act.10
中央の扉に戻ると、開けた先は奈落ではなくなっていた。
「落とし穴の下の方に床があったんだろうな。あの水車の力で床をせり上げて、歩いて渡れるようにするって仕掛けだったってことか」
ユウが呟いて、荷物から林檎をひとつ取り出した。扉の先に現れた床の上へ転がして、大丈夫そうだなと頷く。
「なにしたの?」
「見た目だけ床で、実際は落とし穴の上に作られた幻覚でしたって可能性もなくはないだろ。念のためな」
魔法が使えない空間に足を踏み入れるのだ。魔法使いが魔法を使えないというのは、前衛職が武器を奪われること以上に深刻な問題である。前衛職であれば素手でもある程度身は守れるが、後衛職はその戦闘スタイルからどうしても力や体力に乏しくなりがちであり、それは魔封じイコール一般人以下の実力に成り下がることを意味する。
だから魔法使いは、そういった事態に遭遇する確率を下げるために頭を使うのだ。
魔法無効フロアはそれ以上何事もなく、無事に全員向こう岸の扉までたどり着くことができた。さっさと扉を開けて、ユウがその中に手だけを突っ込む。魔力の光が指先に集まったのを見てようやく、彼が息をついた。
「次の部屋からは魔法も使えるみたいだな」
「よかった、回復魔法まで封じられたままで魔物と遭遇なんて真っ平だわ」
後衛二人が口々に安堵の言葉を溢すのを横目に、進んだ部屋を見渡す。四角い部屋に、扉が三つ。自分達が入ってきた扉を含めて、四方向すべてに扉が取り付けられていた。
「もしかして、迷路?」
「開けてみるか」
僧侶と戦士の二人には入り口の扉の前で待ってもらい、二人で手分けして確認して回ることにする。
正面の扉を開く。先にはいかにも氷属性らしき四足の魔物が歩き回る、扉だらけの部屋が続いていた。
「ユウ、そっちは?」
「右も左も扉の部屋ばっかだな。魔物も居る」
見たところ魔物のレベルはそう高くなさそうだが、狼のような外見をしたあの系統の魔物は謎解きをしながら戦うには骨が折れるだろう。
「ウリエル、先の部屋で一匹だけ仕留めて帰ってこれるか」
「え、うん。できると思うけど……」
「よし行って来い」
言われるまま、先ほど覗いた正面の扉を潜る。扉は開けたままで数歩進むと、氷の狼が一匹こちらに気付いて襲い掛かってきた。
経験上、狼系統の魔物は最初の攻撃パターンが必ず大きく踏み込んで飛び上がる、牙を使った攻撃になる。口を開いた魔物が剣の届く距離に降りてくるタイミングを見計らって剣を一閃させる。刀身に噛み付かれるより早く両顎を割いて、胴に柄を叩き付けた。
仲間がやられたのを見て、部屋中の狼七匹が一斉に向かってくる。思わず剣を構えようとしたところで、背後からユウの間延びした声がかけられた。
「もういいぞ、戻ってこい」
魔物に追いつかれる前に後ろの扉に戻る。間一髪で閉められた扉からは、何故か追いすがる獣の声はしない。
「あと何匹いた?」
「七だよ。どうして?」
ユウの問いかけに質問で返す。彼は答えてはくれず、もう一回扉開けてみろと促される。
開けたところで交戦になるに決まっている。疑問に思いつつも再度扉を開くと、先ほど倒した魔物の骸はどこかに消え、興奮状態にあったはずの七匹の狼はまるで部屋に入る前のように悠々と部屋を歩き回っていた。
「いや、七体じゃなくて、……八体いる?」
扉の先を覗き込んでいると、ユウが頭の上に顔を乗せてくる。
「そんな気したんだよな。復活したか何か知らねえが、部屋から出ると時間を巻き戻したみたいにリセットされて魔物が出てくるようになってる。このタイプの遺跡には多いんだよ、こういう仕掛け」
こりゃ全部倒してから謎解きするのも駄目だろうな、ユウが頭頂部に顎をぐりぐりと押し付けてきた。言っている意味はなんとなく分かったが、痛い。自分の髪質が彼にとって撫で心地が良いらしく、ユウは手持ち無沙汰になるとこちらの頭を触ってくる。それにしても痛い。
「同じ部屋に留まっていても時間が経過すれば魔物が復活するって仕掛けも見たことはあるが、そこまで考えてちゃキリないな。ここである程度の仮説立てて、やってみて駄目だったらまたここに戻って作戦練り直しで地道にやってくしかなさそうだ」
最初に入ったこの部屋だけは、魔物が出ない空間らしい。彼がその場に腰を下ろす。正面の扉をそうっと閉じて、ユウの隣に座った。
「左右の部屋は、正面とは扉の数が違っていた。左が入口含めて扉三枚、右が扉四枚だ。正面が四枚だったことを考えると、しらみつぶしに当たっていくにしても三枚の方から攻略していった方が分かりやすいな」
「二ヶ所見に行くだけでいいもんね」
「オレがマッピングしながら進むわ。前衛頑張れよ」
戦士と自分の二人で、ほとんど同時に頷いた。近接攻撃の通用しない魔物が出ない限りは彼に地図を任せた方が良い。じゃあ普段通り後方支援するわ、と僧侶が肩を竦める。
「根拠らしい根拠はねえから独り言だと思って聞いてくれりゃいいけど、オレの予想としては正解の道に進むにつれて扉の枚数が減ってくんじゃないかと思ってる」
魔物の居る方向にだけ進めば正解、ってパターンも聞いたことはあるが、今回は全方向に魔物が出たからな。ユウが先ほど使用した紙とペン、それから下敷きがわりに魔術書を一冊荷物から取り出しながら呟く。
「しばらく連戦だが、いいか?」
その場に異論は出なかった。
当初の予定ではひとつずつ扉を確認していくつもりだったのだが、出現する魔物がランダムだと分かるとそうも言っていられなくなった。氷の狼だけでなく、氷結魔法を撃ってくるエレメント系魔物、天井近くを飛び遠距離攻撃を仕掛けてくるハーピー型魔物や蜘蛛型魔物まで出現してこられると前衛だけではどうしようもない。呑気に全室マッピングなどしていられないのだ。
「ユウ!」
次の部屋に進んですぐ、取りこぼした氷の狼が後衛列の間合いまで入ってしまった。
ユウがインクに突っ込んだペンを入ってきた扉に押し付けて、即座に横へ跳ぶ。魔物の攻撃は間一髪で外れたが、すぐさま攻撃体勢に入られる。
「あーくそ、ラクするなってことか、よ!」
ペンを片手にしたまま、ユウが魔法を構成する。風のエネルギーを帯びた魔力が雷を散らしながらペン先に集まり、突進してきた魔物に向かって稲妻を落とした。
「部屋のメモは取った! もう相手にすんな、次正面行くぞ!」
「うん!」
入ってきた扉のすぐ正面にある扉へ全員で駆け込み、扉を閉める。
これまで扉は一直線にしか進めていないが、入った扉と進んだ方向、各部屋の扉の位置まで速記できているようだ。もしこれで行き止まりになっていたとしても、迷わず最初の地点に戻ることはできるだろう。
全員が次の部屋に移れたことに安堵するも束の間、部屋の中央に鎮座していた巨大な亀の魔物に思わず笑みが引きつった。
「……ゲームオーバー部屋ってか」
ユウの言葉に背後を見れば、通ってきた扉はいつの間にか鉄格子で封鎖されている。
「扉、もうないね」
「倒さなきゃ元の部屋にも戻れねえらしいな」
亀がのそりと起き上がり、こちらを視界に捉えた。甲羅のあちこちに青い宝玉の埋め込まれた魔物は、いかにも氷結魔法を使ってきそうな見た目をしている。防御力も高そうだ。動きが鈍いだろうことが攻略ポイントになるのかもしれないが、部屋の半分近くの面積を埋めている巨体では移動の遅さは大した弱点にはならなさそうである。むしろ、部屋のどこへ回避しても相手の攻撃範囲内になる上あの巨体そのものが障害物となってこちらの動きが制限されることが考えられる以上、自分達の方が大分不利である。
亀の宝玉が白く輝き始める。冷気が集まり、光線が発されると同時に二手に分かれて駆け出した。
狙うなら甲羅から出ている首か。手足も狙えるが、苦労して鈍足の動きを封じるくらいなら首を真っ先に狙った方が手っ取り早い。
かといって甲羅に飛び移り、駆け上がって首を取りに行くには宝玉による魔法のリスクがある。部屋の端で、中央に居る亀とぎりぎりまで距離を保てれば氷結光線が発射される瞬間に避けることで回避は可能だが、甲羅の上まで接近している時に魔法を撃たれれば回避不可能だ。
まず宝玉を無力化できないだろうか。二発目の光線を避けながら歯噛みしていると、ユウが攻撃に出た。
彼の両手にそれぞれ掲げられた魔力の光は地の属性に変換され、上と横方向への強い力を生む。巨大な亀の片足が持ち上がり、大きな音を立てて横転した。
甲羅の宝玉が割れ、辺りに飛び散る。
「ウリエル!」
名前を呼ばれるとほぼ同時に駆け出して、魔物の首に剣を突き立てた。
倒した亀はまるで氷結魔法にかかったように、全身を凍らせて砕けた。それと同時に、格子が降りていた扉が解放される。
亀の陣取っていた部屋中央に、色の異なる床が見える。ユウが近付いて屈み込み、床に触れた。色の異なるタイルがくるりと反転し、宝箱が現れる。
「ただの外れ部屋ってわけじゃなかったらしいな」
中身を確認すると、シンプルな銀色の腕輪が納められていた。
価値はあまりなさそうだ。特に仕込み武器らしき要素はなく、防御力も魔法防御力も上がりそうにない。
「なんでこんなの守ってたんだ、あの魔物」
「さあ……」
入手した腕輪をひとまず荷物に仕舞いながら、ユウはまあいいかと立ち上がった。
「戻って正解のルート探そうぜ」
いくらなんでも、時間経過では亀は復活しないだろう。一旦その場で急速を取り、引き返しながらひとつずつ部屋をチェックしていくことにする。
ユウの、正解の道は扉の数が徐々に少なくなっていくのでは、という予想が正しければ、途中まではこの道で正しかったはずだ。
この部屋に進むまで、扉の数が三枚になる部屋が続いていた。来た道を再確認するだけなら、扉三枚の部屋で出口と入口の扉を除けばチェックする扉はひとつだけでいい。
マップ係の彼と並んで、次の扉から再び部屋を駆け抜ける。扉を潜った先が四枚扉の部屋なら探索せずにもとの道に戻り、またひとつ部屋を引き返す。走り続ける単純作業を繰り返した末、四つ目の部屋でようやく二枚扉の部屋に辿り着いた。
入ってきた扉と、その奥に次の部屋へ進む扉。進行方向を遮るように、青い鱗の竜が一体待ち構えていた。
「ボスっぽい?」
「……だと、いいけどな」
亀の居た行き止まりの部屋からこの部屋まではほとんど交戦なしで進むことができた。魔力は温存できているとはいえ、長いこと駆け回って後衛組はまだ息を切らしている。
しかし魔物がこちらの都合など考えてくれようはずもなく、竜は白い炎を口角から吹き出しながら襲いかかってきた。
「おれが時間稼ぐから、体勢たてなおして!」
振りかぶられた竜の爪を剣で受け流す。返す刃で前足を片方切り落とすと、前足は氷になって床の上に砕け散った。この神殿では中ボス以降は時間経過では復活しないからか、切り落とされた部位が氷になるようだ。
輝炎の神殿で、光の文字列によって作り出されていた魔物たちを思い出す。呪文によって生きてるみたいに動かされてるだけの、人形なんだろうよ。戦いながらふと、ユウの言葉が脳裏に蘇った。
おれは、……おれも。
「危ねえ!」
後方から、回想に重なるように聞こえたユウの声で顔を上げる。竜の尾に横から弾かれて、部屋の端まで吹き飛ばされた。
「ウリエル、生きてるか!」
「大丈夫! ごめん、おれ」
「オレらももう戦える、無理すんな!」
見れば自分の代わりに戦士が前線を守り、後衛二人が魔法の構成を始めている。
軋む身体を起こすと、僧侶の回復呪文が瞬時に傷の痛みを癒していった。
自分も早く戦闘に戻らなければ。ユウたちの元へ駆け出すと、先ほどの回復魔法一回では癒しきれていなかった脇腹に鈍い痛みが走る。
ユウの構築していた魔法が風の属性を帯び、風の刃に変わる。かまいたちのように竜へ迫り、その尾と翼を切断した。
かりそめの命であっても痛覚が存在しなければ上手い戦闘はこなせない。痛みに暴れ狂い出したという事実が、この竜が番人である証拠でもあった。
竜の白い炎が前衛を襲う。熱さを感じた直後に回復魔法に包み込まれ、見る間に火傷が消えていく。
「下がれ!」
掛けられたユウの言葉で、反射的に背後へ飛び退く。自分と戦士の間をすり抜けて、彼の手から伸びた一条の光が竜の鱗を貫いた。
まるで雪像を壊したように、竜は氷の粒になり崩れ落ちる。番人の消滅で、奥に取り付けられた扉がひとりでに道を開けた。
どうやら、最終フロアに辿り着いたらしい。奥へ進むと、輝炎の神殿と同じく広い空間の中央に、今回は祭壇が設置されている。
このフロアに敵の影は見当たらない。
「また祭壇壊せばうまくいったりしてな」
「もう、いい加減許してよ」
ユウが冗談交じりで笑いながら、祭壇に触れる。苦虫を噛み潰した顔でそれに答える。そのやり取りは、最中で中断した。
「……!」
勘だった。急に嫌な予感が膨れ上がって、思わず彼を突き飛ばす。次の瞬間、祭壇の真上から光の雨が降り注いだ。
「ウリエル!」
この攻撃を自分は知っている。術者が誰なのか、どこからやってきたのかも分かるのに、光弾の直撃で受けたダメージが大きすぎて、身体が言うことをきかない。
「あれは……」
戦士の驚愕の声が聞こえた。自分のすぐ上、彼らの目の前には恐らく、もう一人の天使が出現している。
私を呼んだのはおまえか。落ち着き払った感情の無い天使の声からは、その存在が不完全な状態でマムから生み出されたものだということが分かる。
天使に警戒しながらも駆け寄ってきたユウに抱きかかえられ、すぐに後退するはめになった。
不完全な存在であれば、たとえ攻撃を食らってもここまでダメージは負わない。この攻撃力で不完全だとするなら、敵は自分と同じ階級の存在だ。
「おい、しっかりしろ!」
肺がいかれたか、声さえ出せない自分を見てユウが顔色を変えた。天使の攻撃の第二波がやってくる寸でのところで、彼がパーティメンバー全員を覆う魔力結界を展開させる。
僧侶と自分たちの位置は、広いフロアの中でかなり距離が離れてしまっていた。結界の維持のために動くことのできない戦士と僧侶を尻目に、ユウが回復魔法を構築する。
いくら彼が魔法の天才だからといって、天使の攻撃すら防ぐ結界を三箇所維持しながら回復魔法まで使うのは無理がある。彼の才能をもってすればあるいは可能かもしれないが、戦う前に魔力が底を尽きてしまうだろう。
「……ユウ、へいき、だよ」
「うるせえ黙れ」
彼が回復魔法を諦めた。次に構築を始めたのは、蘇生魔法らしい。
「おれ、ヒトじゃないよ。皆と、同じ生き物でもない。天使って、名前をつけられただけの、代替機なんだ」
「おまえが天使――ヒトじゃないのなんて、とっくに知ってるわアホ。いいから黙れ」
「別に、おれが死んでも、次のウリエルが新しく生まれるだけだから、気にしなくて、いいのに」
彼の魔法で傷が少しずつ癒えていく。魔力がからになってしまえば武器を奪われたも同然なのに、魔力の消費量の大きい蘇生魔法もお構いなしだ。
強敵を前に、彼から戦う――逃げる手段を奪いたくない。なのに。
「生まれ変わるからって、」
血を吐くような苦しげな声で、ユウが呟いた。
「瘡蓋とは、わけが違うだろ。生まれ変わった“ウリエル”は本当におまえなのか? ……オレは、今のおまえを失いたくないんだ」
見上げた彼の目には、涙が浮かんでいる。素直に、自分のために泣いてくれていると思えればよかった。
「もう二度と、オレの勇者様を死なせたりしねえ」
気付いてしまった。彼の心配の裏に、涙の裏に、誰が居るのかを。
ああ、ユウは、おれとダイゴさんを重ねて見てるんだ。
寂しいって、こんなに辛かったんだ。
悲しい気持ちが移ったのかな。
おれも、なんか、胸が痛い。
ひとつ試したいことがある、と言って、回復を終えると、ユウは結界を解かずに自分だけ結界の外へ出た。結界系の魔法は基本的には対象者はその場を動くことはできないが、結界を作り出した本人に限っては、効力を術者対象外に切り替えるだけで簡単に移動することができる。
正確に計算できているわけではないが、ここまでの連戦から考えても彼の魔力はほとんど枯渇していると見ていい。天使は無表情のまま、何度目かの光の雨を打ち出した。
ユウは避けようともしない。ギリギリまで光弾を引き付けて、指先に集中させたごく小さな魔力結界で被弾する光をすべて切り分けた。そのまま天使の横を素通りし、祭壇に向かう。
「おまえは、ガブリエル、だな。この世界に降りた時点で、おまえの一部はこの世界の法則に縛られている」
天使の光魔法はひとつも当たらなかった。ユウが祭壇に片手を着く。
「帰ってもらうぜ。悪いけど、呼んじまったのは不可抗力だ」
彼の手を始点に、青い光を放つ魔法陣が展開する。古い祭壇だったそれは輝炎の神殿の光る床のように輝き始め、魔法陣の中心に天使を吸収した。
再び静寂を取り戻したフロアで、ユウがその場に倒れ込む。結界を破り慌てて彼に駆け寄ると、彼は一言、疲れた、と笑った。
「魔力からっぽだ。まだ何かボス的なの来んならオレ次パスな」
水雹の神殿で無事に氷結魔法の奥義を入手し、魔王城に進んだ。
魔王との戦いは熾烈を極めたが、ただ単に強かったというだけで、特に何事も起こることはなく、あっけなく自分達の旅は終わってしまう。
「ユウ? 大丈夫?」
「あ、ああ。……ウリエル、今、何か、起きてるか」
「何かって?」
「……いや、なんでもねえ。オレの……気のせいだ」
流石に満身創痍だが、五体満足で全員生き残れたのはラッキーだったな。彼が笑みを見せる。魔王戦の直後だ。自分も仲間たちも全力を出し切っていて、彼の些細な嘘などその時は気が付きもしなかった。




