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20年目シリーズ

明日はバレンタイン(200文字小説)

作者: 日下部良介

結婚して20年。

今でも妻を愛している。

そして、子供たちも。


明日はバレンタイン。

今日は日曜日だということもあり、妻と娘は手作りチョコをこさえている。

ハート型のチョコレートにクラッシュアーモンドのトッピング。

カラフルなラッピング用の包み紙やリボン。


娘が10個、妻は4個。

娘はともかく、妻は誰にあげるのだろうか…。

まずは僕。 そして息子、義父。

どう考えても3個しか思い浮かばない。

残りのひとつは誰のなんだ…。


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― 新着の感想 ―
[一言]  えー。まずは、お隣のおじさん、そしてお向かいのお兄さん。 続いて、コンビニのバイトのお兄ちゃん。 最後は、宅配便の配達のオジサマ。  え? 家族の分? もちろんあるわよ? コンビニで売って…
[一言] 日下部さん、明日はバレンタイン、読ませてもらいました。 「おい、おれの分は?」 「え?あなた要るの?」 とか謂われるよりは、ずっとイイかも(苦笑)。 チョコが好きなのは、男だけとは限りませ…
2011/02/13 13:11 退会済み
管理
[良い点] なかなか深いですね・・・ [一言] これからも頑張ってください。
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