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Unique Tale Online ~竜人少女(?)の珍道中~  作者: 姫河ハヅキ


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第六十九話 大氾濫(前編②)

大学受験も終わってやっと気が抜けた姫河ハヅキです。「二月中に投稿できるかも」などと宣っておいてここまで投稿が遅くなってすいません。

大学生協だとかパソコンだとか、大学って入ってからはもちろん入学準備も大変なんだと思い知りました。

投稿遅れた割には文字数少ないですが許してください!m(_ _)m

◇◆◇ロネside◇◆◇


『はいはーい』


 その言葉を最後にスノウとの『念話』が切れた。

 ······セイリア王国第一王女の一件以来、スノウと何度も『念話』で連絡を取っていたから最近は慣れていたのだけど、この魔法って相当希少よね?いくつもの国を渡ってセイリア王国まで来た私でも使い手を見たことがないもの。

 一度魔法を受けて経路を構築しておかないと遠距離では通信できないという弱点があるとはいえ、軍事、戦略方面での価値は計り知れない。その手の事業に携わっている貴族に知られたら、問答無用で囲い込まれるのが目に見えている。

 ただ、それを危惧してヘリオス達が隠蔽と工作をしているらしい。未だスノウの存在と魔法を知らない者達に対しては情報統制を行い、既にスノウの情報を掴んでいる者達に対しては自分達が囲い込んでいるように振る舞っていると言ってたわね。

 ちなみにその工作に関与しているのはこの国の王族であるセイリア家、フレイのスルト家、ミオナのルサールカ家、フィロのゼピュロス家、メルのネルトゥス家、アルフレッドのシュバルツ家ね。

 ······王族に公爵家四つ、侯爵家が一人の竜人を囲い込むとかすごいことになってるわね。過剰でしょこれ。

 理由としては、夏期講習の試験でのあれこれなんでしょうけど、さすがに貴族が権力を行使するには足りないんじゃないかしら?

 もしかすると、十二英傑に媚びるって目的も含まれてるのかもしれないわね。

 閑話休題。

 何故スノウの囲い込みについて私が知っているかというと、直接聞いたからだ。「スノウに対して隠蔽や工作をするとどうしても君も巻き込んでしまう。すまないね」とはヘリオスの言葉だ。

 王族の割に腰が低いのよね、ヘリオスって。平民、しかも異種族の私に頭を下げる貴族は見たことがないから驚いたわ。

 ヘリオスは謝罪してきたけど、体裁だけとはいえ高位貴族に囲い込まれている状況って、むしろありがたいのよ。人族至上主義の貴族からちょっかいを受けることも無くなるし。

 ············。

 ······鬼種の大氾濫にしても、やけにオーガが多いわね?考え込んでいた間にも十体以上は殺したのに、ろくに減ったように見えないのだけど。しかも群れの中にはゴブリンやホブゴブリンの姿が見えない。大氾濫が起きてすぐの頃には何体か出現していたというのに。

 魔力溜まりに近ければ近い程強力な魔物が出現しやすくなるが、それにも限度がある。群れの半分ならまだしも八割以上がオーガなのは魔力溜まりの近くでも異常事態だ。

 ······スノウを魔力溜まりに向かわせたのはマズかったかしら?王都の近くでもこんな感じだったらヘリオス達がヤバそうね。ま、今更どうこう考えても無意味よね。私がここを離れたらオーガの群れが王都に向かうでしょうし、結果的に王都にモンスターを連れて行くことになってしまうもの。

 あ、またハイオーガが出現した。オーガより強いと片手間じゃ倒せないから面倒くさいのよ。

 全身に張り巡らせていた強化を両足に集中させて跳躍。オーガの首をいくつか刈りつつ木々の間を跳び移る。ハイオーガに接近した所で強化を今度は腕と槍の穂先に集中。そして一息に魔核を貫く。

 支える力を失い倒れたハイオーガの骸から槍を引き抜き、再び強化を全身に回す。

 ······はぁ。上位種が瞬殺されてるんだから、少しは怯えるのが普通じゃない?そうしてくれると倒すのが楽になるのだけれど。

 ············今度はジェネラル。

 キングじゃないだけマシだけど!

 面倒くさいものは面倒くさいのよ!


◇◇◇◇◇◇


 オーガジェネラルの大剣とロネの槍が真正面から打ち合わされた。

 もしロネ以外の冒険者がこの場にいたら、その者は彼女の無謀な行為を止めただろう。オーガジェネラルの体躯はロネのそれよりも一回りも二回りも巨大で、まるで子供と大人が相対しているかのようだ。それに加えて両者が持つ武器も体躯と同じくらいの差がある。

 結末が分かりきった一合は、しかし、信じ難い結末を迎えた。

 ロネの持つ槍は一向に折れる様子が見えず、ロネ自身も一切その場から動かずにオーガジェネラルの一撃を受けきった。

 獣人の中でも筋力が高い種や耐久力が高い種がいないことはないのだが、猫獣人はその種には該当しない。猫獣人は素早さや器用さに長けた種である。

 もっとも、ロネは猫獣人でもないのだが。まぁロネも種族特性としてAGIとINTが高いので似たようなものだとしておこう。

 兎も角、ロネがオーガジェネラルの一撃を何の苦もなく受け止めるなどありえない······はずなのだが、彼女の持つスキルがそれを可能にしている。

 エクストラスキル【悪食の闇(ハングリーダークネス)】。このエクストラスキルにはスノウの【淫乱竜(バビロン)】のようにいくつかのアーツが含まれている。

 その中の一つであるパッシブアーツ〈夜の化身〉。闇属性と影属性の魔術の威力を強化し、消費魔力を削減する。他の属性魔術の威力が半分以下に弱化して消費魔力が数倍に跳ね上がるというデメリットと引き換えに、その強化値はエクストラスキルの中でも最上位に位置する。

 そして、オーガジェネラルの一撃を真正面から受け止めるなどという非常識な芸当を可能にしているのがアクティブアーツ〈飢餓之獣(ウエルケダモノ)〉。【悪食の闇】保有者が今までに殺してきた全ての生物のステータスの五%をアーツ使用者に上乗せする。上乗せするステータスのカウントは【悪食の闇】を獲得した時から始まるが、このエクストラスキルを生まれながらにして保有し、数十年で膨大な数のモンスターを殺してきたロネは、このアーツの発動中は竜種を超える肉体を得る。

 勿論これ程のアーツが低コストで運用できる道理はなく、発動コストでも維持コストでもHP、MP、APの三種リソースが同時に消費される。その消費量は高く、何もしなければロネでは五分も経たず死に至る。

 しかし、〈飢餓之獣〉を発動させてから優に十分は経過しているにも関わらずロネは今も涼しい顔で槍を振るい、オーガ達を葬っている。

 その秘密は今も発動し続けている六つの継続発動型の魔術にある。

 自身を中心とした一定範囲の生物からリソースを吸収する『生命吸収』、『魔力吸収』、『霊力吸収』。自身が傷付けた、もしくは殺した相手からリソースを吸収する『生命強奪』、『魔力強奪』、『霊力強奪』。

 闇属性の中でも高位に位置するこれら六つの魔術を〈夜の化身〉により低コストで、彼女の才覚で同時に発動し続けることで〈飢餓之獣〉のコストを補い、集団戦において超長期戦闘を行うことが可能になっているのだ。

 また、ロネが学院の夏期講習二次試験で謎の黒ずくめとの戦闘中に発動していたのが【悪食の闇】に含まれる魔術『悪食の闇(ハングリーダークネス)』である。その効果はスキル保有者がスキルを獲得してから現在までに闇、影属性の魔術で討伐した生物の一部、もしくは全体を再現するというものだ。

 【悪食の闇】は関係なく、一次試験での無双っぷりと二次試験の結果でで彼女に付けられた異名「蹂躙猫姫」やスノウの「殲滅竜姫」。二人とも嫌がっているが、実際、戦闘スタイルという点で見ても、出自という点で見ても割と的を得ている表現だったりする。これ以上に二人にピッタリな異名は無いとまで言える程に。


◇◆◇スノウside◇◆◇


 お、ようやく魔力溜まりに近付いてきたなぁ。オーガの数が多すぎてここまで来るのも一苦労だったよ。

 ていうか、さっきからオーガが湧き過ぎじゃない?ゴブリンとホブゴブリンの姿が消えたんだが。 

 このゲームがサービス開始して半年も経ってないから初心者も多いだろうし、もう少し難易度低くても良かったんじゃないかなぁ。

 あ、初心者は森の奥には来ないしこれが普通なのかな?大氾濫に参加するのがこれで初めてだから分からん。


『···おかーさん、何か別のこと考えてる?今は戦いに集中するべき』


『あ、はい』


『スノウってばオーガの群れが相手だってのに随分余裕がありそうじゃない。その様子ならもう少しそっちに任せても大丈夫よね?』


『や、さすがにこれ以上はキツい。既に魔力がカツカツ』


『あー······()()を準備しながら他の魔術を使えてるのがおかしいわね。貴方ホントに竜?妖精や精霊の類じゃないの?』


『竜(亜神)です』


『·········何か含みがあるように聞こえるわね』


『二人共!喋る余裕があるならオーガの討伐スピードを上げてほしいのです!?特におかーさん!』


 魔術と弓術の並列行使でオーガを次々と仕留めているイナバが悲鳴を上げる。


『『ごめんなさい』』


 分かっているだろうが、ここまでの会話は全て『念話』である。というのも、今はリルとヴァルナが【人化】を解除しているため口頭での会話ができないからだ。

 何らかのオブジェクトが原因でモンスターが出現している場合、攻略の要は如何に素早く敵陣の奥深くまで突き進み、そのオブジェクトを破壊するかである。そこでこのメンバーで問題となったのがヴァルナの移動速度だ。ヴァルナはリルとイナバと比べてAGIがかなり低い。そのうえ全身鎧に大盾という、素早さには全く縁のない装備構成である。大群が相手なので人手を減らしたくはない。かと言ってのんびり進んでいられる状況でもない。

 そういう理由でヴァルナに【人化】を解除してもらったというわけだ。

 なお、ヴァルナが獣状態に戻ったことでステータスが上昇したり歩幅が変わったりで今度はリルの移動速度が一番遅くなったためリルも【人化】を解除。現在はヴァルナにボクが、リルにイナバとユリア(ユリアはイナバの頭の上)に乗り、モンスターを倒しつつ魔力溜まりに向かっている。

 魔力溜まりを潰す方法は至って単純で、ある程度の威力の魔術をブッパするだけらしい。それでも念には念をと【混成魔法】での『魔砲』を準備している。

 その方法を教えてくれたのがエメロアだからなぁ。エメロアにとってのある程度がボクにとっての高威力かもしれないのだ。出し惜しみして失敗するより魔力を少々過剰に消費してでも確実に魔力溜まりを潰す方がいいに決まっている。

 っと、そろそろ『魔砲』を撃つ頃かな。これ以上は制御がキツい。


『皆、ちょっと後ろに下がっててねー』


 ヴァルナから飛び降り、照準代わりに右腕を魔力溜まりに向ける。

 威力に優れた火属性と速度に優れた雷属性。その二つを混ぜ合わせて放つそれは、多大な魔力消費を代償として威力と速度を兼ね備えた攻撃魔法の理想とまで言えるもの。雷でありながらあらゆる物を燃やす、存在するはずのない有り得ざる雷。

 これを森や山で使うと森林火災のリスクがあるんだけど、手持ちのスキルで一番ダメージ出るのがこれなんだよね。

 万が一木に燃え移ったら急いで消火するので許してください!

 

「『真紅雷霆(スカーレット)』」


 放たれた紅雷は射線にいた十体以上のオーガを瞬く間に消し飛ばし、同じく射線にいたハイオーガ、オーガジェネラルすらも呑み込んだ。それでも勢いの衰えた様子のない紅雷があっさり魔力溜まりを破壊するかと思ったが、さすがにそこまで甘くはなかった。

 魔力溜まりの側で胡座をかいていたオーガキングが立ち上がってその手に持った巨剣に膨大な魔力を集めたかと思えば、丸太と見間違う程の豪腕で巨剣を振り抜き、鬼種の魔物の中でも最高峰のSTRと魔力量で無理矢理『真紅雷霆』を霧散させてしまった。

 ボクの最高火力を無傷で防がれたのは痛いけど、今の攻防でオーガキングのMPが五割を切ったのが幸いか············回復してるんだけど?

 しかも思ったよりモンスターが残ってるんだよなぁ。オーガはワンパンできたが、ハイオーガは三割、オーガジェネラルは六割ほどHPが残っている。

 魔力溜まりを潰そうとすれば無限MP持ちのオーガキングが立ち塞がり、オーガキングのMP供給を断つには魔力溜まりを破壊する必要がある。遠距離攻撃はさっきのように防がれる、と。おまけに周りのモンスターは時間経過で湧く、と。

 ·········もしかしてこれレイド戦?パーティ毎でオーガの処理とかオーガキングとの戦闘とか魔力溜まりの破壊とか役割分担が必要そうじゃない?

 最低でもAランクじゃないとワンパーティじゃ無理だわ。


『この群れと真正面から戦うのは無理。応援が来るまで時間稼ぎするから皆は戻って』


『『『『·········うん』』』』


 このいかにも「私、不満です!」と言いたげな返事よ。

 いや、ね?ボクだってリル達が活躍する所は見たいよ?特訓を頑張っているのはよく知ってるし、ステータスもスキルレベルもかなりの速さで上がってる。人状態と獣状態の両方で戦闘経験は積んでおり、【人化】を調整して半獣半人という新技も習得した。

 しかし今回は相手が悪すぎる。オーガ数体の群れならリル達だけで余裕を持って対応できるが、オーガの上位種も含めた数十体の大群は到底相手取れるものではない。


『とりあえずの目標は二つ。一つ目はもちろん死なないこと。二つ目は可能な限りオーガ達を王都に向かわせないこと。回復が追いつくペースで魔術を撃ってほしい』


 依代に戻っている状態では直接攻撃はできないが、魔術なら撃つことができる。【魔力自動回復】持ちのユリアとイナバには特に頑張ってほしい。


『『『『了解』』』』


 ハイオーガが振り下ろしてきた棍棒を跳び上がって回避し、そのまま木々の間を跳び移りつつ魔術を放つ。地上にいたままでは回避スペースが少なく、悠長に空を飛んでいては急な攻撃を避けづらい。ここにはボク達しかいないのだから慎重過ぎるくらいで丁度いい。

 ·········うーむ。逃げつつもそれなりの頻度で魔力溜まりにも攻撃してるんだけど······オーガキングが常に魔力溜まりを守る位置取りをしてるから手詰まりっぽいなぁ。遠距離攻撃を無効化されるとボクは打つ手無しなんだよね。

 え?近距離攻撃?論外よ論外。こちとらオーガでさえ棍棒の一撃を腕で受けようものならあまりのVITの低さにポロリともげる豆腐ボディだよ。オワタ式を実行する趣味はない。

 やはり問題はオーガキングに供給されている無尽蔵の魔力だ。ボクは【魔力自動回復Ⅶ】を保有しているが魔力溜まりからの供給速度と比べると雲泥の差である。どうにかして魔力溜まりからオーガキングに供給される魔力を減らしてボクの回復速度を高めないといけないが、そんな都合が良いスキルなんて·········あ、あったわ。


「【淫乱竜】」


 取得した当時はそのスキル名に尻込みしていたが今ではすっかり主役級。最近はこのスキルも【憤怒の暴虐竜】も制御訓練を行っているので、アバターのカラーリングが2Pカラーのように染まることに慣れてきたこの頃。

 まだ装備の意匠チェンジには慣れてません。慣れちゃいけないと思ってる。【魔力吸収】や【霊力吸収】を最大出力で発動するには外見チェンジが必須なのがこのスキル最大の難点で、人にはお見せできない格好になるのである。


『やっぱその姿エロいわね』


『···これが大人の魅力』


『いつかイナバもだいなまいとぼでぃになるのですよ』


『リルとイナバには無理なの。これが生まれ持った格差なの』


 今まで気にしたことなかったけど視界どうなってんの?どうやってボクのこと見てるのか気になるなぁ。

 というか、さっきまで落ち込んでなかったっけ君達。情緒どこ行った。

 視界については後で聞くとして、魔力が確保できたからアレ使うか。


「〈死霊召喚(サモン·アンデッド)〉」


 アーツを発動したボクの足元に巨大な黒い渦が出現。そこから現れたのは異形のゴーレム。四肢に備わる爪も、体表を覆う鱗と甲殻も、頭部にそびえ立つ角も地竜のそれだ。しかし四足歩行の地竜とは異なり、異形のゴーレムは二本の後ろ足と尾で大地を踏みしめる。

 これこそ《竜装巨兵(ドラグ·タイタン)》。錬金術や死霊術など複数の生産スキルを駆使して生み出された、ユリア達にも明かしていなかったボクの奥の手。ちなみに命名者は父さん、おじさん、イスファの三人である。

 そして、隠者の腕輪で隠していたスキルの一つがスキル【死霊術】。【混成魔法】は希少価値が高く、国に一人いるかどうかというレベルで少ないのだ。そのため隠すように言われたのだが【死霊術】は事情が少しばかり深刻だ。大罪スキルのように作品によって立ち位置が様々な【死霊術】だが、このゲームではかなり悪役寄り。【死霊術】は習得難易度が高く、何十回、多ければ何百回と練習を重ねなければならない。それに加えて、【死霊術】の行使を失敗した時には術の対象にしていた死体は塵になる。

 つまり、【死霊術】を習得しているということは相当数の死体を己のスキル習得のために費やしたということとほぼ同義であり、そのことを知られると少なからず忌み嫌われる。神聖国レリジオンでは即捕縛だとか。今後ボクがレリジオンを訪れることはないだろう。

 あ、ボクは死体を使って練習とかしてないからね。そもそも【死霊術】の習得条件どころか存在すら知らなかったし。【死霊術】を習得した原因は·········偶然とも必然とも言い難い事故のような何か?

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― 新着の感想 ―
[一言] お帰りなさい 私としては更新していただけるだけで嬉しいので文章量はそこまで気にはなりませんね
[一言] 返事の返事失礼します  回想が多いんじゃなくて、アレみたくはなって欲しくないなってだけですのでご安心を。  今回のは回想シーンに入る必要があるほど重要な情報なのかな? 軽いナレーション風…
[一言] >投稿遅れた割には文字数少ないですが許してください!m(_ _)m  気にせんですよー。  書き続けてくださるのが一番大切ですから。 >【死霊術】を習得した原因は·········偶…
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