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第九話 Let's 腕試し

今回はちょっと文字数多め。

そして満腹度、給水度システムを導入しました。それに応じて、今までの話も変更。

 さて、場所は変わって修練場。今ボクは、でっかい木の剣と金属製の大盾を持ったおじさんと対峙している。今日は模擬戦じゃなくて、さっきから言っていた腕試しをする。


 おじさん曰く、「この鋼の盾を十分以内に割るか、俺の胴体に攻撃を当ててみせろ」とのこと。

 ······レベル12には酷な試練な気がする。おじさんは魔道具でステータスが十分の一以下になってて、その上手加減してくれるとはいえ、ゲーム開始初日のプレイヤーに要求することじゃないよねぇ·······。


「そうじゃ、スノウ。ちと待て」


 そんなことを遠い目をしながら考えていたら、観戦の為に着いてきたエメロアから待ったがかかる。


「どしたの?」


 待つのは全然構わないけど、何かあったのかな?しかもボクに。


「ワシに背を向けてくれんかの」


「何があるの?まあいいけど」


 用があるのは背中らしい。マジでどゆこと?


「ふんっ」


ビリビリビリビリッ


「ひゃわああぁぁぁぁ!?」


 何今の!?体内を何かが動きまくって、すっごいびっくりしたんだけど!!


ピコン


 確か、これはシステムメッセージの通知音だったっけ。何かな?


『種族スキル【竜魔法】がエクストラスキル【真·竜魔法】に進化しました。それに伴い、100SPが消費されました。【魔力操作】を習得するにはSPが不足しています』


 ふぁっ!?エクストラスキル!?しかも100SP!?


「スノウよ、どうしたのじゃ?」


 次から次へと予想外の事態が起きて硬直しているボクに不安を感じたのか、エメロアが心配そうに声をかけてくる。


「なんか、【真·竜魔法】ていうのを習得した」


「······は?なんで古代の王族の血統にしか発現しなかった特殊技能を嬢ちゃんが持ってるんだ?」


「説明ありがとう······って、え?」


 おじさんの反応を見るに、これって超希少?


「えと······このスキル持ってる人ってエメロアやおじさんの知り合いにいる?」


「「全くいないのう(いねぇな)」」


 二人揃って断言されちゃったよ。


「まず、エメロアはボクに何したの?」


「ワシの眼にはスノウの魔力回路に謎の歪みを感じたからそれを取り除いて正常にしただけじゃ」


「他の竜人にそんな歪みは無かったのか?」


 おじさんが言った疑問はボクにもある。今までエメロアは魔力回路の歪みを見たことがなかったのかな?


「何と言うかのう···魔力が少ない奴は眼に映りにくく、魔力が多い奴は巧く己の魔力を隠しておるので、見難いのじゃ」


「つまり、魔力が多くてそれを隠してない嬢ちゃんだからこそ見えたってことか?」


「うむ、その通りじゃ。先程例として挙げた奴らの魔力回路も見れないことはないのじゃが、わざわざそこまでする事でもないからの」


「今みたいに魔力回路を調整することはこれまでになかったの?」


「一度もないの。格が高い奴らの魔力回路は操作できないことはないがやりにくいのじゃ」


 格はレベルのことだよね。うん、大体わかった。確かにその条件に当てはまる人物はとても少ないだろうしね。


「でも、魔力回路を調整しただけで得られるスキルじゃないよね?」


「それはそうじゃの。うむ······おぬしはその格に見合わぬ魔力量と魔法の威力を持っておる。それが原因かもしれぬが、竜人の数が少ないからあくまで推測じゃがの」


「竜人って少ないの?」


 そんなこと初耳なんだけど。


「街にもあまりおらんかったじゃろ?」


 言われてみれば······現地人にもプレイヤーにもあんまりいなかったね。


「まだやらねぇのか?」


 声のする方を向くと、待ちくたびれたようなおじさんの姿があった。そんなに戦いたいのね······。


「ちょっと待ってくれない?今習得したスキルの性能を把握しないと」


「そうか。たった今手に入れた技能だからな。どうやって把握するかは知らんが、嬢ちゃんが慣れるまでちと待つとするか」


 待ってくれるそうなのでさっさと確認してしまおう。

 えっと、ステータス画面からスキル、そして詳細っと。


【真·竜魔法】

 遙か古の時代、竜人の王族、そのごく一部のみが保有していたと言われる失伝魔法(ロスト·スペル)

 『魔纏』の魔力消費が【竜魔法】の半分であり、『魔纏』に加え『魔弾』、『魔槍』を使用可能。そして『咆哮』が『魔砲』に変化。

 『魔纏』を使用した時、INTの一部を攻撃時にSTRに加算し、STR依存の物魔混合ダメージを与える。また、魔法を防ぐ際にはMNDではなくINTが適用される。ただし、属性の相性に注意。

 また、使用する属性によって追加効果が存在する。



 ·······これまたえげつない。エクストラスキルの名に恥じない性能だね。竜人族なのに魔法が遠距離もできるようになっちゃった。

 それと、最後にしれっと書いてある『魔法を防ぐ際にはMNDではなくINTを適用』がさらにえげつない。

 それはそれとして、『属性の相性に注意』ってどういうこと?水属性の魔法を防ぐ時に火属性の『魔纏』じゃダメな感じかな?今は詳しくはわからないし、とりあえずはそういう認識でいっか。

 今度は『魔砲』をチェック。


『魔砲』:『咆哮』のような魔力収束砲を口以外の場所から放つ。威力は込めた魔力量によって変化。反動あり、注意。


 ······【弓術】がほぼ要らない子になりました。元々、遠距離攻撃の為に取ったのに【真·竜魔法】で『魔砲』を習得したせいでもう不要だよね。でも取っちゃったものは仕方ないし、放置かな。


◇◇◇


 十分ほど【真·竜魔法】を試し、いよいよ腕試し。


「どっからでも来ていいぞ」


「勝てる気はしないけど、出来るだけやってみるかなっ!」


 走り出すと同時に翼を羽ばたかせ、加速しながらおじさんへと突進する。

 そして雷属性の『魔纏』を右手に発動し、『魔槍』を左右に三本ずつ展開。

 『魔槍』を射出すると同時に一旦着地。飛行の勢いをそのままに左足を強く踏み込み、右手を突き出すっーーー。


「〈掌打〉!」


ガァアン


 気合を入れて放ったアーツはいとも容易く大盾で受け止められる。


「そんな簡単に受け止められたら、諦めちゃいそうだよ」


「まだこれ以上の威力を叩き出せるのによく言うぜ。ってか地竜を倒した技は使わねぇのか?」


「あれはそんな簡単に出せる威力じゃないんだよ」


 戦闘中なのに話しながらボクは『魔纏』の範囲を両手両足まで広げ、盾を殴る。一回殴れば翼で加速し、次の一撃を叩き込む。それが防がれたら今度は足。どの攻撃もおじさんには容易く受け止められるが、めげずに空中連撃を延々と放つ。


「こんな技、どこで編み出したんだよ?」


「本で読んだ真似事だよ」


 見様見真似だから、とても荒削りで無駄な動きばっかりだろうけどね。


「そっちも、なんで雷が効かないのかな?普通の生物なら少しは硬直するはずだけど!」


「気合いだ!!!」


「気合いでどうにかなるものじゃないよ!?」


 本当にこのおじさんは何者なのかな······?


「パンツァーが身体能力の差で押し切ってはないとはいえ、あやつと喋りながら戦えるおぬしもどうかと思うのじゃが」


 いつの間にか空中浮遊していたエメロアから野次のような声が聞こえる。

 そんなことをボクに言われても······。


「おじさんが手加減してくれてるからに決まってるじゃん」


「加減した身体能力でも隙があったら攻撃しようとは思ってるんだがなぁ。嬢ちゃんにこれといった隙がねぇんだよ。あっても加減した状態じゃ無理なぐらいしか隙がねぇ。本当に初心者か?」


「一度攻撃した後にすぐ翼で加速して隙を無くすようにしてるからね。ぶっつけ本番だったけど上手くいって良かったよ」


「その動きでぶっつけ本番か···末恐ろしいな」


「楽しみでもあるじゃろう?」


「まあ、そうだな」


 褒めてくれるのは嬉しいけど、おじさん、すっごい余裕そうだね。二人が話していた間ずっと手足の『魔纏』と『魔弾』と『魔槍』で攻撃を続けてたのに、全部盾で防がれてるんだけど······。しかも麻痺りそうな様子もないし、これ無理ゲーでしょ。


「こんのぉ、〈双月〉!」


 さっきまでとは違う火属性でアーツをぶっ放す。


ミシッ


 お?そろそろ割れそう。意外と脆いねこの盾。鋼ってそこまで上位の素材じゃないみたい。


「マジかよ。衝撃を受け流してねぇとはいえ、二分三分で壊れるようなもんじゃねぇぞ?だが、今のは隙が大きいな!」


 危なっ!?


 可能な限り体を反った瞬間、鼻先数cmを木剣が物凄い速さで通り抜ける。これ本当に手加減してるんだよね?我ながら今のは軽率だと思うけど、避けられて良かったよ。直撃してたら轟沈する自信があった。うん、間違いなく。


「っ! 今のを避けるか。どんな反射神経してんだよ」


「今の隙で仕留めれんかったのはさすがに怠慢ではないかのう?」


「うるせぇ。自覚あるから言うんじゃねぇ!」


 ニヤニヤしながら煽るエメロア。少しだけ顔を赤くしながら悪態をつくおじさん。そしてその光景を困惑しながら眺めるボク。

 これ、戦闘中の雰囲気じゃないよね。おじさんの動きが止まってるよ······。


「悪いけど、隙だらけだよっ」


 すぐさま足の『魔纏』を風属性に切り替え、『魔弾』を地面に撃つと共に足を振り下ろし、大量の土煙を発生させる。


「なっ!?煙幕か!」


「うむん!?煙いし、視界が悪いのじゃ···」


 あ、エメロアごめん。

 でもこんな大チャンスをわざわざ逃す意味もなく、風属性の『魔纏』を翼に、ブースターとして足の裏から『魔砲』を放ったボクは、自分でも驚くほどの速度で地面を駆ける。


「くそ、見えねぇ」


 土煙と盾のせいで一瞬ボクの姿を見失ったおじさんを置き去りにし、壁を翔ける。


 ドーム状の修練場の壁(天井?)を登り、頂点に辿り着いたボクは、逆さ向きでホバリングしながら『魔砲』と手の『魔纏』を解除し、足の属性を火に切り替える。

 そして地竜をも屠ったあのアーツを使用。


「ーーー〈流彗〉」


 アーツの勢いを強める為に天井を蹴り、今度は手から『魔砲』を放ちさらに加速する。マジで『魔砲』が便利すぎる。本来は攻撃用なんだろうけど、移動に多用させてもらってます。


「おりゃあぁぁぁぁぁあああ!」


「上か!」


 土煙が晴れてきたのと、ボクが声を出したせいで位置がバレたけど、もう遅い!


ガガッ バキィン!!!


 おじさんの防御は間に合ったが、盾はもう限界だったようで、大きな音を出して割れた。よし、これで腕試しは終わりだね。


「いやぁ、参った参った。身体能力のゴリ押しをしてねぇとはいえ、嬢ちゃんは十分強いな」


「ありがとね。ふぅ、疲れた」


「いくつかのアーツを使ってないのは何か理由があるのか?」


「うん。盾とかの硬い物には斬撃系統の技は効きにくいからね」


 刺突系統の〈アサルト·スティング〉も効きにくい部類に入るけど、破壊力高そうだったので使用。


「よし、満点だ。相手に合わせて使うアーツを変える判断もできてるな」


「そうじゃな。ひよっこ共は相性を考えずにアーツを放つからスノウより戦いが下手じゃの。ほれ、ポーションじゃ」


 エメロアから投げ渡されたポーションを飲むと、ほとんどとは言わずとも三分のニくらいは無くなっていたMPが全回復した。

 え、このポーション効果高くない?聞いた話だと1000以上のMPを回復するポーションってなかなか無いのに、2000越えかぁ·······。今の状況だとプレイヤーメイドではこんな代物ないね。自分で言うのもなんだけど、ボクのMP量はかなり異常だよ?最低38レベルにならないと到達できないくらいの量だからね。しかも、ずっとHPには振らずにMPだけに振ってたら防御が激薄だからMPガン振りはそう簡単に取れる手段じゃない。

 その半分以上を一気に回復するポーションは魅力的すぎる。一流と言わざるをえない腕前だし、エメロアに生産分野でも弟子入りできないかな?

 そうだ、『魔纏』って長期戦には向かないんだね。【竜魔法】から【真·竜魔法】になったのにMPの消費は片手で秒間5、両手両足全てに展開すると秒間20。燃費がすっごい悪い······。あ、もしかして常時展開するスキルじゃないのかな?

 それなら攻撃する瞬間だけ発動するって手段もあるか。長期戦するにはMPを節約した方がいいね。次からはそうしよう。


「スノウ、お疲れ様じゃ。まさか大盾を割ってしまうとは思わなんだ。あれ、ただの鋼でなく魔鋼じゃからの」


「ねえちょっと待ってその話詳しく」


 今聞き捨てならないことが聞こえた。


「うむん?じゃから、あの盾は魔鋼製なのじゃ」


「あ、エメ、言うんじゃねぇ!」


 おいこら。鋼って言ってたじゃん。


「おじさん?一体これはどういうことかな?」


 ジト目をしながら犯人を問い詰める。


「いや、な?嬢ちゃんは支援込みでも地竜を倒したってエメから聞いたから魔鋼でもいけると思ったんだよ。それに結局破壊したじゃねぇか。アーツ込みでまともにブチ込んだら多分普通の鋼製の鎧は上質な代物でねぇと一発で壊れるんじゃねぇかな」


 勝手に盾の材質を変えたという罪悪感があるのか、明後日の方向を向きながらしどろもどろと言い訳をするおじさん。

 それにしても、なんて恐ろしい威力。ボクは生産職志望なのにどんどん戦闘向きになっていくのはなんでだ·······。


「だからって何も言わずに変えるのもどうかと思うんだけど」


「そうじゃそうじゃ」


 エメロアも止めてなかったよね?


「エメに言われるのは釈然としねぇ」


「そこに関しては同意するよ。エメロアもこのことを知ってボクに黙ってたからね」


「それはのう、スノウの成長のためじゃ」


 今度はエメロアがそっぽを向きながら取ってつけたような言い訳をする。

 はぁ。まあ、明日は冒険者登録の推薦をしてもらうんだし、いっか。


「まあいいよ。じゃあ、ボクはそろそろ帰るね」


「スノウ、おぬし宿は取ってあるかの?もうどの宿を満員だと思うのじゃが」


「······あ」


 腕試しするまでは覚えてたのに、すっかり忘れてたよ。どうしよう、初めての野宿を敢行するしかないのかな。


「その様子を見るに取ってないようじゃな。仕方のない奴じゃ。ワシが家に泊めてやろうではないか。」


 もう野宿するしかないと、悲壮な決意を固めようとしたボクに、エメロアが手を差し伸べてくれる。···エメロアが居候じゃなきゃいい言葉だったのになぁ。 


「ここは俺の家なんだが。まあ、泊めるのは全然構わねぇぞ」


「いいの?」


「基本的に俺とエメ、たまにもう一人か二人くらいしか住まないのに屋敷がムダにでけぇせいで部屋が余りまくってんだよ」


「ありがとうおじさん!」


「バッ、おま、抱きつくんじゃねぇ!」


 つい抱き着いちゃったボクを顔を真っ赤にして跳ね除けるおじさん。ボクは女に見えるけど男だからね?って、あ。


「あ、ごめんなさい。つい抱き着いちゃったよ」


「胸が当たるからやめてくれ······。少し頭を冷やしてくる」


 まだ照れているのか顔を背けながら弱々しく注意してくる。そして、フラフラとしながら部屋から出ていくおじさん。ごめんね?ゲーム内でのボクは結構おっぱいが大きい女の子なの忘れてたよ。


「あの感じじゃと、しばらくは帰ってこんな」


「そういえば、ボク今は女の子だった」


「スノウ、“今は”とはどういうことじゃ?」


「あー······本当のことを言うからね?まず、ボク達異界人はアバターと呼ばれるこっちの世界での肉体を作って初めて存在が確立されるのは知ってる?」


「うむ。何かの書物で読んだ覚えがあるのじゃ」


「じゃあ続けるよ。アバターのベースはあっちの世界の肉体を基にするの。でね、その時にボクの性別が誤認されちゃったんだよ」


 柊和姉に胸に詰め物されたせいでおっぱいは大きくなっちゃったり、体が全体的に女性っぽく補正かかったんだよね。それに、リアルでは肩を少し超えるぐらいの長さの髪が腰に届くまで伸びた。割と邪魔。


「スノウ、おぬしは男でいながら性別を間違われるくらいに女らしい姿をしておったということかの?」


「不本意ながらそうだね。ボクのあっちでの見た目は、竜人の特徴を除いて、おっぱいとかの女性っぽい体の丸みを無くして、髪を肩辺りまで短くしたらほとんどそのまんま」

 

「顔や声、身長は今と変わらんのか?」


「これまた不本意なことにそうだね。初対面の人には女の子としか思われないのが悩みだよ」


 クラスでもこの容姿と声はからかわれて······はないね。年下の女の子として可愛がられてる感じ。からかわれるよりかは良いけど、すぐにボクの頭を撫でたり、『雪ちゃん』なんて呼ばれたりなど、子供扱いされてるのでそこは少し不本意。

 「髪切れば解決するんじゃ?」って思う人もいるかもだけど、ベリーショートにしても7、8割くらいの確率で間違われたんだよねー。とある事情で前髪は長くしたいし、そうすると前髪以外も伸ばさないと不自然になってしまうから全体的に長くしているのだ。


「おぬし、何歳じゃ?」


「16」


「嘘じゃろう!?」


「本当だよ!」


「それくらいの歳なら成長期や変声期は既に来ているはずじゃがのう」


 それは言わないで······少しは気にしてるから。


「うむ、承知した。後でパンツァーの奴にも伝えておくわい。おぬしは適当に空き部屋へ行って異界に戻るのじゃ。明日も待っておるぞ」


「うん。じゃあおやすみ、エメロア」



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[気になる点] >「スノウ、おぬしは男でいながら性別を間違われるくらいに女々しかったということかの?」 女々しいって、性格などの内面的なものを指す言葉なので容姿を指して使う場合には「女顔」や「女性的な…
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