第43話 ファスエッジダンジョン 休憩中
今回は休憩中の会話だけの回です。
進まずに申し訳ないです。
ファスエッジダンジョン20階層
此処のボス、サンダーラットを倒したオレ達はその先のスペースで野営の準備を行っている。
10の倍数のフロアはボス以外の魔物は現れない為、倒した後は安心して休む事が出来る。
今はゆっくり休む為にテントを張っている最中だ。
「レイジここまで来てどうだ?」
エイルの質問の意味が分からなかった。
「どうだとは?気になってる事はありますよ。」
「お!なによ。言ってみ。」
「此処って魔物の種類に法則ありますよね。
最初のフロア、1階層はスライムとゴブリン。11階層がホブゴブリンとグリーンスライムだったように。
2のつく階層は小動物かな?3のつく階層が虫、4が植物って具合になってるはずです。」
オレの仮説を話した。仮説と言ってもほぼ間違いないと思っていた。
「よく気付いたな。オレは言われるまで全く気が付かなかったな。」
やはり当たっていたようだ。仮説が当たっていてホッと胸を撫で下ろす。
「そうだったんですか!全然分かりませんでしたよ。」
ミルファはもう少し注意深く観察した方がいいと思う。
「因みにその後が、5のつく階層が鳥とかの飛行種で、6が死霊系、7が大型の獣、8が悪魔系で、9が爬虫類種だな。」
「あと、ボスも法則ありそうですよね。」
それを言うと全員が「えっ」と言い此方を見てきた。
「え?だって最初がゴブリンジェネラルで今回がサンダーラットでしょう?」
オレがここまで言うとマリーが気付いたようだ。
「あー!分かったよ!次のボスが……間違いないわね。レイジくんの言うとおりよ。
私も今気が付いたもん。」
ボスの法則は知られてなかったようだ。
未だに三人は首を傾げている。
「いい?10階層のボスは1のつく階層の種族なの。で、20階層のボスは2のつく階層の種族。
じゃあ次は?分かったでしょ。」
「あ!分かりました。次のボスは虫のボスですね。」
ミルファは分かったようだ。ディルも理解している。
「そういう事か。確かに次のボスはあの蜘蛛野郎だもんな。」
その言葉にオレとミルファは一気に青褪めた。
蜘蛛はオレの中で嫌いな生物ダントツNo.1なのだ。普通にあり得なかった。
ミルファも苦手らしい。幼虫程ではないらしいが、それでも苦手なのはどうしようもない。
「お前らカップル二人で暮らして蜘蛛出たらどうするのよ?」
エイルが信じられないことを聞いてきた。
蜘蛛が出るとかありえなかった。
「家ごと燃やします。」
「こえーよ!」
そんなやり取りをしながら食事を済ませ休む事になった。
「なあレイジ。ここから先に備えてスキル強化しておかないか?」
スキル強化。スキルポイントを振り分けてスキルを強制的にレベルアップさせるオレだけが出来る裏ワザみたいなものだ。
「じゃあ一旦見てみますね。」
レイジ(17)
メインジョブ:戦士 LV20
2ジョブ :冒険者 LV20
3ジョブ :狩人 LV19
4ジョブ :魔道士 LV18
5ジョブ :僧侶 LV10
攻撃:140 (55) (28)(31)(0)(10)
魔力:111 (0) (19)(19)(52)(11)
俊敏:122 (19) (34)(33)(19)(11)
体力:140 (44) (39)(22)(10)(16)
命中:140 (16) (25)(56)(23)(13)
精神:87 (0) (19)(15)(18)(30)
運 :88 (14) (24)(16)(14)(14)
スキル:短剣・片手剣・弓・格闘・盾・黒魔法初級・白魔法初級・生活魔法・ガード・警戒・命中・火耐性・氷耐性・雷耐性・毒耐性・暗闇耐性・錬成・鍛冶・調合・採掘・料理・清掃・洗濯・洗浄・操車・言語変換・鑑定
ジョブスキル:索敵・罠解除(冒険者)パワースラッシュ・シールド(戦士)狙い撃ち(狩人)魔力集中(魔道士)
ユニークスキル:マップ・ジョブ
スキルポイント:480
称号:転生者・旅立つ者・幸運者・迷宮から帰還せし者・冒険者ランクコモン・毒愛好家・一般鍛冶職人・王子の友・村の英雄
「えーと、うわっ、すごっ。っと、スキルポイントは480あるので結構上げること出来ますね。」
そのステータスもだが、スキルとジョブスキルの多さに驚いた。
「じゃあスキルの状態を教えてくれ。」
エイルにそう言われスキルレベルも確認した。
短剣LV2(10/50)
片手剣LV4(57/150)
弓LV3 (13/100)
格闘LV3(29/100)
盾LV3(34/100)
黒魔法初級LV3(88/100)
白魔法初級LV1(04/10)
生活魔法LV MAX
ガードLV2(20/50)
警戒LV3(32/100)
命中LV2(36/50)
火耐性LV3(05/100)
氷耐性LV3(09/100)
雷耐性LV1(00/10)
毒耐性LV2(16/50)
暗闇耐性LV2(05/50)
錬成LV2(19/50)
鍛冶LV4(82/150)
調合LV2(05/50)
採掘LV2(35/50)
料理LV2(30/50)
清掃LV2(24/50)
洗濯LV2(14/50)
洗浄LV2(02/50)
操車LV2(02/50)
言語変換LV5(69/250)
鑑定LV4(124/150)
マップLV4(05/150)
ジョブLV5(22/500)
「こんな感じですね。」
現在のスキルを熟練度に至るまで正確にエイルに伝えた。
「そうだな。片手剣と黒魔法を両方LV5まで上げるか。あと、ジョブも変えちゃうか。
冒険者はもう外して……拳闘士か……いや、シーフを付けておけ。」
「え?それだとステータスはかなり減っちゃってまともに戦えなくなっちゃいますよ!」
冒険者のステータスは平均的な伸びをしている為、実は重宝していた。
それを外すとなると、全体的に能力ダウンするのでオレ的には有り得ない考えだった。
「今判明している限りでは、冒険者からの派生ジョブは存在しないんだ。
これから中級ジョブ、上級ジョブと上げていくのにはとりあえず必要ないから、一旦は外してシーフを付けておけ。」
シーフからの派生ジョブには忍者があるらしい。
忍者と聞かされたら日本人であるオレは黙ってはいられない。
直ぐに冒険者を外してシーフに切り替えた。
同時にスキルポイントも使用して、片手剣と黒魔法のレベルを5まで上げておく。
冒険者を外した為、そのジョブスキルも使用できなくなる。
今まで使用機会の無かったのだが、ユニークスキルジョブには、ジョブスキルを1つ使用可能というのがある。
これは選択外にあるジョブのスキルを1つ使えるというものなのだが、今までは使用機会が無かった。
今回冒険者のジョブスキルがそれに該当するので、索敵を使えるようにしておいた。
「とりあえず当面の目標は魔法戦士になることだな。」
魔法戦士。厨二心をくすぐるワードが飛び出してきた。
戦士と魔道士の両方で鍛錬をした者が到達することの出来るジョブらしい。
これを聞き俄然やる気になり、次の階層からのモチベーションになるのだった。
この週末たくさんの人に読んでいただき感謝です。
今後も更新頑張ります。




