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神に愛されし魔闘術師  作者: アラシ
第一章
2/14

1話 

「ううっ、もう朝かぁ〜」


 日差しが眩しい。時計を見ると8時ジャスト。少し寝過ごしたようだ。


「今日から学園か。やっとあいつに会えるな」


 布団から起き上がって制服に着替える。ブレザーだ。ネクタイを慣れた手つきで結んでいると今朝の夢を思い出した。前世のことを夢で見るのは久しぶりだった。


「これも師匠に久しぶりに会うせいだな。あったら一発ぶん殴ってやる」


 そんなことを一人ごちて家を出た。朝食は時間がないからトースト1枚。家には俺以外誰も住んでないので食事は自分で作る必要があるのだ。


 トーストをくわえて学園までの道を走る。これで俺が女の子だったら曲がり角で素敵な出会いが起こったのかもしれないが生憎と俺は男なのでそんなことはなかった。


 そんなことを考えているうちに時刻は8:20になっていた。入学式は8:30からなのであと10分しかない。


「仕方ない、少しショートカットするか」


 というのと同時に屋根に飛び移った。屋根までは高さ3メートルはあったが、魔法を使えば楽ちんだ。まあ魔法を使わずとも飛べないことはないが。


 屋根から屋根へ飛び移って学園へと向かっていると俺とおんなじことをしている女の子がいた。どうやら学園の生徒らしい。制服を着ている。そんなに全力で走っているとパンツ見えちゃうぞ〜などと思っているとどうやら足でも引っ掛けたのかすごい速度で頭から地面へ落下していた。あのままでは大怪我をしてしまうだろう。助けにいこうと思ったがどうにも間に合いそうもない。


「こんなことで初日から力使っちゃうとはなぁ。幸先が悪い。」


 と言いつつ力をもつ言葉を唱える。


   『 封印解除リミットオープン 』


 その言葉と同時に魔力がほんの一瞬溢れ出すが次の瞬間には女の子とともに屋根の上に着地していた。腕のなかに抱えた女の子を見てみると落下の衝撃に備えてか、体を縮こまらせていたのでそっと声をかけてあげる。


「もう大丈夫だよ。心配しないで」


 そういうと女の子はおそるおそる目を開けて状況を確認すると体の力を抜いた。いや、気絶したみたいだ。どうやら安心感から気が抜けて意識がとんだみたいだ。どうしたものかと思っていたがもう時刻は8:25になっていたので俺は彼女を抱いて急いで学校へとむかうのだった。








2話目です

自分の思った通りにかけなくて難しいです

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