第5話 愛犬との旅立ち
今回は短めです。
ついに愛犬と旅立ちます!
「わん!(クリッチでしゅ!)」
まばゆい光が集まって、中から愛犬が飛び出してきた。
愛犬は元の世界の姿のまま、断尾された短い尻尾を目一杯振ってじゃれついてくる。
「わふ!(オヤツくだたい!)」
食欲もそのままらしい(笑)
「ネストファートにはあなたの世界の犬という種は存在していません。」
ラファールの管理者が声をかけてきた。
正直、愛犬との再会が嬉しくて存在をすっかり忘れていた。
「存在しないというと?」
「同様の種がネストファートにはいないので、どのような能力を持った個体なのかがわたしにはわかりません。」
「わからないと、何か問題でも?」
「ネストファートの世界にどのように具現化すればよいかがわかりません。ですので、古竜と同等の能力を与えます。」
なんか、とんでも無いことを言い出したぞ。
「どうやら、若い個体のようなので古竜の幼体が良いでしょう。」
古竜の幼体がどんなものなのかはわからないが、なんだか強そうだ。
旅の共に強い愛犬がいてくれるというのは・・・
かなり最高なのでは??
「わかった(よくわからんが・・・)。それで頼む。」
「それでは、全ての準備が整いました。」
また、真っ白な光に包まれていく。
「ネストファートの未来をお願いします・・・」
ラファールの管理者の声が遠くなっていく。
そして、気がつくと荒野の中に愛犬と2人で立っていた。
やっと、説明回が終わりました。
次回からは、ストーリーに入っていく予定です。
あてのない旅をつづけるのか、目的を見つけられるか・・・
頑張ります!
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初めて評価をつけていただきました。ありがとうございます!
もっともっと精進します!