第22話 ステータス
昨日からPVやブックマークが増え吃驚しています。
ありがとうございます。
話の進みは遅いかもしれませんがご容赦ください。
これからも頑張ります。
引き続き見ていただければ幸いです。
レイジ(17)
メインジョブ:戦士 LV9
2ジョブ :冒険者 LV10
3ジョブ :狩人 LV7
攻撃:62 (26) (14)(10)
魔力:21 (0) (9)(7)
俊敏:42 (9) (16)(12)
体力:54 (20) (19)(8)
命中:48 (9) (13)(20)
精神:20 (0) (9)(6)
運 :31 (7) (12)(7)
スキル:短剣・片手剣・弓・格闘・盾・警戒・命中・火耐性・氷耐性・暗闇耐性・鍛冶・清掃・言語変換・鑑定
ジョブスキル:索敵(冒険者)
ユニークスキル:マップ・ジョブ
スキルポイント:190
称号:転生者・旅立つ者・幸運者・迷宮から帰還せし者・冒険者ランクコモン
次にスキルだ。
短剣LV2(08/50)
片手剣LV3(31/100)
弓LV2 (13/50)
格闘LV3(29/100)
盾LV2(24/50)
警戒LV2(35/50)
命中LV1(08/10)
火耐性LV2(41/50)
氷耐性LV3(09/100)
鍛冶LV4(60/150)
清掃LV1(05/10)
言語変換LV4(90/150)
鑑定LV4(04/150)
マップLV3(12/100)
ジョブLV3(23/100)
やはり鑑定のレベルが上がっている。
レア度の表示が追加された訳だ。
マップも上がってるな。確か……自分の現在地が分かって、拡大縮小出来るんだ。
これは使い勝手が良くなったな。
ここまでの情報を皆に伝えた。
「とりあえず半分だな。」
半分?どういう事なのだろうか?
「ジョブスキルを覚えたんだろ?二つ目を覚えたら色々ジョブに選択が増えるんだ。」
以前本を読んだ限りはそんな事は書かれていなかった。どちらが正しいのか、情報の食い違いがあるんだろう。
「例えば魔道士だな。他に何かしら魔道書を読んでおかなければならないがな。」
魔道書は書いてあった。読もうと思ったらブロンズ以上じゃなきゃ入ることが出来ない場所に保管されてて読めなかったんだ。
そうするともう一つの条件、一定以上の魔力か……。
冒険者の魔力は現在9。倍だと18になる。基礎魔力が5だから……魔力20が条件?
だとしたら既に満たしてる。魔道書さえ見ればいけるはずだ。
この仮説を伝えてみた。
「なるほどね。一理あるわね。そうすると魔道書か……ギルド長に頼んでみましょうか?」
「いえ、ユニークスキルの事は話したくないんです。これはこのメンバーだけに話したことですから。」
「んじゃ、ブロンズになるしかねぇな。」
「もう一つあるわよ。……王立図書館よ。」
王立図書館にも魔道書はある。国から許可を得、職員の監視の中でだけ閲覧出来る。
これはかつて魔法犯罪が後を立たず、法整備が行われた事によって国家の許可証が無いものは魔道書の閲覧が禁止されることとなった。
ただし、冒険者に限ってはその権限の元、独自に認め許可を与えた者にはその閲覧を認めている。
「問題は国の許可が下りるかどうかなのよね。この街だと辺境伯が滞在中っていうのが最低条件なのよ。」
辺境伯。この世界で倒れていたオレを助けてくれた人物だ。
「とりあえず明日にでも行ってみるか?逢えたら儲けもんだしな。」
「……エイルさん、オレ、辺境伯に助けて貰った恩があるんです。この街で記憶をなくし倒れていたオレを助けてくれたのが辺境伯なんです。」
「だったら今の保護者として余計に逢わなきゃな。」
明日は辺境伯の屋敷だ。あの時のお礼と近況報告も伝えなくちゃな。
「ところでよ、ちょっとオレを鑑定してくれないか?他人のステータスってどう見えるのかってのもあるしな。」
人物鑑定はしたことがある。ミルファも初対面の時している。
あの頃はまだ名前と年齢しか出なかったんだよな。
「いいですけどステータスは多分出ないですよ?」
「とりあえず頼むわ。」
エイル(25)男
暗殺者
スキル
短剣極LV2・片手剣LV2・ガードLV4・警戒LV5・気配察知LV2・回避LV7・投擲LV3・受け流しLV5・手加減LV2・指揮LV2・立体機動LV3・暗殺LV1・火耐性LV3・水耐性LV2・風耐性LV3・毒耐性LV3・麻痺耐性LV1・闇耐性LV1・錬成LV5・解体LV2・耕作LV2・収穫LV2・清掃LV2・料理LV1・遊戯LV3・脚力強化LV2・疾走LV4
「ジョブ暗殺者?それにスキルが……凄い!」
驚きながらも結果を伝えた。
「そっかー。ステータスを数字では見れないかー。残念だな。ま、それでもスキルとそのレベルが分かっただけでも自分の強化方針の指針になるよな。」
「どうだ?マリーも見てもらわないか?」
「え?私?私はいいわ。遠慮しとく。」
「俺を見てもらえないか?」
ディルだ。ディルも凄そうだ。
ディル(26)男
狙撃手
スキル
短剣LV3・片手剣LV1・弓極LV2・格闘LV2・警戒LV3・回避LV4・命中LV7・狙撃LV6・望遠LV3・手加減LV5・火耐性LV3・水耐性LV2・風耐性LV3・暗闇耐性LV2・魅了耐性LV4・大工LV3・解体LV3・料理LV6・洗濯LV6・清掃LV6・裁縫LV3・洗浄LV4
こちらも凄い。てか、家事スキルが異常に高い。
「そうか。感謝する。」
「私もいいですか?」
ミルファが来るとは……スキルがどんなもんか見てみるか。
ミルファ(16)女
冒険者
スキル
短剣LV1・片手剣LV1・弓LV3・命中LV2・苦痛耐性LV3・料理LV4・洗濯LV4・清掃LV3・裁縫LV3・洗浄LV2
生活スキルが安定してる。流石だ。けどジョブスキルは出ないんだな。レベルの判断はまだ無理そうだな。
この結果をミルファにも伝えると、納得したように笑顔でお礼を言ってきた。
エイルの説得も虚しく、結局マリーが鑑定を受けることは無かった。
それでも他のメンバーを鑑定した事で、其々の今後の鍛錬方針が決まったようで良かったと思う。
皆での話し合いも終わり、夕食の準備でもしようかと立ち上がるとマリーから声が掛かった。
「先にお風呂に入っちゃったほうがいいよ。勿論二人で!。」
いや、固まった。エイルは笑いを堪えながらこっちをチラ見している。
なんか釈然としない。ちょっと余裕を持った態度で二人を見返そう。
「あ、はい。じゃあ先に入ってきますね。」
多分オレの顔は真っ赤になってるだろう。しかし、余裕を持った感じで答えられたに違いない。
「え?ちょっ……ホントにですか?ま、待ってください。」
オレはミルファの手を取り、着替えを取りに一旦部屋へ入る。
「ごめん。なんか、からかわれてるのが嫌で……。」
「吃驚したじゃないですか。もう……。」
「でも一緒に入らない?」
「え?えーと……いいですけど……。」
ミルファは耳まで真っ赤だ。いや、多分オレもだと思うが。
着替えを持ち、一緒にお風呂に入ることとなった。
明るい所でミルファの裸を見るのは初めてで、なんというか、綺麗で反応してしまった。
思ったより胸があったのには驚いた。触った感じとは違うもんだな。
別に洗いっこしたりは断じてしていない。まだそんな余裕は無いのだ。
お互い恥ずかしいのか、その視線が泳いでる。まあ、チラチラ身体見ちゃってたけど。多分バレてる。
ミルファがチラ見してたのも気付いてたからな。
風呂から上がるといい香りが漂っていた。
これは……生姜焼き?オレの大好物だ。この世界にもあったらしい。
見てみると、作ってるのはディルだ。
「ディルさん、生姜焼きですか?すっごくいい匂いですね。」
「ああ、俺が好きなのでな。」
男は唐揚げと生姜焼きを作ればイチコロだ。なんて昔テレビで誰かが言ってたが、そのとおりかも知れない。
「なあ、ちょっと思ったんだが、お前のアイテムボックスに温めた食材を入れたらどうなるんだ?そのままなのか、冷めるのか…。」
盲点だった。容量にばかり目がいってたが、状態維持が出来るのかは確認していなかった。
ただ、殺したばかりの魔物をそのまま入れたとき、出したらそのまま血が滴っていた。
そうすると状態はそのまま維持し続けるのではないだろうか?
「確かめてみないと分かりません。けど温かいままのような気がします。」
「今日の残りは入れて確かめてみようか。」
その後オレはそのまま手伝い、皆で夕食を共にし、余った分を再び火にかけ、アイテムボックスへ入れる。
寝る前に出してみたところ、見事に温かいまま維持されていたのだ。
これで肉や魚も余分に買っても保存が出来る。この事は全員が普通に喜んだのであった。
実は鑑定結果にジョブスキルも入れる予定でしたが、なかなか考えが纏まらない為今回は止めました。
その内設定を決めますのでそれまでお待ちください。
ブクマ・評価・感想をお待ちしています。
よろしくお願いします。




