

竜は耳をぱたぱたさて飛びはしないと思うが。

しかし、耳をぱたぱたさせて飛んでる愛犬・・・。

うん。可愛い。


「うおっ!黒い毛玉が飛びやがった!何だそれ!」


野盗達もかなり驚いているようだ。


そりゃそうか、謎の生物が耳をぱたぱたさせて飛んだらびっくりするね。


「捕まえて、売り飛ばせは高く売れそうだ。」


ブチッ!

野盗A・・・怒りの琴線に触れるような発言したね。


ドゴッ!


「いま、何て言った?」


野盗Aへのアッパーカットが綺麗に決まった。


「な・・・!」


自分で想像したよりもかなり機敏に動けるようだ。

そして、威力も中々のもの。

野盗Bは一発で意識が飛んだようだ。


「ひえ〜。こいつ、強いぞ!」


自分のパンチにうっとりしていたら、野盗Bと野盗Cは一目散に逃げ出していた。


「おーい、こいつどうするんだよ〜〜〜〜」


一人倒されたら、熱くなって挑んでくると思ったが、あっさりと逃げられてしまった。


「わふ(おいかけましゅか?)」

「ん〜。面倒だからいいよ。」


すでに、地面に降り立っていた愛犬が近寄ってきた。


「さて、これからどうしようかね。」

「わん!(クリッチ、お腹がしゅきました!)」

「そうだったね。とりあえず、当初の予定通り街に向かおうか!」


愛犬が喋るし、飛ぶし、理解が追いつかないことが多いが、ここは異世界、ファンタジーの世界だ。


とりあえず、受け入れて先に進んでみよう!







異世界にきたら結構強かった!

スキルのおかげなんですけどね。

剣術を極めるには、それに見合った身体能力が必要なはずで、スキル取得と合わせて身体能力も向上しているというわけです。


さて、初戦は楽勝で終わりました。

あまりにも楽勝だったので、ほぼ見せ場なし(笑

戦いを描くのは難しいですね。

精進精進。

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