第九十話 第二回イベント⑦
どうもー。ギリギリにならずに年内最後の投稿を終えることができた姫河ハヅキですー。
明日はhlのカウントダウンライブ見て年を越すつもりだったので一安心。
そしてお知らせ。課題のあれこれと就活関係の用事で一月の更新が怪しいです······。第一希望の企業の早期面接を受ける予定でして。
まだ日程は決まってないですし「早期選考はこの日までの受付!」的な期限はないらしいんですが、二月三月に回すのもなー、ということで大学の課題が終わり次第履歴書の準備やら何やらに着手します。
「あ、更新無理だな」ってなったら活動報告出します。もしかしたらそこで、更新無理だよという旨の文とは別に選考の泣き言や愚痴を書くかもしれませんが暖かい心でスルーしてください······
「やっほー」
「お、スノウか」
さて、父さん達と合流できた。このまま追ってきたプレイヤー達を街の外まで連れ出したら全員で攻撃して殲滅、それで可能な限りNPCもおびき出して街全体の警備を薄くさせるのが次の段階だ。
街の中心に城があるんだけど、その城に常駐しているらしいニュクサリナ最大戦力も来てほしいね。戦闘スタイルやスキルを把握しておきたい。
「この段階で問題になりそうなのはヴィンセントとマチルダかねー。あいつらマジで死なねぇんだよな」
「あ、その二人なら倒したよ」
「······マジ?お前らの方に行ったのは知ってたが、振り切って来たと思ってたわ」
「スノウがとんでもないスキルで初見殺しかましてたニャ」
「あの二人に通じる手札······どれだ············?」
「「「「複数あるのか······」」」」
「お見せできないのもあるから割と絞れるが······」
「お見せできないってなんだよ」
「エッチなスキルかニャ!?」
「エッチではないです」
「···おかーさんは、たまにえっち。その気がないゆえに危険」
「ヴァルナ!?」
「おいお前ら、プレイヤーの大軍来てるぞー」
「トップ層粗方潰したのによく来ますね。勝算あるんでしょうか」
「なくても来るんじゃないですか?折角イベントに参加してるんだから、可能な限りはイベントストーリーに関わりたいでしょうし」
「プレイヤー集団を吹き飛ばせるの久々だから楽しみだわー」
······この子の日常が少し心配だ。ストレス溜めこんでるんじゃなかろうか。
◇◆◇◆◇◆◇
「割とあっさり終わったな」
「いやー、スッキリした」
「ここまでの大人数相手にするのは初めてだからドキドキしたけど、案外楽だったね」
「今の戦いを楽と言うのかコイツら······」
「まぁ風竜戦よりはマシ」
「風竜戦も今回も三人いなければ負けてましたよね」
「他のプレイヤーからは一纏めにされてるけど、こいつらはアチシ達と比べてもヤバいニャ」
「PSオバケなタイマン最強に、爆発狂いの殲滅トップの二人だけでも十二分にヤバかったのに、今回の新メンバーが輪を掛けてヤバい」
「単体性能がアイリスと遜色ないのに殲滅力もヒバナと大差ないとかどうなってるニャ······?」
「ときにリルちゃん達、スノウちゃんっていつもあんな感じなんですか?」
「模擬戦で勝ったことないの」
「···私たちじゃまずあの弾幕を突破できない」
「あの数で威力高いとか無理ゲーなのです」
「いつもこんなもんよ」
「······スノウちゃん、模擬戦とはいえあの密度の弾幕を自分のテイムモンスターにぶつけてるんですか············!?」
「合意の上なんで」
「手加減されると訓練にならない」って言われたからねー。
「ユウリ、この人たちなら本当にアイツを倒しちゃうんじゃ······!」
「う、うん······!」
果たしてアイツってのはどのくらいの強さ······「む」
「ユリア達、一度戻って」
「······えぇ」
「まだ、まだ勝てないの」
「あの魔道具もあるから、全く呼ばないってのはナシなのです」
「······来やがるな」
「ですね」
「え、何ニャ」
「セイネイさん分かるー?」
「いえ全く」
ボクとユリア達、父さんとあるとりあさんが殺気を感じた直後、大量の魔力が込められた斬撃がセレネ以外に飛来する。
ボクは飛んで回避しつつユリア達を送還してセレネとユウリを髪の毛で自分に引き寄せ、父さんはセイネイさんを抱えてジャンプ。あるとりあさんは受け流し、マタタビさんは飛びのいて自力で回避、ヒバナさんはもこもこさんの背中に隠れてもこもこさんは盾で真っ向から防ぐ。
「一筋縄ではいかないか」
「痛ったぁ!」
ッ!転移魔術!?
しかももこもこさんのHPを一撃で半分以上削る攻撃力······!
あ、違うな。防御無視か。
「硬いな。二撃必要とは」
「マジか!もこもこがあっさり······!?」
さらに斬撃を放ってボクと父さんを足止めしながらもこもこさんを袈裟斬りにし、そのままヒバナさんを斬ろうとした騎士の腕をもこもこさんが掴む。
「ぬっ「〈我が怨嗟は死しても晴れず〉!」······自らの死をトリガーとしたカウンターか」
「いやいや今のでノーダメは冗談d
ドスッ
「喋る暇など与えん」
「······ところがどっこい」
「······!抜けん」
「あと頼んだー!」
ドガァァァン!!!
「さすがに今のでダメージは少なくないはず······何!?」
爆炎が晴れた後にそこにあったのは、鎧も身体も無傷で佇む屈強な騎士の姿だった。
「もこもこを二発で沈めるバカみたいな攻撃力に、もこもこのカウンターとヒバナの自爆で無傷······これ負けイベニャ?」
「いや、違う」
エメロアやミネルヴァの授業を受けておいてよかったよ。おかげで今あいつに何が起きたか分かる。
「防御無視の魔術に、ダメージ代替のエンチャント、でしょ?」
「······分かるか」
スノウ『どうする?』
セイネイ『プランBにした方がいいんじゃないですか?スノウちゃんは絡繰りが分かってるみたいですが、それでもスキルのコストやあの騎士のリソースがどうなってるかは不明でしょう?今は正面から倒すのはかなり厳しいと思います』
アイリス『どうなんだ、スノウ』
スノウ『そこら辺は分かるけどー······勝率を考えると情報収集のために徹底抗戦しつつプランBかな』
あるとりあ『承知』
マタタビ『了解ニャー』
「仕掛けが分かったところで対処法が無ければ勝ち目がないのは変わらないだろう。これ以上の戦闘は無駄だと思うが」
「······ふーん?」
防御無視の魔術は対象の防御力に応じてコストが指数関数的に跳ね上がるという特性を持つ。しかもコストが消費されるのは対象に攻撃したタイミングなので、相手に攻撃してからじゃないとどれだけ消耗するのか分からない、使い勝手があまりよろしくない魔術なのだ。
騎士はMP貯蔵の魔道具をいくつも装備していたようだが、どれももこもこさんの撃破ですっからかんだ。騎士本人のMPはほぼ満タンだから戦闘続行は余裕だが、騎士がボク達の防御力を把握していない今は防御無視の魔術は使わないだろうね。
「魔道具に溜めておいた魔力がすっからかんになったくせによく言うねー?それに、ダメージ代替はパッと見ノーダメに見えるだけだもんねー?」
実は、よっぽど資源に余裕がないとダメージ代替のエンチャントはハッタリ以外の使い道が少ないのだ。ダメージ「代替」の字の通り代わりにダメージを引き受けるだけでダメージを減らす効果はない。おまけに、ダメージ代替のエンチャントを施した装備品は耐久強化のエンチャントとの相性がすこぶる悪くなるため、いくらでも代替先を用意できるような富豪でないとダメージ代替のエンチャントをまともに運用できないのだ。富豪でもしょっちゅう使うのは厳しいけどねー。
ちなみに、自動修復との相性は悪くないので最適解は代替先を自動修復と相性がいいヒヒイロカネで作ることである。数を揃えることができればなお良し。
マタタビ『つまりどういうことニャ?』
スノウ『防御無視はコスト重いのでポンポン来ることはない。ダメージ代替は謂わば外付けのHPを増設してるようなもので、見た目じゃ分からないけどダメージはちゃんと入ってるからめげずに攻撃しましょう、ってこと』
マタタビ『分かったニャ!』
あるとりあ『MP状況やエンチャントを一目で見抜くうえにその性能知ってるとか怖すぎでは』
アイリス『スノウはPVPにおいて人権キャラだぞ。知識も手札も大量だから対応力クソ高い』
スノウ『ソシャゲじゃないんだから······』
セナ『え!?貴方スノウちゃんパーティに入れてないんですかぁ!?それじゃ勝てませんよ!』
スノウ『マウントやめなー』
セイネイ『戦闘中ですよ今』
「······転移魔法での攻撃は貴様に使うべきだったか」
「いぇーい」
「煽んなお前」
転移魔法はボク以外だから通じたんだなこれが。前兆分かるから発動見てからカウンター余裕です。
「シィッ!!」
「危なっ!?」
一直線で首刈りに来たんだけど!
さては煽り耐性ないね?今回は避けタンクに徹するのもアリか。
「へいへーい。そんな攻撃じゃ当たらないよー?」
「身内ですがしばきたくなりますね」
「セイネイさんも戦闘参加してねー」
「この状況で私ができることなんて······あ」
「♪~」
······やる気のないダー〇ベイダーとはまた微妙な選曲を············。
「······」
「きゃっ」
無言でセイネイさんの方に斬撃を飛ばす騎士。バフやデバフではないのにわざわざ一手割くほどの理由があったのだろうか。
「イラつかせるくらいの効果はあるみたいですね」
「セイネイあれで運動センスあるから回避力そこそこ高いのウザいんよな」
「この調子で戦闘続けるけど反動ある系の技は使わないようにねー」
「手持ちスキル丸裸にしてやるニャー!」
「······やむを得ない、か。【慈愛の月暈】」
多分これがニュクサリナの王族が他者に与えることができるエクストラスキルだね。効果は人によって違うらしいけどー······コイツの場合はHPリジェネとVITおよびMNDの強化、かな。
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マタタビ『やっぱりこれ負けイベニャ?防具にダメージ入らないのは仕組み分かったからいいけど本体がリジェネ付きなのはダメニャ』
スノウ『見た感じ月の光がリソースですね······』
セナ『夜じゃ勝てないってこと?』
スノウ『回復阻害撒くか物理的に月光を遮断できればなんとか』
マタタビ『そもそも回復阻害がレアニャ。持ってるヤツがこのパーティにいるかニャ?』
スノウ『ノ』
セイネイ『ノ』
マタタビ『二人もいる!?』
あるとりあ『レアとは』
セイネイ『私のだと敵味方関係なく回復効果を無効にするので今使うと戦闘瓦解しますね』
スノウ『そういうデメリットはないけどエフェクトがめちゃめちゃ禍々しい』
マタタビ『禍々しさとか気にしないから使うニャ』
スノウ『はーい』
「ヌル!《瘴気機関》と《呪火器》シリーズのお披露目だよ!」
『銃種は?』
「ガトリング二丁!」
『イェッサー!』
魔導機械は大なり小なり内部に魔力機関というものが搭載されている。使用者が魔導機械を使おうと魔力を込めたらまず魔力機関に流れ、そこでその魔導機械に適した質に魔力を変化させて魔導機械全体に魔力を行き渡らせる、というのが魔導機械の大まかな仕組みである。
で、《瘴気機関》は魔導機械の動力源に瘴気を使えるようにするというもの。何もしなくてもどんどん溜まっていく瘴気を有効活用できないかと考えていたボクが「全力稼働させると消費が激しい魔導機械の燃料に使うことができればいいのでは?」と閃き、イスファやミネルヴァに相談してめちゃくちゃサポートしてもらいながら作り上げたのがこれだ。
《霊力機関》や《生命機関》といったMP以外のリソースを魔導機械に使うアイデア自体は以前からあったらしく、じゃあなぜ瘴気バージョンを作っていなかったのかと聞いたところ、「実用に耐えうる速度で瘴気を生成するヤツが魔導機械を使うことがなかった」とのこと。
瘴気を生成できるということは、邪神の寵愛を受けていたり、邪神の眷属になっていたり、異能を入手してしまったりなど邪神と何かしらの繋がりがあるということだ。さらにその中でも戦闘に使用できるくらいの生成量となると邪神との繋がりが強すぎてまともな生活を送れないらしい。瘴気に呑まれ理性を失うのが七割、正気ではあるが瘴気をろくに制御できず僻地に住むしかないのが二割五分、そして五分が瘴気の制御を可能とした者だとか。裏社会だと理性を失いながらも薬物などで思考を制御する事例もあるらしいが今は割愛。
つまり、瘴気を戦闘に使う人がめちゃくちゃ少なく二人の知り合いには魔導機械を扱う人がいなかったため開発していなかったのだ。
《呪火器》は普通の魔導機械の銃を瘴気機関に合わせて改良したもの。機関部と回路以外の構造は基本的に一緒である。また、普通の銃器が物理の弾丸と魔力の弾丸の二種類を撃てるように、呪火器は物理の弾丸と瘴気の弾丸を撃つことが可能で、一から設計を行ったこともあってカラミティスキルやカーススキルの機能を瘴気の弾丸に込めることもできる。
「ひゃっはー!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガ
「おっま」
「私種族的に瘴気ヤバいんだけど!」
「私たちまで回復阻害が······!」
「アチシ達ごとやれとは言ってないニャー!?」
「ぬぅ······!」
ガトリングから絶え間なく放たれる禍々しい弾丸が五人に次々と命中する。
騎士の治癒速度は目に見えて落ち、先程までは付く端から治っていた傷が治らなくなるが、母さんがパーティメンバーにかけている回復魔法は依然として本来の効果を保っている。
あっ父さんがジト目でこっち見てるー。さっさとネタバレするか。
スノウ『敵に当れば回復阻害、味方に当れば攻撃バフですよこれ』
アイリス『先に言えや』
セナ『初耳なんだけど』
あるとりあ『あのエフェクトでバフなんです!?』
スノウ『普通に当てようとしても回避するだろうけど、味方ごと撃つとは思ってないはずだから巻き込めば当たるかなって』
マタタビ『さすがに一言欲しかったニャ』
スノウ『敵を騙すにはまず味方から、です』
って一直線でこっちに来るぅ!?瘴気の弾丸はコラテラルダメージと割り切ってボクを最優先で倒すつもりかー。
「大型の武器では取り回しが悪かr「そうでもないよー?」······っ!」
ガトリングは髪に持ち替えて撃ち続け、空いた手で騎士の腹をぶん殴る。武器を手放すくらいは想定していただろうがさすがに反応が少し遅れ、騎士のガードより数瞬早くボクの拳が騎士の腹に突き刺さる。
アイリス『まぁ······初見じゃビビるわな。ただぶん回すだけならともかく、そこまで細かい動作できると思わん』
セナ『平然と髪を操作してもの掴んだりするの人外っぽさすごいもんねぇ』
マタタビ『この調子なら騎士倒せるニャ?』
スノウ『いやーそれは無理だよ。街の方見て』
セナ『あ』
あるとりあ『増援······来てますね』
アイリス『そりゃ来るわな』
セイネイ『誰か私たちの護衛お願いしまーす。私が妨害するのでそれ抜けてきたのを相手する感じで』
マタタビ『じゃあアチシが行くニャ』
スノウ『そうだ。こいつのエクストラ、HPリジェネとVITおよびMNDの強化でーす』
「やはり貴様からまず斬らねばならんようだな!『対竜抑制結界』!」
「えっ」
アンタのジョブ《征伐騎士》なの!?城の警護がメインって聞いてたからもっと真っ当な騎士系統のジョブに就いてると思ってたんだけど!?
まさかの対モンスター特化ジョブは予想外!
あとその結界、竜種以外にはバフ入るのに使うのー!?竜種ボクだけなのに!
スノウ『竜種への大幅デバフとそれ以外の種族へのバフ!』
「〈竜殺し〉〈破竜の加護〉」
ボクへの殺意満々じゃないですかヤダー!
スノウ『逃げるからよろしく!あと閃光するから気を付けて!』
口内に威力最低光量最大の光属性の『魔弾』を生成、騎士が飛び掛かってきたところにすかさずFLASH!
◇◆◇アイリスside◇◆◇
「ぐぁ······!?」
うーわー······ここまでスノウの初見殺しぶつけられるの敵ながら不憫だわ。特に今のとかパンツァーやリオンにもクリーンヒットした手だぞ。
『咆哮』だと口が膨らむから予備動作分かりやすいが、あれノーモーションなんだよな。
あるとりあ『何です今の······顔が光った?』
アイリス『口だぞ』
セナ『正確に言うと、口から魔法放ってるのよ』
マタタビ『竜人の『咆哮』ってことニャ?』
アイリス『うんにゃ、『魔弾』を口から出してる』
セイネイ『私魔術師じゃないから知らないんですけど、そんなことできるんです?』
セナ『慣れればデフォルトの杖や手の先以外からでも放てはするけど······さすがに体内は私も無理』
あるとりあ『目からビームはできますが······』
アイリス『お前それ同じゲームの別のキャラだろ』
「出鱈目な·····っ!?いないだと!?」
煽って中距離からチクチクしておまけに口から魔法吐いて、と好き勝手やられたうえに逃げられるとかめちゃくちゃムカついてるだろうなー·····。スノウ用に発動した魔法やらアーツやらも無駄になったし。
えっなんでこっち睨むんだよ。仲間ではあるけど俺は煽ってなくない!?
八つ当たりはやめろー!
アイリス『めちゃくちゃキツい』
あるとりあ『さっきまで三人で相手してたのが二人に減ったから当然ですけどね』
スノウ『パッと見だと割と平気そうに見えるけど、やっぱりキツい?』
アイリス『お前がおちょくりまくったのもあるだろうな!』
あるとりあ『明らかに剣筋荒くなってますもんね·····隙はろくにないですけど』
セイネイ『こっちもそう長くはもちません。セレネちゃんから存在を聞いていたエクストラスキルの性能は割れたのでもう負けてもいいんですよね』
マタタビ『急に手を抜いたら裏探られるからあくまで本気でぎにゃー!?』
セイネイ『あっマタタビさんが酔いでこけてやられました』
スノウ『街中での戦闘では一回もこけなかったのに······!』
アイリス『シンプルに疲労だろうな』
セイネイ『私の妨害音波もあるでしょうね。猫獣人は感覚鋭いので耳栓しても影響あったでしょうから』
セナ『潮時かしらねー?』
あるとりあ『ここで私が倒されてもいずれ第二第三の私が······ぐふぅ』
セイネイ『あーれー』
アイリス『タイマンやるぞおらー!』
普通にこの後負けた。
Tips
『対〇抑制結界』:モンスター討伐に特化した騎士系統ジョブ《征伐騎士》で習得する魔術。特定種族への大幅デバフ&それ以外の種族へのバフを結界内の全生物に付与する。レイド戦のような味方多数かつ相手が一体の時に使うのが普通で今回はかなり珍しい使い方。
〈破〇の加護〉:モンスター討伐に特化した騎士系統ジョブ《征伐騎士》で習得するアーツ。特定種族からの被ダメージが減少するが、それ以外の種族からの被ダメージは上がる
Tips2:スノウの目
最近なんか性能が上がった。隠蔽抜きで直接戦闘すると使ったスキルや魔術の性能が九割九分バレるという対人において人権スキル。