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足長おにいさん  作者: ふうりん
Episode.1
10/21

(10)

先程は気が動転していて見えていなかったのだが、2階には部屋が二つあった。

ユメは、朝目覚めた部屋に目をやると、ドアが開いていた。それを見て、ユメは首を傾げる。

「さっき出て行ったとき、ドア、閉めたよね……」

藤木はそこにいるのだろうか、と足音を忍ばせて中を覗き込んだ。


「あ……寝てる」


ユメは可笑しげに呟いた。藤木は簡素なベッドに上半身を投げ出して眠っている。

もしかしたら、この人、私のせいで寝るところなかったのかな。

ユメは手近にあったパイプ椅子に静かに腰を掛けようとした。


すると、いきなり手を引っ張られ、バランスを崩してベッドに倒れこんだ。





「足長おじさんの寝込みを襲おうなんて、最近の子は積極的で困っちゃうな」


藤木の顔が、ユメの顔の真下にあった。

今にも当たってしまいそうなほどの距離で、藤木は意地悪そうに笑った。


「なっ……!?」


離れようと思っても、藤木に腕をしっかりと掴まれていて離れられない。

傍から見たら、これじゃ本当に……。そう思うと不覚にも顔が赤くなってしまう。


「そういえば、君の仕事を言っていなかったね」

藤木は目を細めて言った。藤木の言葉に縛られたように、ユメは動けなくなる。



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