特別編 登場人物紹介
本編を書く暇はなかったので、今のところの登場人物をまとめてみました。現地人(NPC)に関してはしれっと姓が初出しされてるキャラが大半ですね。
◇◆◇プレイヤー◇◆◇
スノウ(星宮 雪)
種族:竜人 性別:女(中身は男)
姉である柊和の悪戯によってアバターの性別が女になった男の娘。ぶっちゃけ、柊和の悪戯が無くても男には見えないし、声を聞いても男っぽさが全くない。性格もそれほど男っぽくないので、胸があるかどうかの違いしかなかったりする。そして自分のことに関しては鈍い。
シユ(星宮 柊和)
種族:獣人(狐系) 性別:女
雪のアバター、スノウを女にした犯人。身長はスノウより小さい140cm台前半で、バストサイズは堂々のA。悪戯好きな性格とその体格が相まって、初対面の人には高校生とは見られない。中学生どころか、小学生に見られることがしばしば。
ティノア(天宮 雫乃)
種族:鬼人 性別:女
雪と柊和の幼なじみ。小さい頃に事故で両親を失い、それ以来感情を表に出すのが苦手に。雪や柊和によると、「分かりにくいけど顔や声色が変わってるから、感情が無いわけではない」らしい。相当親しい間柄でないと気付けないくらいの変化。
カナデ
種族:エルフ 性別:男(の娘)
シユとティノアの知り合いであるエルフの男の娘。一応男なのだが、シユより少し大きいくらいの身長とスノウレベルの女声のため、初対面の人物に男と分かってもらった回数は片手で足りるほど。それどころか指が余る。それでもスノウよりは男っぽさがあり、ショタコンホイホイかつロリコンホイホイというよく分からない状況と化している。男女問わず大量のプレイヤーを魅了する魔性の男の娘。
ジーク
種族:人間 性別:女
一言で表すとタカラ○カ。素でイケメンムーブをかますため、ゲーム内でもリアルでも「お姉さま」呼びされることが非常に多い。男に告白された回数は一桁、女に告白された回数は数十回だったりする。
ディアナ
種族:ダークエルフ 性別:女
このパーティーのまとめ役。見た目は率直に言ってエロいが、中身はシユ達のパーティーではトップの常識人である。しかし、ストレスがたまりすぎると、モンスターに対して過剰火力で魔法をブッパする悪癖がある。
ラナ
種族:獣人(狼系) 性別:女
元気溌剌、という言葉がピッタリなやんちゃ少女。何か事件があったら自分から頭を突っ込むトラブルメーカーで、おつむが少し足りていないので何も考えずに突撃することが多く、よくディアナに叱られている。実は面倒見がよく、子供好き。
◇◆◇現地人(NPC)◇◆◇
パンツァー·アレス
種族:竜人系 性別:男
十二英傑の一人。十二星座になぞらえて《巨蟹》という通り名を持ってはいるが、本人に蟹要素はないためあまり浸透していない。むしろ、彼の固有職である《斬天断地》と呼ばれることの方が多い。種族は竜人なのだが、彼は翼と尻尾を隠すことができるので、スノウは角だけ見て鬼人だと勘違いしている。ちなみに、通り名の一つが《巨蟹》となったのは、他の十二星座が他の十二英傑のメンバーに取られたから、あと扱う大剣が鋏、頑強な肉体が甲殻のようだという割とくだらない理由。
エメロア·ディアネイア
種族:エルフ系 性別:女
《処女》、《魔帝》の通り名を持つ十二英傑の一人。でもやっぱり有名なのは固有職の《魔帝》の方。エルフの長い寿命を活かして、魔術以外にも薬学や刻印学、魔法陣学など色々な技術を修得している。それらの膨大な知識がほとんど彼女自身のためにしか使われないのが玉に瑕。やろうと思えば国の技術を数十年分進めることも可能だが、名誉に興味は無く、金なら自分で持っているのでやっていない。
アルマ·ヴェスタ
種族:獣人(羊系) 性別:女
《白羊》、《天穿》の通り名を持つ十二英傑の一人。主武器は鞭。美少女を見ると色々な衣装に着せ替えたくなるという性癖がある日芽生え、それ以来驚くスピードで紡織や縫製の腕を磨き、今や世界でもトップクラスの職人に。これぞ欲望のなせる業。スノウに初めて会った時は取り繕っていたが、段々と化けの皮がはがれてきている。
リオン·アルテミス
種族:獣人(猫系) 性別:女
《獅子》、《煌牙》の通り名を持つ十二英傑の一人。格闘術や魔闘術、仙闘術を得手としており、無手の近接戦闘なら十二英傑トップ。ただし、食欲も十二英傑の中でトップのため、美味しい料理を用意すれば容易に隙を作れたりする。
リュミナ·セイリア
種族:人間? 性別:男
《聖騎士王》の固有職を持つセイリア王国初代国王。人間のはずなのに何故か数百年も生きている。自由人で女好きで人をおちょくるのが趣味という、性格だけ聞くとダメ人間。自分の死を偽装し、しばらく自由に過ごしていたが、数十年前にセイリア王国の政府に見つかり土下座ですがられ、渋々仕事をこなしている。超が付くほどの女好きで、好みはロリ巨乳。つまりスノウ。
アーサー·シュヴァルツ
種族:人間 性別:男
武術の名家、シュヴァルツ侯爵家の当主であり、セイリア六聖の一人、《剣聖》でもある凄腕剣士。アルフレッドがスノウに抱いている恋心に気づいており、内心で息子を応援している。
アルフレッド·シュヴァルツ
種族:人間 性別:男
《魔法騎士》の通り名を持つBランク冒険者。スノウに一目惚れし、スノウがプレイヤーだと知っても恋心を抱き続ける純粋な青年。時々スノウにアピールをしているがスノウがそれに気付くことはなく毎回玉砕しているのが哀れである。そして、スノウがリアルでは男であることを知っていないのがさらに哀れである。
ロネ·アリアンロッド
種族:獣人? 性別:女
人当たりが少しキツいが、実は面倒見がよく、心優しいツンデレ。常識人のため、スノウが次々としでかす非常識行為に頭を悩ませつつも、段々と諦め始めている。最近の悩みは新しい通り名の《蹂躙猫姫》と勝手に付けられたパーティー名《絶滅戦妃》である。あまりに仰々しく、無駄にカッコつけているため、恥ずかしいとのこと。
ヘリオス·セイリア
種族:人間 性別:男
セイリア王家の次男で、王位継承権第一位。基本的に柔和で大人しいが、リュミナの血脈はしっかりと受け継がれていて、時々人をおちょくったり女好きが顔を見せたりする。
フレイ·スルト
種族:人間 性別:男
スルト公爵家の長男。隠れ女好き、勝手にどこかに行く好奇心の塊×2、コミュ障をどうにかまとめているツッコミ体質の苦労人。この四人に対応できる人材を密かに探している。
ミオナ·ルサールカ
種族:人間 性別:女
ルサールカ公爵家の長女。知らない人物にはだんまり、親しい人物には比較的饒舌という分かりやすい性格。好奇心旺盛で、無言でどこかに行くことが多く、その度にフレイに叱られているのが日常。スノウの美貌とおっぱいに憧れ、スノウを師匠と呼んで慕っている。ケモナー。
フィロ·ゼピュロス
種族:人間 性別:女
ゼピュロス公爵家の長女。元気溌剌で明るい性格。好奇心旺盛なため、ミオナと一緒にどこかに行くことが多い。ただ、ミオナと違って行き先を言ってからいなくなるのでまだマシな方。
メル·ネルトゥス
種族:人間 性別:女
ネルトゥス公爵家の次女。人見知りと上がり症が激しく、初対面の人物とはまともに話せないコミュ障。貴族はある程度社交もできないとダメなので、コミュ障をどうやって解決するか親も兄弟姉妹も本人も頭を悩ませている。なお、ネルトゥス家はメル以外はコミュ障ではない。
◇◆◇人外組◇◆◇
ユリア
種族:精霊 性別:女
パンツァーの家の倉庫にある世界樹の髪飾りで眠っていた世界樹の精霊。スノウの竜の魔力を気に入り、契約を結んだ。どこで影響されたかは定かではないが、微妙にエロオヤジ。そして何故か《精霊姫》という出処が謎な称号も持っている、どこか不思議な精霊。
リル
種族:嵐牙狼 性別:女
スノウと契約を交わした嵐牙狼の幼体。幼体ではあるがそこは神獣の娘、レベル1ではあり得ないほど優秀なステータスを持つ。「〜なの」と話す。
ヴァルナ
種族:鋼鎧狼 性別:女
スノウと契約を交わした鋼鎧狼の幼体。リルと同様にレベル1ではあり得ないほど優秀なステータス。無口であまり話さないが、人見知りとかではなくただのめんどくさがり。
イナバ
種族:白雪兎 性別:女
スノウと契約を交わした精霊獣。弱めのモンスターだけを狙って魔法で倒し、強いモンスターと遭遇したら即座に逃亡、を繰り返しそれなりのステータスに。いつの間にか称号も獲得し、逃げ足だけはえげつない。「〜なのです」と話す。




