表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛犬が異世界で最強だった  作者: 秋津嚆矢
第1章 異世界への召喚
1/83

第1話 突然そんなことを言われても・・・

はじめまして!


拙い文章ですが、楽しんでいただけると嬉しいです!

「あなたは、選ばれました。」


いつものように、仕事から帰り。

いつものように、愛犬にご飯をあげ。

いつものように、食事をし。

いつものように、愛犬を膝に抱きながらテレビをみていたら、突然目の前が真っ白になった。


で、どこからともなく聴こえてきたのがこの言葉。


いやいや、何のことだか分からんし!


「あなたは、選ばれました。」


また、聴こえた。


「えーと、あなたは誰で、僕は何に選ばれたんでしょう?」


至極当たり前の質問だろう。

と、言うかこのパニックに陥っても仕方ない状況で良く質問した、俺!


「あなたは、ネストファートの未来を救う為に選ばれたのです。」


疑問が二つになった。

「何に選ばれたのか」と「ネストファートって何だ?」。


そして、回答になってない!


「えーと、とりあえず意味がわからないので断りたいんですが…」


誰だかも名乗らない、意味がわからない。

それは、断りますよね。


「あなたは、選ばれたのです。あなたに選択肢はありません。」


でた!

理不尽!

昔、読み漁ったファンタジー小説に出てくる異世界召喚って奴だな!

現実感のないまま、そんな気がした。


「ネストファートに召喚されるにあたり、ひとつだけこの世界から一緒に持って行く事が出来ます。」


何だ、その無人島に持って行くなら何みたいな質問は?


そんなのは即答。


「愛犬で!」


「は?」


お、初めて無機質な声が動揺した。


「愛犬で!」


駄目押しで、もう一度。

理不尽な要求を突きつけられてるんだし、こっちの要求だってしていいはずだ。


愛犬を飼うときに終生飼育って散々言われたしね!


「あ、あいけんとは、そなたの世界における犬のことか?」


そんな変なこと言ったか?


「その通り。しかも、ただの犬じゃなくてうちの愛犬です。」


どうやら、異世界に連れて行かれるのは断れないらしいので、それなら生きていくのに一番必要な愛犬を選んで何か悪いのだろうか?


「普通は、転生先の情報を集めて、使えそうなものを選ぶとか。自分の持っているものに限定するのか、それともこの世界にあるものなら何でもいいのかとか聞かれるんだがね。」


その声は、動揺から多少持ち直したようだ。


「ふーん。その異世界とやらは人や犬が生活できる環境かい?」


なんか、開き直ってしまって対応がぞんざいになってきたが気にしない。


「む?どういう意味だ?」


おや、理解できなかったか。


「いや、そのままの意味。空気があって、水があって、人や犬が生活していける環境があるのか?って質問。」


こんな簡単な質問なんだけどな。


「・・・、もちろんだ。」


声はこちらの意図がわからないようだが、答えてくれた。


「じゃぁ、問題ない。一緒に行くのは愛犬だ。」


異世界に召喚されたとしても、そこで生きて行かないといけない。

どのくらいの期間になるのかわからないし、その間愛犬のいない生活なんて考えられない!


「・・・。承知した。それでは、ネストファートへの道に案内しよう。」


その声とともに、真っ白な世界が急に輝き出した。


読んでいただきありがとうございます!


旅立ちまでを書いてみました!


次回は、異世界召喚までかけるかなぁ。


頑張りますので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ