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転生したのでゲームにありそうな事を色々やってみる  作者: 英雄と魔王の父
第1章

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第27話  鶏肉狩り

 その馬車がロードプルフに着いたのは陽が沈んだ頃だった。

 オレ達は一先ずギルドへ依頼の完了報告をし、翌日の依頼を確認した。


「少し金になるのがいいよなー。今回のはちょっとアレだったし。」

 そう。今回は三日間掛けて10万Gだけだったのだ。しかも五人合わせてだ。

 まあ、ポイズントードの素材はまだ持ったままなんだけど。

 その前に大金が転がり込んだとは言え、オレは翌日にほぼ使ってしまっている。

 因みにメノウリザードオニキスは王都でオークションにかけられる事になった。

 そのお金が入るのはまだ先だろう。


「お!これはどう?」

【ヴァルチャー討伐 一匹2万G】

 どれだけ生息しているか分からないが結構な金額だ。

 しかもヴァルチャーは食用としてもかなりいける。売っても持っててもいい。

 生息域は少し北西の入江になってる海岸だ。


「これ美味いんだよな。決定だな。」

 この日の内に明日の依頼を受け、足早にギルドを去った。

 既に腹がペコペコの為だ。

 いつもの酒場で食事をし、酒は嗜む程度に抑えてこの日は帰宅した。


 二日空けただけだが久しぶりな気がする。

 この家の夜の明かりは基本はランタンだが、リビングだけは天井からマジックアイテムが吊るされている。

 これにマリーが聖属性の魔力を通すと白く光るのだ。

 かなり明るい。


 家に入ると皆が直ぐにウォッシュの魔法を求めてきた。

 全員に掛けると直ぐに寝るといい部屋へと行ってしまった。


 オレも疲れてて早く休みたかったが、先にステータスの確認がしたかった為、ミルファにも先に寝るように伝えリビングに残った。

 椅子に座りメニューを開く。何故か隣にはミルファが座りくっついてくる。いや、普通に嬉しいんだが。



 レイジ(17)



 メインジョブ:戦士    LV10

 2ジョブ  :冒険者   LV11

 3ジョブ  :狩人    LV9

 4ジョブ  :魔道士   LV5



 攻撃:69 (28) (15)(13)(0)

 魔力:39 (0) (10)(10)(13)

 俊敏:53 (10) (17)(15)(6)

 体力:64 (22) (21)(10)(3)

 命中:62 (9) (14)(26)(7)

 精神:28 (0) (10)(8)(5)

 運 :38 (8) (13)(8)(4)



 スキル:短剣・片手剣・弓・格闘・盾・黒魔法初級・生活魔法・警戒・命中・火耐性・氷耐性・毒耐性・暗闇耐性・鍛冶・料理・清掃・言語変換・鑑定


 ジョブスキル:索敵(冒険者)パワースラッシュ(戦士)


 ユニークスキル:マップ・ジョブ


 スキルポイント:130


 称号:転生者・旅立つ者・幸運者・迷宮から帰還せし者・冒険者ランクコモン・毒愛好家


 --------------------


 短剣LV2(08/50)

 片手剣LV3(31/100)

 弓LV2 (24/50)

 格闘LV3(29/100)

 盾LV2(25/50)

 黒魔法初級LV2(04/50)

 生活魔法LV MAX

 警戒LV3(00/100)

 命中LV2(05/50)

 火耐性LV2(41/50)

 氷耐性LV3(09/100)

 毒耐性LV2(16/50)

 暗闇耐性LV1(04/10)

 鍛冶LV4(60/150)

 料理LV1(06/10)

 清掃LV1(09/10)

 言語変換LV4(107/150)

 鑑定LV4(35/150)


 マップLV3(31/100)

 ジョブLV5(11/250)



 うん、成長してるな。


「凄い、こんな感じに見えてたんだ。」

「ん?え?もしかして見えてる?」

「はい。前は見えなかったけど、今は見えるようになってますよ。凄いですね。」

 どうして見えるようになったんだ?くっついてるからか?

 てか、見られて困る事は……あ!

 大丈夫だ。少女嗜好者の称号は消えてる。

 以前はあったのだ。デュティとデートした時にできてた。

 しかしミルファと今の関係になった時に消えたのだ。

 ホッと胸を撫で下ろす。

 よく見ると称号に毒愛好家が……スルーしよう。


「レイジさん、毒愛好家って……ごめんなさい。私の為にそんな称号を……。」

 ミルファは申し訳なさそうにしている。

 うっ、そこに触れちゃうのか。毒の事は忘れようよ。


「それとこのイヤリング。助けていただきありがとうございます。」

 彼女のそのウルッとした瞳を直視する事ができず、目を泳がせていると、ミルファからキスをしてきた。

「じゃあ先に部屋に行ってますね。」

 そう言うとミルファは一人部屋へと入っていった。

 残ったオレは呆然とし、動けない。

 数秒で我に返ったオレは、まるで何かを誤魔化すかのようにメニューを操作する。


「オレも寝るか。」

 独り言のようにそう言い、ミルファと同じ部屋へと入っていった。


 勿論この後久々なのもあって、かなり頑張ってしまった。




 翌朝、相変わらず隣にミルファはいない。

 少し腕を伸ばしストレッチをしてから、服を着てリビングへ向かう。


 とりあえず真っ直ぐに風呂へと向かい、ウォッシュで身体を洗う。

 既に日課みたいになってるかもしれない。


 風呂から出るとマリーとミルファからもウォッシュをお願いされた。

 早くから起きてたらしいのだが、風呂に入るよりこっちの方が楽だと思い待ってたらしい。

 まあ、女性二人にウォッシュをかけるのは悪い気がしないので問題ないのだが。


 エイルとディルも起きてきて、全員揃ったところで朝食だ。

 今日は日帰りの為、特に用意するものもない。

 とりあえずアイテムボックスに食材は入っているので、小腹が空いても大丈夫だ。



 街を出て海岸に沿って歩くこと三時間、遠くにヴァルチャーの巣がある崖が見えてきた。

 ヴァルチャーは単独でも群れでも行動する。

 ただ、その巣は数十から数百の群れで共同で作られており、熟練冒険者でも巣の駆除は無理だと言われている。

 今回はその巣の規模が大きくなりすぎて、漁船まで襲うようになっているらしい。


 通常大半の冒険者はこれらを一回で五匹程討伐していく。

 その理由は持ち帰れるのがそれくらいが限度だからのというのが大半を占めている。

 今回オレ達はその限度がない。

 だがしかし、数十の群れで来られたら流石に危ないので、引き際は間違えてはいけないのだ。


「じゃ、準備はいいか?ディル頼んだ。」

 ディルは手前に位置している巣のすぐ右に矢を当てる。

 すると中から二匹のヴァルチャーが顔を出した。


 此方を見つけると一気に飛んでくる。

 オレ、ミルファ、ディルの三人でドンドン矢を射っていく。

一匹は途中で落ちたがもう一匹が迫ってくる。

「ウインド!」

 風がまとわりつき動きが止まる。

 そこへエイルが音もなく切りつけた。


「なあ、その魔法範囲を狭める事って出来ないか?」

「範囲を……あー、そうか、風が弱くてもそうすれば使えるんだ。」

 この方法なら填まれば一撃で行けるかも。


「ディルさん、次お願いします。」

 次の巣の近くに矢を放つ。今度は四匹だ。

 先ほどと同じように矢を射っていく。二匹が落ち二匹が迫る。

「ウインドカッター!」

 小さく薄く伸ばされた風がヴァルチャーへ迫ると、切り刻んでいく。

「ウインドカッター!」

 今度は薄いが一つになった風の刃だ。

 ソレはヴァルチャーの羽から背中を切り裂いた。

 その間にエイルはもう一匹を始末している。


「やったな!オレのアドバイスに感謝しろよ。」

「ええ!ありがとうございます。エイルさん!」

 この風魔法は使えるな。そうすると他の属性も……。


 その後、襲ってくるヴァルチャーに範囲を調整した魔法をぶつけていく。

 中でもウォーターカッターは物凄い切れ味だった。

 そういえば水で金属を切るとかあったような気もする。


 最終的に56匹倒したところで魔力が枯渇して倒れてしまった。

 まあ、10分程で目を覚まし、倒したヴァルチャーをアイテムボックスに仕舞ってゆっくり帰ることにした。

いつも読んでいただきありがとうございます。

引き続きブクマ・感想・評価をお願いします。


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