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草の詩

【短歌十二首】


枯れ草が

灯りに透けた夜道では

土と話をはじめたみたい



野良犬の気持ちになって

夜道を歩いた

君の言葉を噛み砕き



今どきの女子は好き

グミの種類は果物の種類を

越えるかも



私ってクローンではないはず

とうさん、かあさんがいるから

だからね



丸い鳥の卵よ

あたためてもらうんだよ

無事に産まれるために



羽化をすれば

いばらの道で無事だけを

祈る諸行無常の世なり



白かれ草が背を丸め

優しい人を思うよ

あたためてもらった



残り香を辿るように

きみの草詩を読む

後ろ姿を探しに



霜月が教えてくれた

足元に降りていく

巡っていく源水



歌うとき我慢の涙が溢れたら

女心は もう笑おう



夏の露草 空へ放たれ

冬空に瞬いているよな聖夜



吾の足元を照らす燈火

導きに似て咲く花に感謝を

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