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やっぱ 笑って

作者: 秋葉竹


  自嘲


私を嫌ったひとを 好きなのは

いつまでもつづく地獄の道なのか

わからないまま 忘れられないなら

忘れてはならないのだろうか



夜が好き

傷つくことが怖いのに

闇の匂いがするひとが好き





  生きてりゃ 笑える


鬼の

仕舞いかたを忘れた夜に

やっと帰り着いて鏡をみるときには


ぜったい

泣くな!



絶交

とか懐かしい言葉の響きだなって

ほろほろ する



さみしさも

中くらいなら大丈夫

ぜんぜん生きれる 生きてりゃ 笑える





  やっぱ 笑って


首周りが

ちょっとだけ寒い

ストリート歩く バイト帰り 朝焼け

カラン!

とどこかで空き缶転がる音が鳴った




生きること

前を向くことあゆむこと

風に向かって やっぱ 笑って






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― 新着の感想 ―
[一言] 前を向いて歩いていきたいですね!
2024/06/11 06:40 退会済み
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