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こうして、間違ったブルースプリングが始まる。
クソしょうもないいのでご了承ください。
この僕、青垣圭介は春から市立大岡中学校に入学した。
この中学校は眺めのいい丘の上に建っている。
まあ人口30万弱、海に面する漁業が盛んな街の中学校だ。
別にそんなに目立つわけでもない、背が高くてちょっと勉強できるだけの割と平凡な僕。
まあまあ友達はいるほうだし、好きな女子もいた(過去形)。
しかし、中学校がこんなにも恐ろしい場所だなんて、この時の僕は知る由もなかった。
ここから、僕の最悪の青春のような何かが始まってしまった・・・