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妖しい、僕のまち 〜妖怪娘だらけの役場で公務員やっています〜  作者: 詩月 七夜
第九章 六月の花嫁達に祝福の鐘の音を ~目目連・舞首~
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【九十一丁目】「「いいでしょう…では、これからは『戦い』です」」

っ…!


 真昼の筈なのに、一条のスポットライトがその女性を照らし出す。

 ざわつく会場を見下ろしながら、女性…二弐ふたに 唄子うたこ二口女ふたくちおんな)がステージに立った。

 長い髪に豊満なボディライン。

 それを包むのは紅いラメ生地のタキシード。

 不釣り合いかつ、非常に派手な出で立ちだ。

 いつもの柔和な微笑みはそのままに、二弐は手にしたワイヤレスマイクで語り出した。


「「レディース&レディース!」」


 会場を埋め尽くす花嫁たちが、一斉に二弐に注目する。

 普段の喋り方とは違い、前後の口でハモる様に言葉を紡ぐ二弐。


「「今日は『降神町おりがみちょうジューンブライド・パーティー』にお越しいただきまして、誠に有難うございます。お陰さまで、当イベントは大盛況。あとはこの後に控えているメインイベントを残すのみとなりました」」


 にこやかに微笑む二弐が、優雅に一礼すると拍手が起こった。

 それが収まると、二弐は続けた。


「「本日この場にいる花嫁の皆さまは、人妖問わず、いずれも負けず劣らずの美しさをお持ちです。恐らく、これほどの美しい花園は、この世のどこにも存在しないと私は断言します」」


 その言葉に、ノリのいい一部の花嫁達から再び拍手と指笛が鳴らされる。

 それに笑顔で応えていた二弐だったが、次の瞬間、鋭い声で言い放った。


「「…ですが、皆さまは本当にそれだけでご満足でしょうか?」」


ざわ…ざわ…ざわ…


 一転、真剣な表情になった二弐の言葉に、会場が再びざわつき始める。


「「女の幸せ…それは美しく咲き誇るだけでは成り立ちません。そう、いくら美しい花でも、それを愛でる者がいなければ、その『美』は無為なものに成り果てるのですッ…!!」」


 ぐっと拳を握り、二弐は力説した。


「「皆さまは、本日得がたき『美』を手に入れることが出来ました。ならば…!!」」


 芝居がかった動作で、バッ!と両手を広げる二弐。


「「その『美』を愛で、皆さまに連れ添う『殿方』も手に入れたいと思いませんか!?どーせなら!!」」


 おお…と花嫁達から声が上がる。

 そして、彼女達は気付いた。

 美しい花嫁衣装は腐るほど目にした。

 だが、ここにはそれに見惚れる存在が居ない…つまり「男性」がほぼ居ない事にである。

 ざわつく花嫁達に、しばし目を閉じていた二弐は、カッと目を見開いて告げた。


「「この場に集う、美しき六月の花嫁ジューン・ブライド達よ…今こそ、ここに問おう!」」


 口調も変わり、二弐の演説はMAXボルテージへと加速する。


「「汝ら、求めるものは何なりや…!?」」


『彼氏!』

『いいえ、結婚相手!』

『それもイケメンの!』

『お金持ちならなお良し!』

『何でもいい、愛があれば!』


 二弐の話術に当てられた花嫁達が、口々に己の欲望を叫び出す。

 先程までの雰囲気とは違い、異様な盛り上がりを見せ始めた会場には、凄まじい熱気が満ちていた。

 やがて、それぞれの言葉は、誰かが叫んだ一言に集約されていく。


『We need lover!』

『We need lover!』 

『We need lover!』 

『We need lover!』

『We need lover!』


 まるで、独裁者の演説に心酔し、熱に浮かされた様に拳を突き上げながら、連呼する花嫁達。

 それを満足そうに見下ろし、何度も頷いていた二弐は、再びにっこりと笑った。


「「いいでしょう!皆さまのその切なる願いの成就を、本日、私達がお手伝いしましょう…!」」


 再び大きく両腕を振るい、背後を振り向く二弐。

 と、同時にステージの床がせり上がり、複数の男性が姿を現す。

 そして、彼らを目にした花嫁達は一様に目を輝かせ、黄色い歓声を上げた。

 二弐がリングアナウンサーの様なノリで男達を指し示す。


「「それでは私達がお勧めするナイスガイ一同をご紹介しましょー!」」


 二弐が、一番右端に立つイケメンを指し示す。


「「まずは一人目!Wild&Hard!見た目は俳優、中身は野獣!恋も喧嘩も残らず買います!飛叢ひぃむらぁ隼人はやぁと~!」」


「…誰が野獣だ、コラ」


 そのアナウンスに、飛叢(一反木綿いったんもめん)がジロリと二弐を睨む。

 普段と違い、黒いタキシード姿ではあるものの、正装がうざったいのか、ネクタイを取り、ワイシャツの前をラフにはだけさせていた。

 その姿にツボった何人かの花嫁達が、鼻血を吹いて卒倒していく。


「「続いて二人目!まさか来てくれるとはッ!お前ら、母性本能の準備はOK!?キュートな魅力でお姉様方を悩殺♡我らのアイドル、釘宮くぎみやぁ りぃくぅ~!」」


「あ、あははは…ど、どうも~…」


 黄色い歓声の中、会場の一角からすかさず飛んだ、猛烈な「りっきゅ~ん♡」コールに、愛想笑いを浮かべつつも、思わず一歩後ずさる釘宮(赤頭あかあたま)。

 今日は蝶ネクタイに白いシャツと釣り半ズボンという、一部の層にはたまらないスタイルだった。


「「さあて、三人目!遥か南洋から潮風と共に奴が来た!人呼んで“ビーチのワザ師”!乙女のハートを釣って釣って釣りまくれ!海桐かいどぉ なぁぎぃ~!」」


「…俺も初耳だぞ、そんな異名は」


 渋い顔のまま、腕を組んで嘆息する凪(磯撫いそなで)。

 こちらもタキシード姿だが、飛叢とは対照的に白だった。

 それが長い黒髪と漁に出て健康的に焼けた肌に映え、乙女達のハートをたちどころに鷲掴みにする。


「「どんどんいきます四人目!王子様、降・臨!乙女の夢の具現が今ここに!経済力とイケメン力!天は遂に二物を与えたのか!?大手建築会社社長の肩書は飾りじゃないッ!楯壁たぁてかべぇ 守弥もりぃやぁ~!」」


「はっはっはっ。花嫁の皆さん、新居建築の際はぜひ『楯壁土建』をお願いしますね」


 ひと際高級そうなタキシードに身を包み、爽やかな笑顔で手を振りながら、乙女達を魅了する楯壁。

 加えて「大手」「社長」のキーワードは、彼女達の目を残らずハートマークに変えた。


「「そして最後の五人目!トリ飾るのは我ら降神町役場、期待の新星!善良・勤勉・人畜無害!手堅さは誰にも負けない!十乃とぉおの めぐぅるぅ~!」」


「んん~!?んむん~!!」


 白いタキシード姿ではあるものの、さるぐつわでイスに縛り付けられ、必死にもがく巡の姿に、盛り上がっていた花嫁達は一様に眉根を寄せた。


「なあに、あの人?何で縛られてるのかしら…?」

「どうでもいいけど、見た目がフツ―よね」

「確かに他の四人に比べると、何かフツ―ね」

「イケメンって訳でもないし、何で出てきたのかしら?」


 口々に勝手な事を言い始める花嫁達。

 そして、身動きできない巡は、成す術がない。

 二弐は、五人を従えながら、マイクで続けた。


「「さあ、如何です、皆さん?粒が揃いに揃ったこの殿方達と、お近付きになりたくはないですか!?」」


 二弐のその言葉に、花嫁達が興奮して叫ぶ。


「なりたーい!!」

「メアド交換するだけでもいい!!」

「せめて、握手を!!」

「それがダメなら、傍でにおいだけでも!!」


 燃え立つ乙女の激情に、二弐は深く頷いた。


「「いいでしょう…では、これからは『戦い』です」」


 会場が一瞬静まり返る。

 構わずに二弐は続けた。


「「今から、この五人を掛けて、皆さんである競争をしていただきます。その勝者となった五人の花嫁が、それぞれ彼らとの一日デートできる権利を獲得できるのです…!」」


 おおおおおおおおお…!!!!

 その瞬間、凄まじい歓声が会場を包んだ。

 それは、恋に飢えた花嫁達の咆哮ウォークライだった。


「「ルールは簡単です」」


 人差し指を立てて、二弐は続けた。


「「この園内のとある場所に、それぞれ特別な花束ブーケが隠されています。花束ブーケはそれぞれ『バラ』『チューリップ』『ハイビスカス』『ヒマワリ』そして『白百合』の五つ。定刻以内にそのいずれかをこの会場に持ち帰った花嫁が勝者となります。そして…」」


 更に、二弐は五人の男性を指し示した。


「「彼らの胸元にあるブートニアが見えますでしょうか?それぞれが付けている花の種類と花束ブーケは対応しておりますので、くれぐれもご注意ください」」


 見れば。

 飛叢は『バラ』

 釘宮は『チューリップ』

 凪は『ハイビスカス』

 楯壁は『ヒマワリ』

 そして、巡は『白百合』のブートニアを身に付けている。


 「「そして、一つご忠告がありま…」」


 「もらったぁぁぁぁッ!!」


 不意に。

 一人の女性がステージになだれ込む。

 ショートの黒髪に、ややキツ目のまなじりが特徴的な、いかにも「有能な秘書」といった風の女性だ。


「すみませんが、こっちにはうだうだやってる時間はないんです…!」


 二弐の目に、その女性の風貌は“烏天狗からすてんぐ”の様に見えた。

 女性は押印済みの「婚姻届」を手に、ウェディングドレスをものともせず素早い動きで五人に肉薄する。

 その顔に勝利の笑みが浮かんだ。


拇印ぼいん、頂戴!」


 その瞬間。

 二弐がステージ袖に向かって叫ぶ。


「「支援要請!『コール・G』!」」


ちゅどどどどどどどどどど…!!!


 どこからともなく飛来した無数のミサイルが、女性に直撃。

 そのまま、黒焦げになった女烏天狗はドッと崩れ落ちる。

 その光景に、会場に戦慄とどよめきが走った。


「「ありがとう、ゲルちゃん」」


 そう言いながら、舞台袖に手招きする。

 すると、可愛らしいミニのウェディングドレスに身を包み、クマのぬいぐるみを抱えたゲルトラウデ(七人ミサキ)がトコトコと登場した。


「「お見事。やっぱり、エルフリーデさんにお願いして呼んでおいて良かったわ」」


「(^^)v」


 『最強火力幼女ゲルトラウデ』の頭を撫でながら、ズタボロになった女烏天狗を差し、二弐がにこやかに告げる。


「「えー、ご覧のように不埒な思いで、条件を満たさずに彼らに近付いた場合、この娘の『機甲師団セキュリティ』による一斉迎撃が発動しますので、ご留意ください」」


 再びどよめく会場。

 だが、逆に非常なまでに公平なルールが、乙女達の戦意を盛り上げていた。

 二弐は不敵な笑みを浮かべた。


「「後は特にルールは設けません。人間と人間、妖怪と妖怪、或いは人間と妖怪…互いに協力し合うのも邪魔し合うのも自由です。制限時間は今から二時間以内。それまでに花束ブーケが見付からなかった場合は、全員失格です」」 


 二弐のその右腕が、天を指してゆっくり上がる。

 その意味するところを悟った花嫁達がゴクリと喉を鳴らす。

 二弐は宣言する様に告げた。  


「「さあ、麗しの花嫁達よ!今こそ、その手に愛と勝利を…『降神町ジューンブライド・パーティー』メインイベント、題して『六月の花嫁大戦ジューンブライド・ウォーズ』…ここに開戦!」」


 二弐の腕が振り下ろされる。

 

 うおおおおおおおおおおお…!!!!


 その日、降神町の大地は震撼した。

 百花繚乱の花々が上げた雄叫びに。

 次々に会場から飛び出して行く花嫁達の姿は、まさに野牛の群れの突進のようだった。

 ステージ上でそれを見送った飛叢が、二弐に向かって言った。


「よお、二口の姉ちゃんよ。俺達イベントの手伝いは引き受けたけど、こういった趣向は聞いてねぇぞ!?」


 飛叢の非難がましい視線に、二弐はいつもの様子で両手を合わせる。


「うふふ、皆さん、ごめんないさいね~」

「後でお礼ははずむから、ご協力お願いします」


「でも、僕達、この後どうするの?その…勝った人と本当にお付き合いしなくちゃダメなのかな…?」


 不安そうに釘宮がそう聞くと、二弐は首を横に振って笑った。


「まさか。何も本気でお付き合いする必要はないわ。後は当人同士の話だしね」

「ただ、女の子達のささやかな夢を叶えるため、ちょっとだけお付き合いしてあげて」


「それはいいんだが…」


 未だイスに縛られ、もがき続ける巡をチラリと見ながら、凪が続けた。


「本当にこの展開で合っているのか?十乃の様子からして、全く納得してないように見えるんだが…」


 鏡冶きょうや影鰐かげわに)に付き合い、イベント見学に来た折りに飛叢に誘われて手伝いをする事になった凪だったが、担当者である筈の巡がイスに縛られ、さるぐつわをされているのを見て、さすがに不審な面持ちだ。

 それを二弐が笑い飛ばす。


「だーいじょうぶ、大丈夫♪」

「十乃君ってば、緊張からちょっと情緒不安なだけよ」


「ぬーっ!ふぬーっ!?」


「…そ、そうか……………いや、そうか…?」


「いやあ、なかなか楽しい趣向ですし、こういうのもアリじゃないですか?」


 はっはっは、と朗らかに笑う楯壁。

 それを飛叢がジロリと睨む。


「あー、俺らはいいとして…何で、お前さんがここに居るんだよ?」


「ああ、実はこの会場の給仕係の陣頭指揮に、僕の家の執事やメイド達が来ていましてね。その仕事ぶりを見学に来ていたら、先程そちらの二口女さんに誘われまして」


「あのな…あんたも無関係の人間を巻き込むなよ」


 飛叢が舌打ちしながら、二弐にそう言った。

 楯壁は飛叢達と因縁のある「K.a.Iカイ」の顧問の一人だ。

 それ故、飛叢は先の「絶界島トゥーレ」での一件以来「K.a.Iカイ」やその主催企業である「muteミュート」に関わる連中に良い印象を持っていない。


「いや、無関係でもないですよ?ご存知のように、僕は鉤野こうのさん(針女はりおなご)とはよく見知った仲ですし」


 あくまで爽やかな楯壁に、飛叢が鼻を鳴らす。


「けっ…金持ち同士、何やってんだか」


「まあまあ、せっかく協力してくれてるんだし、ね?」

「今日は年に一回の特別なお祭りみたいなもんだし」


 いつものゆるふわオーラを発揮し、二弐がそう取り成した。

 そして、静かに目を閉じ、人知れずそっと呟いた。


「そう…特別な、ね」

「皆、頑張ってね…!」


 二弐は同僚である三人の女性に、声援を送る。


 今回、こうして二弐がイベントジャックを・・・・・・・・行ったのは、実は彼女達のためだった。


 本来のメイン企画として採用されていた「サプライズ・プロポーズ」は、実は彼女が企画発案に苦しむ巡に提示した、いわば「ダミー企画」だった。

 しかし、ダミーとはいえ、準備手順から資材の配置まで、一通りは本命であるこの企画と重複させているため、進行している人間すら直前までそうとは気付かない。

 現に異変に気付いた時は時すでに遅く、担当者である巡は止める間もなくあっさりと二弐に拉致監禁されてしまったのだった。

 加えて、準備段階においても役場の職員を可能な限り排除し、飛叢達の様な外部のボランティアスタッフで構成することで情報の漏えいも防ぐ事が出来た。

 元々、情報収集やその操作には、悪魔的に長けた二弐である。

 よしんばバレても、得意の舌先三寸で乗り切る自信があった。

 そうまでして、彼女がイベントジャックに踏み切ったのは、ひとえに輪、摩矢、沙槻のそれぞれの想いを後押ししたかったからだ。

 三者三様に、巡への気持ちに悩んでいる姿を見て、二弐なりに不憫に思ったからである。

 かといって、公然と誰か一人を応援する訳にもいかない。

 なら、公平な勝負を通じてチャンスを与え、気持ちを伝える切っ掛けを作ってやればいい。

 二弐はそう結論付けたのだった。


((これだけ派手にやったんだから、三人とも今ごろは気付いた筈よね。あとは誰が勝つにしろ、何かがが変わっていくでしょう))


 さいは投げられた。

 後の出目は、運命の女神に委ねるしかない。


「ささ、殿方の皆さんは控室で休んでいてくださいね」

「私はこの後、実況に回りますから」


 四人の男達を袖にある控室にエスコートすると、二弐は縛られたままの巡に近寄った。


「ごめんねぇ、十乃君は私と一緒に奥の実況席に来てね?」

「皆の頑張ってる姿、一緒に見ましょうね~♪」


「んんんん~!?」


 首を横に振りながら目で訴えかけるも、二弐はにっこりと微笑み、


「えいっ【両咀双嚼りょうそそうしゃく】」

「ちょっと揺れるのは我慢してね?」


 二弐が妖力を発動させると、その長い髪が二条の蛇と化した。

 そして、十乃が縛り付けられたイスの足にスルスルと巻き付き、ひょいと持ち上げる。

 そのまま、二弐の後頭部の口が大きく開き、イスの足を器用に咥えると、


「ゲルちゃんは、引き続きステージ周辺の警護をお願いね?」

「さーて、じゃあレッツゴー!!」


「んんー!?」


 ビシッと敬礼するゲルトラウデを後に、二弐は意気揚々と去っていった。

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