異世界心療内科カルテ
東京で心療内科医として勤務していた私は、ある晩、研究書をめくっている最中に突如として異世界へと飛ばされてしまう。ところが、この異世界では長きにわたる戦争がようやく終結したばかりで、しかも「余計な異世界人はもう要らない」という空気が漂っていた。さらに期待していた“異世界転生あるある”の強大な魔力もほとんど持ち合わせていないことが判明。言語も文明もまったく異なる地で頼れるのは、東京での医療経験とカウンセリングの知識のみだった。
そんな状況に追い込まれた私は、手違いで呼び出されてしまった以上、仕方なく新天地で心療内科を開業する。人間だけでなく、多種多様な種族が抱える心の傷や、終戦直後の国が抱えるトラウマにどう向き合い、癒やしていくのか。さらには、元の世界へ戻れる方法はあるのだろうか──。
そんな状況に追い込まれた私は、手違いで呼び出されてしまった以上、仕方なく新天地で心療内科を開業する。人間だけでなく、多種多様な種族が抱える心の傷や、終戦直後の国が抱えるトラウマにどう向き合い、癒やしていくのか。さらには、元の世界へ戻れる方法はあるのだろうか──。
log 1. 異世界心療内科への深夜の患者様
2025/01/16 16:50
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log 2. 危険な魔法使い
2025/01/16 18:30
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log 3. 魔法使いと問診票
2025/01/16 20:37
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log 4. 診察開始
2025/01/18 03:49
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log 5. 罪を忘れられる時間
2025/01/19 03:21
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log 6. 無価値な私にできること
2025/01/20 21:08
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log 7. 診察ついでに魔王城にお出かけ
2025/01/20 23:13
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log 8. 魔王城での迷子
2025/01/22 05:40
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log 9. イブに誘われて
2025/01/23 02:43
log 10. 消された名、削られた記憶
2025/01/31 13:56
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