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第十五話 地獄の特訓(ダイジェスト)と成長申告

もうブックマークが600を突破しました!皆さんのおかげです〜。

今後もよろしくお願いしますm(_ _)m

 そこから数日は特訓三昧。いやぁ、本当にキツかったな······。だってさ、


「ほーれほれほれほれほれ!逃げずにちゃんと相殺するのじゃぞ〜(笑)」


「エメロア絶対昨日のこと根に持ってるよね!?」


 エメロアから手加減無しで放たれる色んな属性の魔法を避けたり防いだり相殺したりとか。


「どうした嬢ちゃん、動きが遅いぞ?」


「おじさんが速すぎるんだよー!」


「それに辛うじてでもついていくおぬしもどうかと思うのじゃが······」


 ステータス低下の魔道具を一部外して、模擬戦の時の二倍のステータスのおじさんと手合わせしたりとか。


「おりゃぁあ!」


「へぶぅぅう!?」


「まだ弱いねー。今度アタシが仙闘術を教えてあげるよ!」


「それなら未来の弟子をあんまりボコらないで!?」


「それとこれとは話が違うよー」


「いやああぁぁぁぁああ!?」


 二人の知り合いの格闘家にボッコボコにされたりとか色々ありすぎてものすごく疲れた······。

 そして地獄の特訓を乗り越えたボクの今のステータスはこちら。


スノウ:竜人(魔竜)

Lv25 

HP 800 MP 6600 AP 1000(×1.5)


STR 560(+75)     INT 525(+60)

AGI 600(+120)    DEX 400

VIT 50(+120)     MND 100

LP0 SP80


エクストラスキル

真·竜魔法

精霊交信

世界樹の加護


種族スキル

竜鱗

竜言語理解

竜眼

飛行

威圧


汎用スキル

熟練爪術Lv2

熟練格闘術Lv3

魔導Lv5

魔力操作Lv19

霊力操作Lv1

召喚術Lv1

剣術Lv1

槍術Lv1

槌術Lv1

斧術Lv1

短剣術Lv1

刀術Lv1

弓術Lv1

投擲Lv16

二刀流Lv1

筋力上昇Lv18

俊敏Lv2

器用上昇Lv1

火属性魔法Lv22

雷属性魔法Lv25

風属性魔法Lv23

水属性魔法Lv14

土属性魔法Lv11

光属性魔法Lv12

影属性魔法Lv18

聖属性魔法Lv15

闇属性魔法Lv16

古代魔法·時空Lv10

生活魔法Lv1

調合Lv1

錬金術Lv1

魔法陣学Lv1

鍛冶Lv1

料理Lv12

付与Lv1

魔力自動回復Ⅱ


 ······レベルとスキルレベルが上がったことへの喜びより、エメロアやおじさん、リオン(二人の知り合いの格闘家)が恐ろしい。数日の特訓でこんなになるのは異常でしかない······。あ、【料理】はエメロアとおじさんのご飯を作っていたら何時の間にか上がっていた。ついでに補足しておくと、【俊敏】は【敏捷上昇】の進化スキルで【魔導】は【魔力】の進化スキルだ。

 今回のレベルアップでHPを増やさず、今の所使い道の無いAP(霊力)を上げた理由は二つある。一つ目は【精霊術】。本来は精霊の種族スキルだけど、魔力と霊力の両方を保有していれば使えるらしいとユリアが言っていた。二つ目は【仙闘術】。こちらも魔力と霊力の保有が習得条件だとリオンから聞いている。どちらのスキルも魔力だけを使うスキルより格段に高い威力を叩き出せるそう。

 いずれこれらのスキルを習得すると思うので、ボクはAPを上げたという訳。まあ、あまりに紙耐久だと困るからこれからもHPを少しずつ上げていくけどね。HP、MP、APの中で、今度のレベルアップから上げるのは主にAP、その次にHP。MPは十分あるからしばらくノータッチ。

 主な成果としては、【魔力操作】で修得した〈魔力物質化〉がかなり有能。強度はINT依存で、消費MPは物質化した魔力が削られたり、割られたりしない限りゼロという、INT重視のステータスであるボクにピッタリなアーツ。「最低でも一箇所は術者に触れている必要がある」っていうデメリットはあるけど、些細な問題だね。そのうえ、物質化した魔力を吸収することも可能で、外付けのMPタンクにもなるらしい。······【魔力自動回復Ⅱ】があるから、その使い方をする日が来るかは分からない。

 あと、【魔力操作】のレベルが20になると修得できる〈複合魔法〉も楽しみかな。字面を見た感じだと、異なる属性の魔法を同時に使えるスキルっぽい?ついにボクも『ファイヤーストーム』っぽいの使えたりするのかなぁ。······そういやボクには【真·竜魔法】があるから無理だ。このアーツを修得した時には『魔砲』で代用できないか試してみよう。

 他には、ボクの【古代魔法·時空】やユリアの【古代魔法·幻影】、【支援魔法】を磨いたりなど、二人の連携訓練も行ったから、ユリアのレベルも一気に上がったんだよね。

 ちなみにユリアの現在のステータスが······


ユリア:精霊(世界樹)

Lv13

HP 100 MP 3600 AP 3600


STR 20    INT 520

AGI 300    DEX 70

DEF 10    MND 520

LP SP120

称号:《世界樹の化身》

   MP、AP、INT、MND+200%

   STR、DEFを上げる時に必要なLPが十 

   倍になる。

  《精霊姫》

   MP、AP、INT、MND+100%

   HPを上げる時に必要なポイントが五倍になる。

-


エクストラスキル

魔力制御

霊力制御


種族スキル

精霊眼

精霊術

物理無効

浮遊


汎用スキル

無属性魔法Lv12

水属性魔法Lv21

土属性魔法Lv14

光属性魔法Lv22

聖属性魔法Lv22

木属性魔法Lv25

古代魔法·幻影Lv18

回復魔法Lv24

支援魔法Lv27

魔力自動回復Ⅱ

霊力自動回復Ⅱ


 とまあ、こんな感じで清々しいくらいの魔法特化型ビルドになっております。というか、称号の効果でそれ以外の道に進むことを許されていないと言った方が正しいかもしれない。

 そんなデメリットがあるからなのか、ボクの称号より高いぶっ壊れ性能を持つユリアの称号がマジでチートじみてる。

 エメロアによると、精霊には《精霊》という恩寵(称号のこと)が生まれつき備わっているそうだが、ユリアにあるのは《精霊姫》で、効果も段違いと。なんで他人の称号とその効果を看破できるのかは知らないけど、さすエメと言った所だね。そんなエメロアでも《世界樹の化身》を持った存在は初めて見たらしい。これを見た時、目を見開いて驚いてたもんね。効果もえげつないし。《古代竜の叡智》の時も思ったんだけどさ、運営は称号の効果を適当に高くしすぎじゃないかなぁ?プレイヤーとしてはありがたいけども。

 ちなみに、【水属性魔法】、【土属性魔法】、【光属性魔法】、【聖属性魔法】、【木属性魔法】は世界樹の精霊として最初から習得していて、【無属性魔法】はどんな精霊にも備わっているスキルのようだ。


「スノウや、もう終わったかの?」


「嬢ちゃん、もう行けるか?」


 さて、ボクとユリアのステータス確認も終わったしギルドに行こう、と思ったんだけど······なんか一人増えてる。


「スノウちゃんの準備は終わったのかしら〜?」


「えっと······アルマさんはなんでここに?」


「私もスノウちゃんを推薦するからよ〜」


 うん、知ってた。このタイミングでここにいるから分かってたけどね。


「推薦してくれるのはありがたいけど、アルマさんは他に推薦したい人はいないの?」


「私も、パンツァーとエメロアと同じで弟子はいないからいいのよ〜。それに、スノウちゃんの実力はこの目で見てるから大丈夫よ〜」


 それならもう何も言わない。ボクは貰える物は貰う主義だから、人の厚意にはとことん甘えるつもりです。さすがに貰い過ぎと思ったら遠慮するけどね。


「じゃあ、ボクの準備も終わったしギルドに行こっか」


「おう」


「うむ」


「は〜い」


 三者三様の返事を受け、ボク達はギルドに向かって出発した。

 ギルドの試験、難しくないといいなぁ。

 


02/16 MPとAPやらステータスを間違ってたので修正

03/24 装備の効果を反映させるのを忘れてたので修正。数字の横にある()の中に書いてあるのが装備による補正です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 竜魔王にでもクラスチェンジしませんか
[気になる点] 師匠たちの特訓に比べたら楽だよなきっと、冒険者の試験ぐらいは w そして同じプレイヤーからすればスノウちゃんのステータスはどう反応するんだろうね w [一言] 次の更新、楽しみに待って…
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