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少女の光

ベットに横たわり私は窓の外を見ている


雲一つない秋晴れ


真昼の光の中を一人の少女が走って行く


風のように


あの少女はかつての私


あの光の中を私は確かに走っていた


私はベットに横たわり走りゆくかつての私という少女を見た


その光の速さに戸惑いを隠せない


けれどここで私はその少女を見ることが出来て


その残像の光が私に微笑みをくれたのだ


何処までも澄む青空に解けていく


少女よ走れ 愛おしい想いを抱いて


今この時を


その光の中を駆けて行け


風と共に


私もまた目を閉じて還る日に


その光の中ヘゆくだろう



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