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街灯

作者: 首無

 数えきれないほどの雨の中に二人の未来を照らすのは街灯の明かりだけで。傘も差さずに歩き続けた。

 たまに水溜りがふたりの距離を遠ざけて、でも二人はいつも離れることなく手を繋いでた。だから寂しくはなかった。 

 ちょっとずつしか前に進めないけどちょっとは前に進める。ただそれだけの事に二人で目を合わせて笑い合うのだ、きっと未来はこの街灯の明かりよりはるかに明るいのだと信じて

 二人は決して振り返ることはなかった。過去なんて今を生きる私たちには関係無い、そう言って。


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