1/6
Prologue
ねぇ…私は、あいつを好きだった?
本当に好きだった?
依存と執着
でも、確かに好きだった。私は、そう、思いたい。
人を傷付けないように生きるなんて出来やしない。
愛する人ほど傷付けてしまう。
なんでなんだろう?
どうして素直になれなかったの?
自分を責め続けた日々
恋をすると、自分という人間がどういう人間かよ〜くわかる。
どうしようもない程に。
自分って鏡を見る程怖くて苦しいことはない
こんなに苦しくて情緒不安定で
笑ったり 泣いたり 暗くなったり
でもね、今なら思う
あの時があって良かったと…






