ゲームの始まり.1
はじめて小説を書くので文章に違和感を感じると思いますがよろしくお願いします。
異世界転生というものをご存じだろうか、そうあの死んだときに神様からチートなスキルをもらったり、気が付くと異世界で目が覚めて赤ん坊となって第二の生をすごしたりするあれである。
この俺、八雲大河は不慮の事故に遭遇し死ぬかと思われていた。しかし、死の直前に視界がまばゆい光に包まれた後にこの空間に飛ばされた。まぶしい光により思わず閉じていた目をあけると、そこは見渡す限り白い空間が広がっていた。どうやら、その時にもっていた荷物も一緒に移動したようだ。
周りには自分以外にも老若男女、国を問わず無数の人々がいた。状況を把握できずにすわっていると気さくのよさそうな自分とは違った明るそうな金髪の男が話しかけてきた。みたところ日本人ではないようだ。
「こんにちわ、僕はディラン・シュタイナーよろしく。君の名前は?」
握手を求めながら話しかけてきた。しゃべりと口の動きに多用の違和感を感じ気になったので握手に応じながら疑問に思ったことを口にした。
「私は八雲大河です。失礼ですが、日本人のようにみえませんが生まれは?」
彼はやはりかというすこし納得した表情をしながら口をひらいた。
「僕はドイツ人だよ。他の人とも話していて同じように思うんだがどうやらこの空間では話す言語が違っていても問題なくコミュニケーションがとれるように細工がしてあるらしいね。でも、こんな技術を作るには現代の技術では絶対に不可能だと思うよ。となると異世界転生をする前に神様に遭遇する空間じゃあないかと、僕は思うんだ。」
「どうして、そんな風に思うんですか?」
異世界転生なんて考え方が一番目にくるのはどうかしてると思うが、、、
「うーん、僕が聞いた人たちはこの空間の第一印象としては異世界転生みたいな感じの空間らしいんだ」
言われてみればそうなのか、、、
「確かに白い空間でいかにも神様が、「どうやら、すべてのプレイヤーがそろったようですねぇ」」
声のしたほうに目を向けると、神々しいオーラをまとった男か女かわからないような中性的な顔立ちのいい人物がスーツを着て中空に浮いていた。
そのオーラに圧倒されたのか、それまで喋っていた人たちはほとんど静かになった。だが、みながみなこの情況で冷静になれるほど正気ではなかった。
中年を迎えてそうなある男が声をあげる。
「俺たちをこんな空間に追いやって何が目的だ。」
ある女性は涙ながらにこう叫ぶ。
「家に子どもを残してきたの!!早く返してっ!」
またある少年はスマホを向け動画を撮影しながらつぶやく。
「これ神様?!なら、動画とってTmitterに上げたらバズるじゃん」
小さな火種から静かだった声は大きくなり、みなざわめき騒ぐ。
白い空間の中空に現れたその人物は彼らをじっと見ながら地面に降りて口を開いた。
「皆さん、落ち着いてないと思いますが、これからルール説明をするので静かにしてくださいねぇ。じゃないと排除させてもらいますよぉ。いいですね~わかりましたかぁ?。」
今度は言葉が耳から聞こえなかった。直接脳内に響いてきているのだろう。だがそんなことで黙らないやつは少なからずいた。
「は?排除wwwwwwwいや無理だろ。こんな小柄な奴が地元では負け知らずの俺様に命令できる立場にいるのか?おい、さっさとこのふざけた空間からかえせよ!なぁおい!!なんかいったらどうなんだ!」
見るからにがたいのいい男がそいつに詰め寄り胸倉をつかもうと、、
いやつかめなかった。正確には触れようと手をのばした腕が消しとんでいた。
「ああああああああああああああああ、腕がぁああああああああ」
「だから、静かにしてくださいといったのにぃ」
あきれながら、腕の痛みをかばいながら地面に這いつくばっている男の目の前で左手を払いのけるのかのようにふると次の瞬間男は消えていた。
自分を含め周りの人々は力の関係を理解し、恐怖し、沈黙した。
「じゃあ、ゲームの説明をしましょうかぁ」
ハーメルンでも更新しています
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ハーメルンのほうが更新早めです。